ここまで混色に関する本やソフトを紹介してきました。これらは参考にはなりますが、実際の絵の具の色とは異なってきます。さらに、絵の具のメーカーによっても混色によって出来る色が微妙に違ってきます。 カラー・チャート そこで、今回は自分でカラー・ミキシング・チャート(混色チャート)を作ってみましょう。 カラー・ミキシング・チャート(混色チャート)とは、下図のように縦軸と横軸に絵の具を配置し、縦軸と横軸の絵の具を混色し、面を埋めたものです。 このチャートを作っておけば、自分の好きな色を作るときの参考になります。 下は17世紀オランダの水彩用カラー・ミキシング・チャート本です。なんと!手描きで898ページ!だそうです。17世紀はオランダ美術の最盛期でした。この本は学習用に作られたようです。きれいでしょ。カラー・ミキシング・チャートは昔から重要だったのです。 カラー・チャートいろいろ カラー・ミキシング
腕などで透けて見える人間の静脈は実は灰色で、青色に見えるのは錯視──立命館大の北岡明佳教授(知覚心理学)がこんな事実を明らかにした。「『青筋をたてて怒る』は、正確には『灰筋を立てて怒る』になりますね」とのこと。 色彩の心理学では、周囲の色との対比によって異なる色に錯覚して見える現象(「色相対比」など)が知られている。北岡教授は、灰色と肌色が混在した絵をネットで見ている際、灰色が青色に見えることに気付き、「人間の静脈も同じ原理で青色に見えているのでは」と検証を試みた。 腕と脚を写真に撮り、画像処理ソフトで検証したところ、静脈の部分はRGBの数値上は黄色がかった灰色の値を示した。人間の静脈は、周囲の肌の色と静脈の部分の灰色の色の対比により、「目の錯覚や脳での信号の処理が複合的に生じ、青色と認識してしまう」のだという。 画像にモノクロ処理を加えると、灰色の静脈だけをくっきりと浮かびあがらせること
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