2011年版「日本の防衛」(防衛白書)が、37回目の刊行となる今回、本だけでなく、初めて電子書籍化もされることになった。 若い世代に普及している電子書籍端末で、防衛政策や安全保障、自衛隊への理解を深めてもらう狙いがある。政府は来月2日の閣議了承を目指している。 11年版防衛白書では、東日本大震災への対応や米軍との協力を巻頭特集に組む。軍備を増強して東シナ海などでの海洋活動を活発化させている中国への懸念を示す。 白書が電子書籍となった例は、総務省の10年版情報通信白書がある。
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防衛省は23日、海上自衛隊の輸送機を刷新する方針を固めた。中国海軍の太平洋進出が活発化する中、東シナ海の離島侵攻などの脅威に対処するためには、航続距離が長く搭載量も多い輸送機の導入が不可欠と判断した。東日本大震災での対応を教訓に民間機の転用から方針転換し、欧米の軍用輸送機から機種を選び、平成24年度予算案概算要求に関連経費を盛り込む。 海自は現在、輸送機として戦後初の国産旅客機「YS11」を3機保有し、厚木基地(神奈川県)を拠点に人員・物資を各基地に運んでいる。ただ、YS11は昭和41年の導入で老朽化している上、搭載量は約3トンで、大量の武器輸送には適していない。航続距離も短く、厚木から約2千キロ離れた南鳥島(東京都小笠原村)の航空派遣隊に物資を運ぶには硫黄島(同)で給油する必要もある。 新輸送機は数十トンの物資を積める機種を選定し、25年から4機以上を導入する。当初はYS11と同様に
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