事故多発「ファラオの呪い」? SNSで話題、学者火消し―エジプト 2021年03月29日13時27分 28日、エジプトのスエズ運河で座礁したままのコンテナ船(EPA時事) 【カイロ時事】相次ぐ事故は「ファラオ(古代エジプト王)の呪い」では―。エジプトでスエズ運河での大型船座礁や列車衝突などの災難が続いたことを受け、古代文明にまつわる伝説との関係を疑う声がインターネット交流サイト(SNS)に次々と投稿され、話題になっている。専門家は「関連はない」と平静を呼び掛け、火消しに躍起だ。 <スエズ運河で大型船座礁 関連ニュース> エジプトでは23日、正栄汽船(愛媛県今治市)が所有するコンテナ船が海上輸送の要衝スエズ運河で座礁し、ほぼ1週間がたっても立ち往生したまま航路をふさいでいる。さらに26日には中部ソハグ県で列車衝突事故があり、当局発表で19人が死亡、180人以上が負傷した。 追い打ちをかけるよ