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ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (6)

  • 砂場としての2ちゃんねる - レジデント初期研修用資料

    ネットは年々厳しくなっていくように思える。 ルールは昔を引き継ぐものだから、昔からいる人たちはすでにルールを知っていて、ルールはますます複雑に、あとから入ってきた人には分かりにくいものになった。ネットワークでできることはずいぶん増えて、ネットのうわさ話がニュースに取り上げられる機会も増したけれど、結果としてこれは、「やってはいけないこと」をやってしまった人が負うべきペナルティを、ずいぶん重たいものにしてしまった。 取り返しのつかない状況に陥るまでの時間も短くなった。HTML の昔なら、記事を書いて検索エンジンに取り上げられるのに1週間ぐらいかかったけれど、blog の記事をネットに上げると、5分もすれば Google の検索に引っかかる。Twitter はもっと速くて、書いて1分もすると、もう検索サイトにログが残って、そうなるともう、自分では記事をコントロールすることができなくなってしまう

    take-it
    take-it 2011/07/23
    ソーシャルサービスが恐ろしいんじゃなくて、祭りにしたてあげる連中が恐ろしいのでは。サービス自体を主体にしていて、誰が騒いでるのかを考慮してないせいでちょっとズレてる気が。
  • 理不尽にやると上手くいく - レジデント初期研修用資料

    ちょっと前、「ジューサーの中に金魚を入れる」という現代美術の展示があった。 ジューサーの中に金魚と水が入っていて、スイッチだけリモコンで、観客の側に置かれる。観客は誰もがそのスイッチを押すことができるようになっていて、「いつでも金魚を殺せる」という、その感覚が展示になっていた。 金魚の寿命を延ばすもの この展示で、実際にボタンを押せた人はたぶんいないのだろうけれど、これをたとえば、ジューサーに入れた金魚をインターネットで公開して、ネットの向こう側にいる誰もが、匿名のままそのボタンをクリックできるようにしておくと、誰かがボタンを押してしまう。多数決ルールを導入して、「ボタンを押した人が累計で10人を超えたら、ジューサーの電源が入ります」という看板を出しておくと、ボタンが押される閾値はますます下がる。 匿名ルールを廃して、たとえばTwitter のような、押した人をある程度トレースできるメディ

    take-it
    take-it 2011/02/26
    ネットに関して言えば、映画『ブラックサイト』がそんな感じ。一定までアクセス数がいくと殺人が行われる。http://bit.ly/gV2Wz0 ロシアンルーレット的なゲーム性が気持ち悪いが、必要「悪」か。
  • 面白い物を生み出す仕組み - レジデント初期研修用資料

    出版社ごとの、文化というか、時間の流れかたについて。 原稿は忘れた頃にやってくる ずいぶん昔、所属医局で教科書を書くなんて話が持ち上がったときには、ずいぶんゆっくりとした流れだった。 企画書が回ってきて、分野ごとに担当執筆者が決められて、締め切りはたしか、3ヶ月ぐらい後だった。時間の流れかたは、締め切りが遠いとずいぶん速くて、「そのうち書こう」なんて思った原稿はそのままになって、最後の数週間、大いに慌てた。実際に「締め切り」が来て、原稿はもちろんそろわないから、それからまた、ずいぶん時間がたった。 原稿を書いたことすら忘れた頃、印刷物になった原稿が、手元に帰ってきた。みんなでそれに赤で訂正を入れて、たぶん訂正したのはそれっきりで、原稿はになった。 今でも時々、上の先生がたがを書く。やっぱり「忘れた」とか「忘れた頃に」なんて言葉は多くて、出版のペースは、そんなに変わっていないような気がす

  • 交渉の名人が来た - レジデント初期研修用資料

    警察で収監中の人が、「症状悪化にて入院希望」でやってきた。刑事さん同伴で。 外来でおきたこと 「ひどい腹痛にて受診希望」ということだったんだけれど、元気だった。朗らかで、親しそうで、 当直をしていた自分と患者さんと、なんだか15年ぶりに出会った友達としゃべってるみたいだった その人が外来に来た最初、「先生、俺はこの病院が第2の実家みたいなものなんだよ」と言われた。 子供の頃はよくこの病院に来て、「俺は小学校の頃からここの院長に頭叩かれてたから、 バカになっちまったんだよ」とか、懐かしそうに語ってた。目も笑ってた 愛想がいいのが、逆に怖かった。警察の人が6人ぐらいでその人を囲んでいて、その人も全身入れ墨、 手錠に腰縄のフル装備なんだけれど、ずっと朗らかだった 「症状が悪化」しているようには見えなかったし、人も、痛がってみせるとか、 苦しんでみせるとか、そんなそぶりは全くないんだけれど、「今

    take-it
    take-it 2009/10/17
    頭が良くて悪い人とのやりとりはおっそろしいなぁ。。。/普段のやりとりも気をつけたい。何処で誰にどうつかわれるかわからんもんな。
  • 同意獲得ゲームとしてのネットコミュニケーション - レジデント初期研修用資料

    実世界でのコミュニケーションが、「合意形成ゲーム」であるのに対して、 ネットコミュニケーションというものは、「同意獲得ゲーム」なのだと思う。 ゲームの目的が違うから、おしゃべりの戦略は異なってくるし、ゲームが違うから、 ネットで支持を集めた言葉というものは、ネットの壁を越えて、実社会に浸透できない。 コミュニケーションの大きさと深さ 「2ちゃんねる」みたいな場所には、何となく、「話を聞いたら、それをもっと面白くしないといけない」という、 プレッシャーみたいなものが働いている気がする。 物事を分析する方向で「面白く」するのは大変だから、たいていは、「動物を見た」というお話が 「狼を見た」になって、「狼が襲ってくるぞ」に進化していく。 「ラーメン屋さんのスープが夕方になると塩辛くなる」理屈と同じで、掲示板みたいな場所に留まって、 そこにいる人たちからの同意を獲得しようとすると、話題はどうしても

    take-it
    take-it 2009/09/04
    「歩み寄り貨幣」とか面白いな。行動分析学とか行動経済学なんかに近いんだろうか。
  • 間違え電話に相手の本名とGmail アドレスがついてきた - レジデント初期研修用資料

    携帯電話のことは何一つ分からないので、とりあえずおきたことだけ。 スマートフォンを買った ごく最近、HT-03A という、Docomo のGoogle 携帯電話を買た。 それまで6年間ぐらい使っていたのは、カメラもi モードも使えない機種だったから、 ここ数年間の携帯電話がどんな具合になっているのか、自分はまず、そのへんを全く理解できていない。 間違え電話が来た 昨日の夕方頃、知らない携帯電話からの着信があった。もたもたしてたらベル2回ぐらいで切れて、 結局その電話は取れなかった。 普段仕事に使っている番号は、全部携帯電話の「連絡先」に入れてあるから、 その電話番号はとりあえず、「知らない人」からだとは分かった。 HT-03A の着信履歴にはその電話番号が残っていて、そこにはなぜか、 発信者の名前がカタカナ表記で書かれていて、その人のGmail アドレスが一緒に表示されていた。 最初はSp

    take-it
    take-it 2009/08/29
    Google携帯のことはよう知らんのだがGmailのアカ二つ持ってたらどうなんの?/はてなもそうなんだけど、ユーザーに情報のコントロール権がない&デフォルトで公開のがイミフ。「最近の活動」とかね。性善説過ぎ。
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