テカムセの呪い(テカムセののろい、英: Tecumseh's Curse)とは、第9代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・ハリソンの肺炎による死から始まる、西暦で20の倍数の年に選出されたアメリカ合衆国大統領への一連の災難の原因とされる呪い。 概要[編集] 呪いの主はインディアン部族のひとつショーニー族のテカムセ酋長で、領土を白人に奪われた末に1811年にティピカヌーの戦いでウィリアム・ハリソンに殺されたために、あるいは彼の弟で予言者のテンスクワタワがかけたという。その「呪詛」は20年ごとに選ばれる大統領を死に至らしめるとされる。幾つかの資料では、テカムセを亡くした母親がかけた呪いとされるが、確固たる証拠はない。また一連の災難の原因が「インディアンの呪い」にあると示す明瞭な出典もない。 一方で、一連の合衆国大統領の頓死をロバート・リプレーは自著『信じようと信じまいと』[1]で「不思議な法則」と