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ブックマーク / rockridge.hatenablog.com (34)

  • Firefox 49でChrome・Safariを基準に作成されたコンテンツの表示精度が向上 - Mozilla Flux

    Firefox 49では、既存のコンテンツとの互換性を高めるため、-webkit-のベンダープレフィックス(以下「webkit接頭辞」)がついたCSSプロパティや属性を多数サポートしている。layout.css.prefixes.webkitが初期設定で有効化される(Bug 1259345)ことによるもので、ベータ版リリースノートには掲載されていないが、Chrome・Safariを基準に作成されたコンテンツの表示精度が向上するため、一般ユーザーにとっても重要な変更といえるだろう。 サポート対象となる具体的なプロパティや属性については、MDNのFirefox 49 for developersにまとめられている*1。が、初期設定で無効のものが混じっているなど若干煩雑なので、改めて整理しつつ列挙しておこう。 -webkit接頭辞がついていても動作するプロパティ -webkit-align-it

    Firefox 49でChrome・Safariを基準に作成されたコンテンツの表示精度が向上 - Mozilla Flux
  • FirebugはFirefox 49本体に統合 現行の2.0.x系列はマルチプロセス機能(e10s)に対応せず - Mozilla Flux

    Firebugは2006年から開発が続けられているWeb開発者向けツールで、「あなたはあらゆるWebページのCSSHTML、及びJavaScriptをリアルタイムに編集、デバッグ、またはモニタすることが出来ます。」というのがうたい文句だ。Firefoxの拡張機能の中で最も有名なものの1つであり、現在でも200万人を超すユーザーがいる。開発チームのリーダーであるJan Odvarko氏はMozilla Corporationに在籍しているし、かつてはFirebugの動作に支障が出ることが、Firefox正式版のリリースを止めるバグ(Blockerバグ)にカウントされていたこともある。別格のアドオンといえるだろう。 そのFirebugが、Firefox 49で体に統合される。公式ブログの記事"Unifying Firebug & Firefox DevTools"で説明されているとおり、F

    FirebugはFirefox 49本体に統合 現行の2.0.x系列はマルチプロセス機能(e10s)に対応せず - Mozilla Flux
  • Mozilla、Microsoft、Operaが拡張機能のコアAPIの標準化を提案 - Mozilla Flux

    Mozilla、Microsoft、Operaの三社は、2016年5月2日(米国時間)、W3CのBrowser Extension Community Groupのメーリングリストにおいて、ブラウザの拡張機能におけるコアAPIやマニフェスト、パッケージを標準化することを共同で提案した。今後はGitHubで仕様を公開するとともに、Twitterアカウントでも情報を発信していくようである。 今回の共同提案に至る経緯を補足する記事として、Dev.Opera — For a Better Extensions Ecosystemがある。Operaは、2013年7月時点で、ベンダー中立的なブラウザアドオン用パッケージフォーマットである「NEX」を提唱しており、将来的にはフォーマットの策定作業を標準化団体において行っていくとしていたが、ようやくその努力が実った形だ*1。 現時点で、以下のようなコアAP

    Mozilla、Microsoft、Operaが拡張機能のコアAPIの標準化を提案 - Mozilla Flux
  • FirefoxのBeta版をそれと気付かずに使うユーザーが多いらしい - Mozilla Flux

    Mozillaが最近調査したところによると、FirefoxのBeta版ユーザーの多くは、Beta版を使用していることに気付いておらず、アップデートが多すぎると文句を言う人も少なくないのだそうだ。たしかに、アップデートの頻度はずいぶん違う。リリース版なら次のメジャーアップデートまでにせいぜい2回くらいだが、Beta版では10回以上になるからだ。 それにしても、Beta版を使用していることに「気付かない」というのは盲点だった。ダウンロードするときに、Beta版であることが明示されているではないか。だが、考えてみるとDeveloper Editionのように色彩を変えたアイコンは使っていないし、Beta版の意味を知らなければ、Webサイトに「安定した状態の新機能を試す」と書いてあっても、新機能も使えるFirefoxなのかと思うだけかもしれない。起動時に「これは正式版ではありません」と表示が出るわ

    FirefoxのBeta版をそれと気付かずに使うユーザーが多いらしい - Mozilla Flux
  • MozillaがProject Tofinoでブラウザの新たなあり方を模索中 - Mozilla Flux

    新たなパラダイムの探究 Firefoxはその成功ゆえに革新が難しくなるというイノベーションのジレンマに陥っている。そうした問題意識を背景に、ブラウザのユーザーインターフェイス(UI)のコンセプトが、1996年ではなく、2016年に作られたとしたらどうなるかを実験していくのが、Project Tofinoだ。プロジェクト名は、着想を得た場所がカナダのバンクーバー島にある同名の地域であったことに基づく。 プロジェクトのトップはMark Mayo氏。Mozilla CorporationでFirefox部門のSenior Vice Presidentを務める人物である。また、Firefox部門のLead DesignerであるPhilipp Sackl氏もプロジェクトに加わっている。しかも、チームのメンバーを少数に絞ってTofinoとバンクーバーに集め、他のメーリングリストやミーティングからも外

    MozillaがProject Tofinoでブラウザの新たなあり方を模索中 - Mozilla Flux
  • Firefox 44にアップデートするとはてなブックマーク拡張が動作しない(再追記あり) - Mozilla Flux

    Firefox 44がリリースされ、アップデート可能になっているが、アップデート後に再起動してみると、はてなブックマーク拡張(バージョン2.3.8.1-let-fixed)が全く動かなくなっている。過去記事・Firefox 44はアドオン互換性に要注意で懸念していた事態が現実化してしまった。近日中に公式修正版が提供されると信じているが、それまで同拡張が使えないのは不便極まりない。 有志による修正版を導入すれば、当面の問題をしのぐことができる。まずはabout:configの画面を開いて、xpinstall.signatures.requiredの設定をfalseに変更し、未署名の拡張機能を有効化しよう。次に、修正版が公開されているGitHubのページへ移動する。ここからの手順は、過去記事・はてなブックマーク拡張の使い勝手を取り戻す(追記あり)で紹介したとおりだ。 「ファイルからアドオンをイ

    Firefox 44にアップデートするとはてなブックマーク拡張が動作しない(再追記あり) - Mozilla Flux
  • Firefox 41/42でWebサイトの認証・通信暗号化の表示方法が変わる - Mozilla Flux

    Firefoxのロケーションバーの左端に表示されるアイコンをクリックすると、閲覧中のWebサイトが認証されているか、同サイトとの通信が暗号化されているかなどの情報がパネルに表示される。Firefox 39では、パネルはその情報に特化したものだが、Firefox 41では、認証や通信の暗号化に関する情報は、トラッキング防止やパーミッションに関する情報とともに、コントロールセンターと呼ばれるパネルに集約される。そして、コントロールセンターでは、詳細な情報はサブパネルから確認することになる。 具体的にどのような変化があるのか見てみよう。EV(Extended Validation)SSL証明書を備えたWebサイトをFirefox Nightly 42で閲覧し、ロケーションバーのアイコンをクリックすると、まずは安全な接続となっている旨がパネルに端的に示される。このパネルは、「>」アイコンをクリック

    Firefox 41/42でWebサイトの認証・通信暗号化の表示方法が変わる - Mozilla Flux
  • Firefox Developer Edition 41ではてなブックマーク拡張が機能しない件(追記あり) - Mozilla Flux

    Firefox Developer Edition 41で、はてなブックマーク拡張が機能しなくなっている。FirefoxのビルドID:20150712004007と拡張機能のバージョン2.3.7.1-signedとの組み合わせで確認した。前回記事にしたときは、Firefox Nightly 36で動かず、Aurora 35だと大丈夫だったのだが、今回は、Nightly 42も含めて全く使えない状態だ。 実は、同アドオンが機能しなくなったのは、Nightly 41の途中から。つまり、このとき加えられた変更が、Developer Edition 41でも維持されているわけだ。不具合であれば現時点までに修正されている可能性が高く、仕様変更が原因とみられる。 Firefox JavaScript changelog - JavaScript | MDNを見てみよう。Firefox 41のJavaS

    Firefox Developer Edition 41ではてなブックマーク拡張が機能しない件(追記あり) - Mozilla Flux
  • 速報: MozillaがPocket(旧Read It Later)をFirefox本体に統合(追記あり) - Mozilla Flux

    「あとで読む」系サービスとして有名なPocket(旧Read It Later)が、Firefox体に統合されることが判明した(Bug 1155467)。正式発表は行われていないものの、2015年6月2日(米国時間)にリリース予定のFirefox 38.0.5が統合のターゲットとされており、近日中にMozillaからアナウンスがあるとみられる。 Pocketとは Pocketは、サンフランシスコに社を置くRead It Later, Inc(以下RIL社)が提供するアプリケーションおよびサービス。RIL社による概要の説明は、以下のとおり。 Pocket は、面白い記事やビデオ、その他のウェブコンテンツを「後の楽しみに保存しておきたい」という人のため、ネイト・ウィーナーにより2007年に設立されました。一旦 Pocket に保存されると、コンテンツのリストが—携帯電話やタブレット、コンピ

    速報: MozillaがPocket(旧Read It Later)をFirefox本体に統合(追記あり) - Mozilla Flux
  • Firefox 38の性能を検証 ゲーム・プラットフォームとしての優秀さを示す - Mozilla Flux

    当ブログでは、延長サポート版(ESR)のメジャーアップデートが行われる時期をFirefoxの開発の区切りとみて、Web上で実行可能なベンチマークの測定結果を公開している。Firefox 38のリリースを目前に控え、今回はこれを中心に、Firefox 2431およびChrome 42と比較してみたい。 検証を行った具体的なバージョンを挙げると、32bit版のFirefox 31.6.0(ビルドID:20150325203137)およびFirefox 38.0 RC1(ビルドID:20150503173159)、それに64bit版のChrome 42(バージョン:42.0.2311.135m)である。Googleが一般ユーザー向けに64bitChromeを提供し、そこで性能の向上を謳っている以上、これに目をつぶって32bit版で揃えてもフェアではないだろうと判断した。 動作環境についてだが、

    Firefox 38の性能を検証 ゲーム・プラットフォームとしての優秀さを示す - Mozilla Flux
  • 64bit版Firefoxへの道のり(追記あり) - Mozilla Flux

    祝10周年 2014年11月9日にFirefoxはバージョン1.0のリリースから10周年を迎えた。これを受けて10日以降、「忘れる忘却」ボタンの追加などユーザーのプライバシーに配慮したFirefox 33.1がリリースされ、Firefox AuroraがWeb開発者向けにリニューアルされて「Firefox for DevelopersFirefox Developer Edition」の名称で提供されるなど、さまざまなMozillaの企画が実行されていく。 10周年記念キャンペーンの一環として、Windowsユーザー向けに64bit版Firefoxのプレビューが提供されるとみられる。記事では64bit版Firefoxの正式提供に向けた動きをまとめてみたい。 (14/11/10追記) 確定したブランド名を見落としていたので修正(Bug 1072181)。ボタン名もリリース版の表記に合わせた

    64bit版Firefoxへの道のり(追記あり) - Mozilla Flux
  • Firefox Developer EditionをただのAuroraとして使うには - Mozilla Flux

    Firefox Auroraがリニューアルされ、開発者専用ブラウザを謳うFirefox Developer Edition(以下FxDevEdition)がリリースされた(日語版)。Web開発者のニーズに合わせて作られたFirefoxの特別版であり、リリース版とは異なるプロファイルが自動的に作成され、実験的な開発ツールが搭載され、Web開発者向けの設定になっているほか、テーマも独自のものとなっている(MDNの解説)。なお、設定画面もタブ化されている(In-Content Preferenceが有効化されている)。 Mozilla Hacksの記事によれば、FxDevEditionは、Web開発者のワークフローを合理化することに焦点を当てているという。AndroidChromeやiOS版Safariのリモートデバッグを可能にするValenceアドオンも標準で搭載しているとのことだ。 とこ

    Firefox Developer EditionをただのAuroraとして使うには - Mozilla Flux
    tarchan
    tarchan 2014/11/11
    >Android版ChromeやiOS版Safariのリモートデバッグを可能にするValenceアドオンも標準で搭載している
  • 最近のFirefox Nightlyで困ったこと(追記あり) - Mozilla Flux

    Firefox Nightly 36を使っていて困ったことが2つある。1つは暫定的に問題を回避したが、もう1つはいまだに悩みの種だ。 Flashプラグインのクラッシュが頻発 Nightlyで新しいWebページを開いた際、Flashコンテンツが含まれていると、しばらくブラウザごとハングした後でプラグインがクラッシュする。たまにクラッシュしないこともあるが、たいていの場合は使用に堪えない。 原因は、Windows版Nightlyのビルド環境がVisual Studio 2013(VS2013)に移行したこと(Bug 1061335)にある。従来のVS2010と比較してビルド時間が短縮され、リンク時に仮想メモリを消費し尽くす問題も解決される(参照)など、移行のメリットは大きいのだが、Flashプラグインが保護モードでうまく動作しないという思わぬ副作用があった。 開発元のAdobeも問題を把握して

    最近のFirefox Nightlyで困ったこと(追記あり) - Mozilla Flux
    tarchan
    tarchan 2014/10/20
    Flashのやる気のなさ>VS2010に戻すという選択肢もあるので喫緊の課題とはいえない。Flash PlayerをVS2013環境にアップデートして解決することは短期的にはあり得ない。
  • Windows版Firefox 33でクラッシュやハングが多くなったと感じたら(追記あり) - Mozilla Flux

    まもなくFirefox 33がリリースされるが、Windows版Firefox 33では、OMTC(Off Main Thread Compositing)と呼ばれる機能が有効化されている(Bug 1074045)。これは、描画の前段階としてWebページ内の各要素から成る複数のレイヤーを一つにまとめる処理を、メインスレッドから独立したcompositorスレッドで行うというものだ(参照1、参照2、参照3)。 OMTCが有効化されることで、Firefox体の応答性が高まり、キビキビとした動作となることが期待される一方、これまでとは処理プロセスが変わるため、クラッシュやハングの原因となる可能性がある。この点についてMozillaは、Firefox 32でOMTCを有効化することを見合わせ、Beta版で判明したバグを潰していくことによって、目立ったクラッシュ率の増加などが起きないようにしている

    Windows版Firefox 33でクラッシュやハングが多くなったと感じたら(追記あり) - Mozilla Flux
  • Firefox 32の新しいHTTPキャッシュ(cache v2)とは - Mozilla Flux

    構想から2年半以上をかけてリリース版へ Firefox 32では、新しいHTTPキャッシュ(以下cache v2)が標準で有効化された。リリースノートでは、世代別GCの統合よりも上の、トップの項目に挙げられており、Mozillaがこの機能を重視していることがわかる。実際にも、特にAndroid版Firefoxを使っているとコンテンツの表示がスムーズになっているのを体感できる。 cache v2がブラウジングに与える影響は大きい。過去に閲覧したWebページを再度閲覧する場合、キャッシュの性能次第で表示の完了までにかかる時間が変わってくるのはもちろんだが、通常、Webページを閲覧した時点でディスク上にキャッシュが生成されるようになっているため、この処理が遅いとFirefox体の動作の足を引っ張ることになる。 その影響の大きさゆえに、cache v2の設計と実装は慎重に進められた。最初に構想が

    Firefox 32の新しいHTTPキャッシュ(cache v2)とは - Mozilla Flux
  • Firefox 31からアップデートする際のトラブルなど - Mozilla Flux

    Firefox 32がリリースされたので、Firefox 31から手動でアップデートしようとしたのだが、「Mozilla Firefoxについて」ウィンドウで更新のボタンをクリックしても何も起きない、という事態に見舞われた。ボタンが押せないのでダウンロードが始まらず、先へ進めないのだ。 ふと思いついて、アドオンマネージャから拡張機能のNorton Toolbarを無効化してみたところ、更新ファイルがダウンロードされ、正常にアップデートできた。Firefox体の問題ならさすがにリリース前のテストで引っかかるはずなので、アドオンが怪しい。中でも、体の動作に干渉するタイプのものが原因だろうと目星を付けたわけだが、当たりだったようだ。 同じような症状でお困りの方は、一度アドオンマネージャを眺めてみるといいかもしれない。セキュリティ関係のアプリケーションなど、外部のソフトウェアと同時にインストー

    Firefox 31からアップデートする際のトラブルなど - Mozilla Flux
    tarchan
    tarchan 2014/09/04
    >セキュリティ関係のアプリケーションなど、外部のソフトウェアと同時にインストールされるタイプの拡張機能には要注意である
  • Firefox 31のベンチマーク結果 Webアプリの処理性能を重視か - Mozilla Flux

    当ブログでは、Firefoxの延長サポート版(ESR)のベースが更新される時期を節目とみて、ベンチマークの測定結果を公開している。ESRの新たなベースとなるFirefox 31がまもなくリリースされる見込みなので、今回はFirefox 24と比較してみたい。 使用するのは、32bit版のFirefox 24.6.0とFirefox 31.0 RC2である。後者はリリース候補版だが、そのまま正式版になるとみられる。ユーザーエージェント文字列は以下のとおり。 Firefox 24:Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; rv:24.0) Gecko/20100101 Firefox/24.0 Firefox 31:Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; rv:31.0) Gecko/20100101 Firefox/31.0 動作

    Firefox 31のベンチマーク結果 Webアプリの処理性能を重視か - Mozilla Flux
  • Thunderbird 31は通過点 開発体制の強化が課題 - Mozilla Flux

    リリースノートに書かれていない新機能 Thunderbird 31がリリースされてからしばらくになるが、Lightning 3.3と合わせて特に問題は見られないようだ。 もっとも、リリースノートには、メールアドレスの補完機能など、新機能として3つが挙げられているにすぎない。Firefox 31と共通のソフトウェア基盤(Mozillaプラットフォーム)を採用していることが前提とはいえ、固有の新機能が当にこれだけだとすれば少なすぎるだろう。 実際のところ、掘り下げていけばいろいろと新機能はある。リリースノートが控えめすぎるのだ。そこで、Thunderbird 24のときと同様に、Thunderbird 25から31までの各β版がリリースされた際に公開されたリスト(25/26/27/28/29/30/31)を基に、注目点をピックアップしておきたい。 Instantbirdとの統合を強化(Bug

    Thunderbird 31は通過点 開発体制の強化が課題 - Mozilla Flux
  • 型推論の実装は高速リリースサイクルの試金石だった - Mozilla Flux

    Firefox 9の目玉機能であるJavaScriptの型推論(Type Inference:TI)。この機能をリリース版に投入できたことによって、ようやく当に高速リリースサイクルを維持するめどが立ったといっても過言ではない。それくらい、TIの実装は開発プロセスにおいて重要なチャレンジだった。 話は2011年8月上旬に遡る。同年6月にJavaScriptエンジンのモジュールオーナーを継いだMozillaのDavid Mandelin氏が、mozilla.dev.planningニュースグループに1のスレッドを立てた。『Shipping Type Inference and Other "Irreversible" Changes』と題されたそのスレッドにおいて、Mandelin氏は、TIの導入に当たって開発プロセス上の課題があると指摘した。 TIはJavaScriptエンジン全体を通じ

    型推論の実装は高速リリースサイクルの試金石だった - Mozilla Flux
  • FUELはなくなる - Mozilla Flux

    FUELは、拡張機能開発者向けにFirefoxが標準で提供するJavaScriptライブラリで、開発上の余計な負担を減らし、生産性を高める狙いがある。Firefox 3から導入された。 そのFUELが、Firefox 4で廃止される可能性が高まってきた。このことを最初に指摘されたのは、Alice0775氏だ。『FUELがなくなる?』には次のような記述がある。 Bug 536504 - Remove fuelApplications.js from the startup path によるとFUELを起動時には組み込まないようになるらしい。 拡張機能等で使うには拡張機能自信[ママ]で組み込まなければならなくなる。 http://blog.mozilla.com/rstrong/2009/12/23/firefox-javascript-component-startup-costs/ 起動時

    FUELはなくなる - Mozilla Flux