本とあとで読むに関するtaronのブックマーク (208)

  • 中世宮廷恋愛~政略結婚、精神的な愛、レディーファースト~

    キリスト教は、あくまで人間と神の間の愛という「無限の愛」がモデルです。 性欲から離れた「アガペー(神の愛)」の話です。 このキリスト教的な愛が、人間どうしの愛の中に入り込んできて、難しいことになります。 当時の時代背景 この新しいタイプの恋愛は、当時の時代状況を色濃く反映しています。 当時は封建社会であり、王の下に大領主たる大貴族がいて、その下には領主がいて、それぞれの領主の下に下級騎士が使えるというピラミッド構造になっています。 国同士、貴族同士で領地を奪い合い、血で血を洗う戦いをくり広げていました。 結婚政治の中での最重要カードの一つであり、貴族の女性は政治の道具として結婚させられるのが当たり前でした。(政略結婚) そのため、少女の頃から嫁ぎ先が決まっていたり、領主との間に20歳以上の年齢差があったり、まったく心が通い合っていないこともよくあることでした。 領主や大領主はさまざまな

    中世宮廷恋愛~政略結婚、精神的な愛、レディーファースト~
  • アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

    紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を

    アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
  • クジラの爆発を回避しつつ、体液にまみれ解体作業―― 海獣学者の知られざる日常をつづった本を漫画レビュー

    2021年7月21日、山と溪谷社から『海獣学者、クジラを解剖する。 ~海の哺乳類の死体が教えてくれること~』が発売されました。同書は海獣学者の知られざる日常と海の哺乳類の生態を紹介する科学エッセイです。 『海獣学者、クジラを解剖する。 ~海の哺乳類の死体が教えてくれること~』 著者は、国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹で、海棲哺乳類のストランディング(海棲哺乳類が岸に打ち上げられること)の原因を病気という観点から研究している田島木綿子先生。日一クジラを解剖してきた研究者です。 ねとらぼ生物部ではこれまで、研究施設の貴重な“ウラ側”や同館を支える“必殺仕事人”を取材を通して紹介してきました。今回は、「クジラは爆発する」「体液にまみれ異臭騒ぎ」など、驚きのエピソードがいっぱいの同書の魅力を、漫画家・長谷川ろくさんの漫画レビューとともにお届けします。 クジラは爆発するんです…

    クジラの爆発を回避しつつ、体液にまみれ解体作業―― 海獣学者の知られざる日常をつづった本を漫画レビュー
  • 『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』レビュー|神楽坂らせん

    『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』新訂版 遠藤 嘉基(著/文) /渡辺 実(著/文) ◇ いきなり教の紹介です。 そして、いきなり裏表紙の紹介文張っちゃいます。 半世紀近くにわたって読み継がれた、至高の現代文教がここによみがえる! 「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パートに分かれ、高校教科書の定番教材も多数収録。読者は、目の前にある文章について、内容や表現だけでなく、その表現を選んだ書き手の感性や想像力までも、つかめるようになるだろう。                      解說 読書猿 そう、このは、半世紀近く読み継がれた、至高の現代文教なのです! それが、大復活なのですよっ!!!(

    『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』レビュー|神楽坂らせん
  • マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所

    才能も努力もガチャだと思う 親ガチャが話題であるが、才能はガチャだと思う。 人が努力して得たものもあるだろうけど、努力できるのも才能の一つだ。ロールズの次の意見は正しい。 努力しよう、やってみよう、そして通常の意味で称賛に値する存在になろうという意欲さえ、それ自体が恵まれた家庭や社会環境に左右される そして、先天的なものだけに限らず、生まれてからどんな社会資源を利用できたか、利用できる環境にあったかも重要である。生まれつきと、みんなで寄ってたかってつくったものと、わずかばかりの自分の努力が「私の才能・能力」だ。 マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を読んでそういう気持ちになった。 実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 早川書房 Amazon いや、上に述べたことは実は、サンデルが書で言おうとしていることの中心軸ではない。だけど、書を読んで、

    マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所
  • 問題提起; 灰色文献定義の再考

    Overview; Rethinking the grey literature's definition 池田 貴儀 Ikeda, Kiyoshi 灰色文献は、一般の商業出版ルートでは入手が困難な文献である。最近は、機関リポジトリの普及等により、灰色文献もWeb上に全文情報が公開され、容易にアクセスが可能になりつつある。しかし、灰色文献のアクセシビリティは既に解決されているのだろうか。稿では、灰色文献国際会議(International Conference on Grey literature)における議論の中で提案された灰色文献の定義を紹介し、灰色文献に関する論点整理と問題提起を試みた。灰色文献のアクセシビリティには今日に至っても多くの課題が存在することを示すとともに、Web上の情報源は永続的なアクセスが保証されていないという新たな課題も示した。灰色文献のアクセシビリティに関する課

  • 「著作権は文化を発展させるのか」書評 みなが利用できる入会権を提案|好書好日

    「著作権は文化を発展させるのか」 [著]山田奨治 15年ほど前、私は映画評論のを刊行したことがある。作品写真を使いたかったが、使用料が多額になるので、文字ばかりのになった。当然売れなかった。 私怨(しえん)ではないと思いたいが、「著作権は文化を発展させるのか」という題に引かれた。著者の山田さんはこう書き出す。「日の著作権法の目的は、『文化の発展に寄与すること』にある。ところで、『文化の発展』とは何だろうか?」 著作権法とは、文化の作り手を、権利者として守るために存在する。そこに異を唱える人はほぼいまい。問題は、作り手の権利が強すぎて、受け手の権利がないがしろになっていないかという点である。そうなると、角を矯めて牛を殺すことになりかねない。 法律上の権利は基的にお金に換算される。お金の魔力とは恐ろしいもので、いつしかお金が価値のすべてになっている。数字に化けた「文化」はもはや「来的

    「著作権は文化を発展させるのか」書評 みなが利用できる入会権を提案|好書好日
  • 【3Fフェア】「人種」から見る世界と歴史 フェア

    明石書店の新刊 『人間狩り』グレゴワール・シャマユー著 『黒人と白人の世界史』オレリア・ミシェル著(10月刊行予定) の刊行を記念してフェアを開催いたします。 監修:中村隆之氏 協力:平田周氏、吉澤英樹氏、中山俊氏 ※監修いただいた中村隆之氏のコメントと共にフェアの書籍を下記に掲載いたします。 ※一部品切れの書籍もございますがご容赦くださいませ。 アリストテレスの意図はともかく、生まれつき奴隷に向いている人間がいるという先天的奴隷説の論拠となった記述が書にはあります。この問題について掘り下げたには『アリストテレスとアメリカ・インディアン』(岩波新書、現在品切)があります。

    【3Fフェア】「人種」から見る世界と歴史 フェア
  • 東日本大震災の死者たちはどのように葬られたのか?【防災を知る一冊】

    9月1日は「防災の日」。1923(大正12)年9月1日に関東大震災が起きてから、もうすぐ100年になろうとしている。また、近年は9月に大型台風が上陸したり、長雨が続いたりして、各地で風水害も発生している。9月は防災、自然災害、気候変動、地球温暖化をテーマにしたを随時、紹介していこう。 東日大震災から10年経ったが、死者がどう扱われてきたかはメディアも遠慮がちにしか報じてこなかった。 書「震災と死者」は、現場で対応に当たった行政担当者や寺院への聞き取り、自治体が発行した記録誌などから東日大震災での死者の問題を検証。さらに関東大震災、濃尾地震に際し政府や社会が死者に対しどう対応してきたかを史料で明らかにした。 長年にわたり災害社会史研究に携わってきた歴史学者が、震災と死者の問題を正面から問いなおしたである。 「震災と死者」(北原糸子著)筑摩書房 消防団員は瓦礫を撤去する中で多くの遺体

    東日本大震災の死者たちはどのように葬られたのか?【防災を知る一冊】
  • 八木健治『羊皮紙のすべて』|KAZE

    ☆mediopos-2414  2021.6.26 文字がつくられ それが記されてゆく はじめは石や粘土板に やがてパピルスや竹に そして「羊皮紙」という 動物の皮を使ったものへ それもまた中国で発明され イスラム圏へと伝わり ヨーロッパ圏へと広がっていく「紙」へ そして現代ではさらに 電子データの世界が加わってきている いまこうして記している文字も まさに電子データのかたちをとっているように 羊皮紙といえば ヨーロッパ中世の聖書のイメージがあるが 現存する最古のものは 紀元前二三〇〇年〜紀元前二〇〇〇年頃 古代エジプトで使われていた皮革製の巻物だそうだ 紀元前一世紀のローマでは まだパピルス紙の巻物が主流で 羊皮紙は主にその巻物カバーとして使われていたが やがて巻物から冊子の形態へ移行していくなかで ローマ帝国がキリスト教を国教とした三世紀から キリスト教関連の書物が羊皮紙に書かれてい

    八木健治『羊皮紙のすべて』|KAZE
  • 株式会社 虎屋

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  • 江戸絵本とジャポニズム

    メニューを飛ばして文へ絵ギャラリーホームに戻る絵ギャラリー 》 江戸絵とジャポニズム 》 English >ぶんぶく茶釜1735‐45年頃金時おさなだち1735‐45年頃はちかづき姫1735‐45年頃赤 鼠の嫁入り1735‐45年頃塩売り文太物語1749年寺子短歌1762年版による1794年以降の摺り鬼の四季あそび1820‐30年頃桃太郎宝の蔵入り1830‐40年頃舌切り雀1844‐47年頃鼠合戦1840‐60年頃長ぐつをはいたウォルター・クレイン絵四角いどうぶつ絵アーサー・ウォー詩 ウィリアム・ニコルソン絵この展示について江戸絵とその時代欧米の絵にみるジャポニズムサイトマップ キー対応 Copyright© 2018 National Diet Library. All Rights Reserved.

    taron
    taron 2021/09/03
    メモ。
  • 草双紙を研究すること

    草双紙は近世初期(17世紀半ば) から明治初期(19世紀末) に至るまでの約200余年間、その内容と造の趣きとを変化させながら多くの読者に親しまれてきた。おそらく、近世近代を通じて一番長い期間に渉って愛翫されてきたジャンルといって差し支えないであろう。全丁に入れられた挿絵の隙間に平仮名を主とする文が書き込まれるという独自の板面は、草双紙が他のジャンルと一線を劃した絵入大衆小説としての特徴的な様式であった。ただ、江戸の地としての性格を強く体現していたため、近世文学研究史に於いて、草双紙は決して所謂〈文学的〉価値の高いものとして扱われてはこなかった。多分に好事的な風俗資料として、その挿絵が関心の対象となったに過ぎなかったからである。 ○ 近頃、この草双紙の研究史を通覧できる『草双紙研究資料叢書』全8巻(中村正明編、クレス出版)が出た。大正末期から昭和30年代初頭に至る黎明期の著作権切れの

  • 世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた

    まず、自分の歴史認識が古いこと。 学校で習った「歴史」は、石油危機と東西冷戦のあたりで終わっている。そして当然、私が生きているあいだも歴史は書かれていく。 しかし、私はそれらを「ニュース」として知る。 メディアやネットを通じた出来事として接する。大きな事件や紛争の報道には、そこに至る経緯も解説されるが、それだけだ。私は少し心を痛め、赤十字に募金し、次のニュースを見る。ニュースは上書きされ、私の関心や、日との関わりが遠いほど速やかに流されてゆく。 糧問題は解決した? 例えば、飢餓人口について。 どこかで「飢えに苦しむ人は大幅に減少している」と耳にしたことがあった。糧問題や貧困は大きく解消に向かっているという主張だったと記憶している。 しかし、サハラ以南ではここ半世紀一貫して増加していることを知った(下図参照)。また、世界全体から見ても、2014年を境に増加に転じていることが分かった(※

    世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた
  • 『暁の宇品』日本はなぜ「海の戦争」で敗れたのか - HONZ

    新刊が出たと聞けば、迷わず購入する著者がいる。内容を事前に確かめることはない。なぜならその人が書くものに期待を裏切られたことはこれまで一度もないからだ。 堀川惠子氏は、当代最高のノンフィクションの書き手のひとりである。著作はいずれも高い評価を受け、受賞歴も数知れない。書も凄いだった。すでに膨大な文献が世に出ている太平洋戦争について、これまでにない新しい視点から光を当てている。 四方を海に囲まれた日は、糧や資源の輸入を船に頼らざるを得ない。いざ戦争となれば、戦地に兵を送り出すのも、武器や糧を届けるのも船頼みとなる。海上輸送は国家存立の基だ。日清日露から太平洋戦争に至るまで、日が戦った戦争は実は「海の戦争」だった。その中心にあったのが、広島の宇品である。 東京を起点とする鉄道が広島まで開通していたことや、西日でもっとも早く港湾整備が終わっていたことなどから、軍事拠点として宇品に

    『暁の宇品』日本はなぜ「海の戦争」で敗れたのか - HONZ
  • 京都の文化新聞と喫茶店 『京都フィールドワークのススメ』より | 本日の中・東欧

    タグ 読書図書館(543) 映画(364) 大学教育(290) 美術(141) ポーランド(123) チェコ(122) ドイツ(94) 博物館(93) ロシア(76) ホロコースト(73) まちづくり(58) 歴史探訪(42) ソ連(41) 東欧(32) ポーランド旅行2019(32) リトアニア(32) 音楽(29) ウクライナ(29) 難民・移民関連(28) ビロード革命30周年記念旅行(26) ポーランド旅行2018(17) リトアニア旅行2017(17) バルト3国の旅2018(15) ベルリンプラハ旅行2016(14) ラトヴィア(10) チェコスロヴァキア(9) オーストリア(9) ベラルーシ(8) ユーゴスラヴィア(8) チェコ旅行2023(8)

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  • 書評 「アメリカン・ベースボール革命」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    アメリカン・ベースボール革命: データ・テクノロジーが野球の常識を変える 作者:ベン・リンドバーグ,トラビス・ソーチック化学同人Amazon 書は「マネー・ボール」に始まるメジャーリーグにおける数理統計やデータサイエンスの応用の最新動向を扱ったになる.著者はベン・リンドバーグとトラビス・ソーチック.いずれもジャーナリストで,ソーチックは「ビッグデータ・ベースボール」の著者でもある. メジャーリーグにおける格的な数理統計の応用は「マネー・ボール」で紹介されたセイバーメトリクスの利用から始まる.これは選手の能力や貢献を測るためには伝統的な成績指標(打率,打点など)よりも有効な指標(長打率,出塁率など)があることを理解し,フリーエージェント市場で割安に選手を調達し,強いチームをつくることを目指したものだ.しかしこの手法の有効性が多くの球団に認められると優位性はなくなる.次に現れたのは「ビッ

    書評 「アメリカン・ベースボール革命」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 六隻の海賊船をたばね、世界最大級の船を襲った男の逸話──『世界を変えた「海賊」の物語 海賊王ヘンリー・エヴリ―とグローバル資本主義の誕生』 - 基本読書

    世界を変えた「海賊」の物語 海賊王ヘンリー・エヴリ―とグローバル資主義の誕生 作者:スティーブン・ジョンソン朝日新聞出版Amazon歴史上の海賊と聞いて多くの人が思い浮かべるのはおそらくフランシス・ドレークとか、黒ひげの名で知られるエドワード・ティーチとかだと思うが、彼らとほぼ同時代の海賊に、知名度は劣るもののヘンリー・エヴリーという英国の大海賊がいた。 書『世界を変えた「海賊」の物語』はこの人物が何をやったのか、そして、彼の行いがどのように世界を変えたのかをつづる海賊ノンフィクションである。海賊を扱ったノンフィクションには『海賊の経済学』や『海賊と資主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち』といっためちゃおもしろいが揃っていて、個人的に海賊にハズレ無し説を提唱しているのだが、書もまたその例に漏れていない。 具体的にエヴリーが何をなしたのかといえば、シンプルに言えば

    六隻の海賊船をたばね、世界最大級の船を襲った男の逸話──『世界を変えた「海賊」の物語 海賊王ヘンリー・エヴリ―とグローバル資本主義の誕生』 - 基本読書
  • マイケル・ルイスの感染症に関する新作「最悪の予感」は東京でのコロナ感染者が4000人を超えた今、読んでおく必要があると考えます。 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

    最悪の予感 パンデミックとの戦い 作者:マイケル ルイス早川書房Amazonマネーボールで著名なノンフィクション作家、マイケル・ルイスの新作はコロナ関連です。 コロナ以前から感染症の危険性についていち早く気づいたアメリカの研究者や医師などがどうやってその危険性を色々な人に知らせたり、ホワイトハウスで対策を立てたり、数理シミュレーションをしたかという話が前半になります。 さらに後半は、せっかくそのような準備があったのにも関わらずなかなか色々な人たちが理解をしなかったり、特に感染症対策について軽んじていたトランプ政権の時代にコロナが始まってしまって、いかにアメリカ内にその影響もあり、前半のような人たちの活躍や警告にもかかわらず、コロナが拡散したかということについてまとめられています。 私が最も衝撃的だったのは、過去の感染症における数理モデルを作ったり、過去のデータを調べてコンピューターシミュレ

    マイケル・ルイスの感染症に関する新作「最悪の予感」は東京でのコロナ感染者が4000人を超えた今、読んでおく必要があると考えます。 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
  • 『F-4EJ/RF-4EファントムⅡの50年』7月28日に発売です -  FROM EDITOR・・・・・

    での運用50周年を目前に控えた今年3月、国内外、老若男女の航空機ファンに愛された マクダネル・ダグラスF-4ファントムⅡがついに航空自衛隊から退役しましたが、 ご好評をいただいた『航空自衛隊F-4ファントム写真集』(洲﨑秀憲・全撮影)に続く もうひとつのファントムファイナル、『F-4EJ/RF-4EファントムⅡの50年』が 来週水曜日、7月28日に文林堂から発売になります(税込2,980円)。 ※一部発売の遅れる地域があります 前作の純粋な写真集とはまたガラリと変わったテイストの書では、 戦闘機型F-4EJ、偵察機型RF-4Eの歴史を振り返るとともに、 最後まで運用してきた4つの部隊の各型のファントムの美しい空撮写真集を掲載、 運用全飛行隊の写真アルバムと部隊ヒストリーを紹介します。 またF-4パイロットであった空自トップ井筒航空幕僚長のインタビュー、 パイロット・整備員の思い出な

    『F-4EJ/RF-4EファントムⅡの50年』7月28日に発売です -  FROM EDITOR・・・・・