玄関前に積まれていたランドセル=県子育て支援課提供 群馬県中央児童相談所(前橋市)に思いがけない贈り物が届いた。赤と黒の新品ランドセル計10個が一つずつ赤い箱に収められ、玄関前に積まれていた。 クリスマスの25日のことで、「子供達のために使って下さい」とメッセージが添えられていた。寄贈者名は「伊達直人」。漫画タイガーマスクの主人公と同名だ。 贈り主は、孤児院育ちで子どもたちに優しかった主人公に自分をだぶらせたのか。ランドセルは虐待などの問題で児童養護施設に入所する児童らに使ってもらう。
全国の児童施設などに、昨年末から漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る贈り物が届く中、山口県下関市の児童養護施設「下関大平学園」と「なかべ学院」に10日、「残念ながら私はタイガーマスクではありません」とする人物から新品ランドセル2個がそれぞれ届けられた。 下関大平学園によると、午後5時半ごろ、職員が玄関先に置いてある箱を発見。中には赤と黒のランドセルと宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」のDVDがあり、手紙が添えてあった。 手紙は「全国のタイガーマスクの出現に感動しました。気持ちだけですが、お役に立てて頂けると幸いです」などと記述。「ラピュタ」の悪役の登場人物にちなみ「ムスカを愛するVIPPERより」と書かれていた。 なかべ学院でも同様の手紙やDVDが添えられ、同一人物とみられる。
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