「医療ジャーナリスト」の伊藤隼也氏が、2016年4月16日付のツイートにて、「熊本済生会病院」にて物品や水などの不足があるとの情報の拡散を促す主張を行った。 拡散!熊本済生会病院からSOS !以下の物品大至急欲しい!食料(米、非常食)ガス調理器(発生器)手術用消耗品(ガーゼ、糸)滅菌済み手術機器(オートクレーブ使用不可のため) また、透析患者多数も余震で水タンク破損の可能性ありで今後の水が不安。東日本大震災同様で国の情報収集問題あり!— 伊藤隼也 (@itoshunya) 2016年4月16日 熊本済生会病院では現在、人工透析稼働中ですが、物品や水などの不足SOSが小生に直接入っています。政府は現地の情報収集をもっと迅速に行いロジスティックの支援を行って欲しい。東日本大震災と全く同じ現象が起きている。 https://t.co/k6qpfMinnL— 伊藤隼也 (@itoshunya) 2
熊本地震では、鉄筋コンクリート造りのビルで1階がつぶれる被害が相次いだ。1階部分を駐車場などに利用するため壁を少なくした「ピロティ形式」などの建物がほとんどだ。阪神・淡路大震災で被害があったことから設計の基準が強化されたが、それ以前の古いビルで被害が目立つという。 熊本市西区の7階建てマンション。1階の料理店主森田康敬さん(40)は16日未明、閉店後のトイレで「本震」に見舞われた。コンクリート片がバラバラと落ちるなか外に逃げ、壁向こうにあった駐車場のほうを見て驚いた。 上の住居部分が地面すれすれまで落ち込み、鉄筋コンクリート製の柱が、ぐしゃりとつぶれていた。「あとちょっとで自分もつぶれてしまうところだった」 マンションを販売した会社の元社長(67)によると、建物は1974年に完成。「市中心部でも、これからは車が欠かせない」と考え、1階に駐車場を設けたという。「熊本には断層が多数あり、地震は
マグニチュード(M)7.3を記録した熊本地震の本震から1週間がたった4月23日、筆者は日経コンストラクションの取材班第2陣として、熊本県西原村にいた。構造物被害の全貌が次第に明らかになるなか、一つだけ一般の報道では確認できない被害情報があった。俵山トンネルの「崩落」だ。 本震後、阿蘇大橋の崩落と同じく、俵山トンネルの被害も何度か耳にしたが、現場の状況を映像や写真で見る機会はなかった。崩落と一口に言っても、被害状況は様々だ。覆工コンクリートの表面がはく落したのか、トンネルが圧壊したのか、現地入り当初は詳細が全く分からなかった。 自分の目で被害状況を確かめるために、23日は早朝から俵山トンネルのある県道28号へ向かった。トンネルのかなり手前で車は通行止めということは、事前の情報で明らかになっていた。 県道28号の車両通行止め付近に到着してからスマートフォンで調べると、俵山トンネルまでは6km以
隣接する避難所も合わせて約1100人が身を寄せる熊本県益城町総合体育館で、熊本地震の発生直後から500人分の食事をまかなえる大釜が二つ、フル稼働している。富山県高岡市のメーカー社長が運んできた。一連の地震で大きな被害を受けた同町で最も大きな避難所の「食」を、日々支えている。 毎日、体育館脇の屋外テントに置かれた大釜からは、白い湯気が立ち上る。24日昼はみそ汁と博多ラーメンが提供された。温かい汁物は長引く避難生活を強いられる被災者に好評で、いつも長い行列ができる。 大釜は直径60センチ、高さ85センチで、重さ50キロ。ただの釜ではない。避難所での炊き出しを想定し、かまどが一体になっているのが特徴だ。キャスター付きで、移動も容易。プロパンガスに加えて、被災地でも比較的入手しやすい灯油や薪、廃材まで燃料として利用できる。 この大釜を16日の「本震」翌… この記事は有料会員記事です。有料会員になる
今回の地震の被災地では、避難所の衛生環境の悪化などで感染性胃腸炎や細菌による肺炎などの患者が出るおそれがあるとして、日本感染症学会など4つの学会は、今後、被災者への情報提供など感染防止対策を支援していくことになりました。 こうしたなか、感染症の専門医などで作る日本感染症学会や日本環境感染学会など4つの学会は、現地での感染防止対策を支援していくことになりました。 今後、現地の医療機関などから情報を聞き取って指導や情報提供を行うほか、感染症が専門の医師や看護師を現地に派遣することも検討するということです。 日本環境感染学会理事長の賀来満夫東北大学教授は「傷口から細菌に感染したり、ウイルスなどの付いた手から鼻や口を通じて感染したりすることが想定されるので、手洗いやアルコール消毒、それに咳エチケットなどの対策を徹底してほしい。またウイルスを含む飛まつを吸い込んで感染することもあるので、避難所では定
16日未明の地震で、熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋が崩落したとみられる。阿蘇大橋に近い熊本県南阿蘇村の宿泊施設「アソシエート」に勤める男性は16日朝、電話取材に「阿蘇大橋がなくなっている」と語った。宿泊施設周辺の状況については「建物はひび割れが入り、地面のコンクリートも割れている」と話した。 阿蘇大橋は1971年に開通し、全長約200メートル。南阿蘇村の阿蘇山カルデラ西端の開口部にあり、阿蘇から流れ出る黒川の約80メートルの峡谷にかかる。熊本市からカルデラ北部の阿蘇市に向かう国道57号から、南部の南阿蘇村に向かう国道325号が分岐する地点にある橋。東海大学阿蘇キャンパスや京都大学火山研究センターも阿蘇大橋の近くにある。
揺れで目が覚めると、横で寝ていた1歳4カ月の長女の体が、ふっと宙に浮いていた。熊本県南阿蘇村の高野台地区に住む古沢精一さん(39)は、16日未明の激しい揺れを振り返った。 14日夜の揺れの後、夜でもすぐに身を守れるよう、寝室の押し入れを空にしていた。布団から手が届きそうな距離。娘を抱えて押し入れに向かおうとするが、なかなか前に進めない。「自分の足じゃないみたいだった。どやんかこやんか娘を安全な場所にと思って必死でした」 妻と娘を押し入れに入れている最中、部屋の棚や物が落ちてきた。揺れが収まって家族3人で外に出るとガスの臭いが充満し、電線が垂れていた。同じ並びにある数軒の家は裏山の土砂に埋まっていた。「本当に恐ろしい一晩だった」 近くにある東海大の阿蘇キャンパス。熊本県警によると、学生たちが住むアパート6棟で1階部分がつぶれ、3人が死亡した。 同大農学部2年の南條志歩さん(19)はアパート(
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