福島第1原発について、東京電力は2014年5月15日、事故で核燃料が溶け落ちている3号機の格納容器から汚染水が外側の部屋に漏れているのを確認したことを明らかにした。格納容器から漏えい場所が見つかったのは初めてという。 報道によると、遠隔操作のカメラを使って格納容器の損傷を調べていたところ、配管の貫通部から汚染水が主蒸気隔離弁室に流れていることが分かった。東電では、漏えいを防ぐ方法を検討している。
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【10月26日 AFP】福島沖で獲れた魚介類に含まれる放射性セシウムの濃度は、原発事故から1年半が経過した後も下がっていないと指摘する米ウッズホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institution、WHOI)の調査論文が25日、米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載された。 WHOIの海洋化学者、ケン・ブッセラー(Ken Buesseler)氏は、日本政府の公式データを基に、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の沖合いで獲れた魚介・海藻類の放射線レベルを調査。依然としてセシウム濃度が高い理由として、福島第1原発から低レベルの放射能漏れが起きているか、汚染物質が海底に堆積している可能性があると結論付けた。 2011年から国際調査チームを率いて福島第1原発による放射能汚染状況を船で調査してきたブッセラー氏は、福島沖で獲れた魚介類の40%は日本政
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