Rich BrianやHigher Brothers、Jojiなどアジア圏出身のアーティストを次々にUSのメインストリームヒップホップ・R&Bシーンに送り込んでいる集団88risingだ。設立者であるSean Miyashiroは元々Viceが運営していたダンスミュージック情報サイトThumpの立ち上げに携わり、その後OkasianやDumbfoundeadなどの韓国系アメリカ人ラッパーのマネジメント会社を設立。その後YouTubeチャンネルとして88risingをオープンさせ、Rich BrianやHigher Brothersなどを発掘し、アジア系アーティストにとっては厳しかったアメリカのヒップホップシーンに食い込んでいっている。 88risingの初めての東京公演に帯同していたSean Miyashiroになぜ88risingが、かつてない前例となったのか。そしてKOHHとの関係性が
即興、協働、片言 - アジアン・ミュージック・ネットワークとAMFを振り返って dj sniff 即興、協働、片言 - アジアン・ミュージック・ネットワークとAMFを振り返って dj sniff ( 水田拓郎) 三部門に分かれて壮大なスケールで展開するアンサンブルズ・アジアの中でアジアン・ミュージック・ネットワークはとても単純な目標を持って活動している。それはアジアン・ミーティング・フェスティバル(以下AMF)を成功させるというものだ。もちろんそこには集客数を増やすことや一般的な認知度を上げること、アジア地域から国、世代、性別に偏りのないキュレーションをすること、音楽のショーケースとして高いクオリティーを目指すことなど様々なチェックボックスがある。しかし最も重要な核心部分はフェスが終わってからも自律的に引き継がれるようなアーティスト間の協働の場を用意できたかどうかということだと僕は考える。
ヒップホップで黒人は差別について歌う。だがヒップホップにおいては黒人がマジョリティであることは言うまでもない。Netflixのドキュメンタリー「バッド・ラップ」は、そんなアメリカのヒップホップシーンで活動する韓国系アメリカ人のラッパーに密着したドキュメントだ。 この作品に登場するのは、ダムファウンデッド(Dumbfoundead)、オークワフィナ(AWKWAFINA)、リリックス、レクスティジーという4人のラッパーたち。ヘッズならばKOHHと共演したダムファウンデッドの名前は知っているかもしれない。 Jessi‚ Microdot‚ Dumbfoundead‚ Lyricks - K.B.B (가위바위보) MV ダムファウンデッドはドキュメンタリーの女性インタビュアーに「君はアジア人じゃないけど、テレビに出てるアジア系アメリカ人でフ××クしたいと思う奴はいる?」と質問するシーンがある。イ
HOME ARVHICE Asian Meeting Festival in collaboration with Playfreely - CLOSER TO THE EDGE "Asian Meeting Festivalの価値、ネットワークの実体" 山本佳奈子 Asian Meeting Festival in collaboration with Playfreely - CLOSER TO THE EDGE "Asian Meeting Festivalの価値、ネットワークの実体" 山本佳奈子 Asian Meeting Festivalの価値、ネットワークの実体山本佳奈子 アジアン・ミーティング・フェスティバル(以下AMF)と称されるショウケースフェスティバルは、Asian Music Networkに おいて年間を通して行われるリサーチおよびフィールドワークの成果発表であり、
dj sniffへのインタビュー記事を掲載してから、丸2年が経った。 dj sniffがアムステルダムから香港に居を移して2年経った頃に取ったインタビューであり、日本と香港とヨーロッパでの実験音楽や即興音楽における共通点や違いを聞いた。 その後すぐ、dj sniffは大友良英氏がアーティスティックディレクターを務めるEnsembles Asia / Asian Music Networkのプロジェクト・ディレクターとしての活動も始め、東南アジアを中心に、各地をリサーチしている。あのインタビューから2年を経た今、ここでもう一度、dj sniffの今の考えや活動について聞いてみることにした。私自身は当時大阪在住だったけれど、今は沖縄に居を移したという変化があった。また、dj sniffにとっても、2年前と比べるとアジアと日本で活動を大きく広げてきた変化があった。ちなみに今回は、dj sniff
音楽家の大友良英がアーティスティックディレクターをつとめ、国際交流基金アジアセンターが主催する音楽プロジェクト「ENSEMBLES ASIA(アンサンブルズ・アジア)」。その取り組みの1つとして、20名の音楽家がアジア中から集まって即興演奏を繰り広げたカテゴライズ不可能なライブ『Asian Meeting Festival 2015』(2015年2月)は、東京・京都とも満員御礼。日本で暮らしているとなかなか情報を得る機会の少ない、アジアのローカルな音楽シーンへの関心の高さを印象付けた。 その実験的なライブから1年を経て、今年もユニークな音楽家たちが日本へやってくる。前回同様、初来日の音楽家も多数参加する『Asian Meeting Festival 2016』。そこで前回のライブの目撃者であり、ノイズミュージック、実験音楽のファンでもある能町みね子と大友良英に、アジアのローカル音楽の面白さ
VAT overview )Value Added TaxThe Value Added Tax (VAT) is a consumption tax applied in the European Union (EU) to all goods and services. All consumers in the EU are charged VAT on the purchase of goods and services. Businesses in the EU buying from a business in the same country are also charged VAT. Businesses in the EU buying from a business in a different EU country are not charged VAT. Consum
沖縄(主に那覇市)で観たライブからいろいろ想起して考えたこと。沖縄のインプロヴィゼーション(即興演奏)、民謡、ポップス等。沖縄らしくない温度だと思います。 【〜本文「前口上」より冒頭部分の抜粋〜】 MITEKITEN は、関西人である私が、沖縄で音楽ライブを鑑賞した際の所感を記したエッセイシリーズである。MITEKITEN というふざけた名前をこのZINEに名付けたことを、実は気に入っている。関西弁の「みてきてん」を、なんとなく格好がつくようにローマ字化しただけであって、私が関西人であるという表明にもなっている。「この作者は沖縄出身者ではない」ということが、このタイトルから一発でわかるだろう。ただ、〝関西人が書いた沖縄〟なんて、私は読む気がしないとも思っている。もし私ではない誰かが、このタイトルで、沖縄の音楽にまつわるエッセイをまとめてZINEだとかいって販売していたら、私は搾取あるいは文
2015年は「アジア」の年になる……。 日本は東京オリンピックに向けて文化都市をアピールし、シンガポールでは東南アジアの美術をコレクションする国立新美術館(ナショナル・アート・ギャラリー・シンガポール)が、韓国の光州では国立アジア文化の殿堂がオープンします。 そんな国家的プロジェクトの一方で、アーティストやプロデューサーが、個人どうしの信頼関係を基に、お互いを理解しあい、問題を共有するためのネットワーク・プロジェクトをたちあげています。 artscape2015年新春号の focusでは、美術、音楽、パフォーミング・アーツの分野で活躍する3人の方に、それぞれが始められたプロジェクトについてお話をうかがいました。 ノイズ、即興音楽から映画やテレビドラマの劇伴、ポップスのプロデュースまで手がけ、昨年、東南アジアと日本の音楽のフロンティアを探り、音を楽しむ人をつなぐ「アンサンブルズ・アジア」をた
ASIAN ROCK RISINGはアジア圏のロックを伝える通信販売店です。 アジアからのユニークな感性に耳を傾けて、語られる事のなかった歴史と新たな未来を感じて頂けたら幸いです。 不定期で忘れた頃に配信するメルマガは 新入荷情報やバンドの簡単な情報も掲載することがあります。 登録だけでも、お気軽にどうぞ。 *当店は主にアジアのバンドに焦点を当てて取り扱っております。 なお、誠に申し訳ございませんが 予約、取り寄せ、入荷リクエスト、取り置き、海外発送は受け付けておりません。 We are very sorry, but we don't ship nor accept orders from oversea customers. アジアのバンドの音源が聴けるネットラジオ「Cinta KecilのASIAN ROCK RISING」。 Cinta KecilのASIAN ROCK RISIN
まだ詳細決定していませんが、随時発表します。10月11日山口 13日は東京。12日にも東京でトークを中心にしたプレイベントあり。ものすごいことになりそうです。 10月11日 Asian meeting Festival @ YCAM YCAM Ensembles展クロージングライブ[networks] FEN(far east net work) ヤン・ジュン YanJun(electronics and voice)北京 ユエン・チーワイ Yuen Cheewai(piano,laptop)シンガポール リュウ・ハンギル Ryu Hankil(inside inside clock)ソウル 大友良英 Otomo Yoshihide(TT guiter perc) + 山本精一 Yamamoto Seiichi(g)+大友良英Otomo yoshihide(g) + チェ・ジュニョン
もしかして手帳どこかでなくしたかも。家にわすれただけならいいのだけど・・・。やな予感。これがないとこの先のスケジュールがまったくわからないぞ、オレ。 さて、気をとりなおして、ソウルの初日。 リュウ・ハンキル(Ryu Hankil)が企画する『in RELAY』初日。会場は弘大にあるカフェ「イリカフェ』。今日は韓日セッションってかんじでセットリストは以下。 1st set 1 キム・テウン(Kim Taeeun映像)+リュウ・ハンキル(Ryu Hankil、時計の内部メカを使った演奏) 2 大友良英(tt & g)+リュウ・ハンキル 3 Sachiko M(sine waves)+チェ・ジュニョン(Chi Joonyong CDプレイヤーの内部奏法)+佐藤行衛(g) 2nd set 1 シン・ジョンヨプ(Shin Jungyeop映像)+ホン・チュルギ(Hong Chulki, TT) 2
だいぶ時間がたってしまったけど、先月の23日〜25日にかけて新宿ピットインでやったアジアン・ミーティング・フェスについて書きます。 今回のフェスは、もともとは、ここのところよく行っていたソウルや、もともとわたしの第2の故郷でもある香港、そして昨年いった台湾で、独特の新しい音楽がはじまっていって、彼等をまずは日本でも紹介したいってところからはじまっている。また、まだそれぞれ互いに交流がない段階なので、互いに紹介して、もうすこし近くに住むミュージシャン同士が自由に交流できるようにしたいってのと、自分自身も将来、彼等といろいろな形でコラボレーションをするために、ある種のモデルケースをつくりたいというのが直接の理由だった。このへんはソウルで何年ものあいた自主コンサートをつづけ、こうしたシーンをソウルに作ってきたギタリスト佐藤行衛の影響も大きい。間接的には小泉首相の度重なる靖国参拝問題や教科書問題に
フェスティバルオープンまでいよいよ秒読みに入りました。 楽しみしている方、少なからずいると思うのですが、非常に残念なニュースをお伝えしなくてはなりません。 北京から来る予定だったラップトップのWang Fanのヴィザがおりず、来日不可能となりました。直前まで努力したのですが・・・。隣国中国は近いようで、やはりまだまだ遠いのです。 それから台北から来る予定のDINOの消息がつかめなくなっています。実は彼とのコンタクトは香港のDicson Deeに任せていたのですが、彼が大陸のほうにツアーでいっている間、連絡をとらずにいたら、その後、コンタクトが取れなくなったというのです。これも今Dicksonに確認をしてもらっています。 ということで、せっかくのアジアン・ミーティングなのに、北京からと、台北からの2人の来日が難しくなってしまいました。もちろん、ソウルからの5名と香港から来るDicksonの来
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