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*Musicと読書に関するtxmx5のブックマーク (12)

  • OMSBの愛読書3冊──「ミュージシャンの本棚」第8回

    ──『どうで死ぬ身の一踊り』は、大正期の作家・藤澤清造の歿後弟子を自称し、破滅的な私小説家として知られる西村賢太の第一創作集です。OMSBさんの楽曲「Childish Wu」(『MONKEY』収録、2021年)の中では、「だからどうで死ぬ身で voiceあげ踊れ」とラップされていますね。 OMSB:『Think Good』(2015年)をリリースした後、なかなか思うように活動できないまま5、6年経ってしまい、「もう一回マジで音楽をやろう」と思って作ったのが『MONKEY』というEPでした。ちょうどその頃にこのを読んだので、西村賢太と自分の心境が重なって、藤澤清造の「何んのそのどうで死ぬ身の一踊り」という言葉が俺にとっても自分を奮い立たせる大事な言葉になりました。

    OMSBの愛読書3冊──「ミュージシャンの本棚」第8回
  • 生活すべてが創作につながる GREEN ASSASSIN DOLLARに根付く3冊のクラシックス|好書好日

    GREEN ASSASSIN DOLLAR(ぐりーんあさしんだらー) 1985年生まれ、神奈川県相模原市出身のトラックメイカー、DJ、プロデューサー。2016年に1stアルバム「BEATS, LOOPS & LIFE」を発表。17年に「DIME PIECE」、18年に「POINT OF THE VIEW」という作品集を限定リリースしている。近年は舐達麻に提供した「FLOATIN'」のトラックが大きな話題に。19年にリリースされた舐達麻のアルバム「GODBREATH BUDDHACESS」では10曲中8曲のトラックをプロデュースした。また同年11月20日にはラッパー・rkemishi(えみし)とのユニットowlsのアルバム「Blue Dream」もリリースしている。 FLOATIN' / 舐達麻 (prod.Green Assassin Dollar) GREEN ASSASSIN DOLL

    生活すべてが創作につながる GREEN ASSASSIN DOLLARに根付く3冊のクラシックス|好書好日
  • タトゥーだらけの青年が思い描いた平和とは?  PEAVISの1stアルバム「Peace In Vase」に影響を与えた3冊|好書好日

    PEAVIS(ぴーゔぃす) 1991年、福岡生まれのラッパー。10代の頃から音楽活動をスタート。2015年にYelladigosを結成し、「Space Train」「Black Ocean」「Story of indigo」をリリースしている。18年からソロ活動開始。「Slowly Tape 1」「Slowly Tape 2」「Slowly Tape 3」という3作品を発表した。19年11月に初のソロアルバム「Peace in Vase」をリリースする。 世の中がヘイトであふれているからこそピースを歌う 「『先輩、LSD持ってませんか?』。数年前のある日、10代の後輩にそう聞かれたんです。最近のUSの若いラッパーはリーンやザナックスのようなドラッグをよくやっていて、PVにも出てくる。おそらく後輩はそういうのを見て、ものすごく軽いノリで興味を持ったんだと思います。僕はドラッグ自体は否定しませ

    タトゥーだらけの青年が思い描いた平和とは?  PEAVISの1stアルバム「Peace In Vase」に影響を与えた3冊|好書好日
  • 「ラブをあげないと、ラブは返ってこない」 ファンの存在を意識して変化したdodoのバイブル|好書好日

    dodo(どど) 1995年、長野県生まれ川崎市育ちのラッパー/トラックメイカー。高校時代に音楽制作をスタート。海外アーティストのトラックでラップした動画をYouTubeにアップする。2013年には「第3回 BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」へ出演。翌14年にサイプレス上野へのディス曲を発表。大きな話題となり、知名度も飛躍的に高まった。16年にsoakubeatsのEP「FAKE」に全曲参加する。17年に「swagin like that」をYouTubeで発表してからは飛躍的に活動ペースが上がり、EPやシングルを立て続けにリリース。そして19年2月には1stアルバム「importance」を完成させた。また7月にはイラストレーターのRyu OkuboとコラボしたTシャツも制作している。 ヒップホップが大好きだからこそ迷い込んだ創作の袋小路 A-Thug、JJJ、BAD HOP、BI

    「ラブをあげないと、ラブは返ってこない」 ファンの存在を意識して変化したdodoのバイブル|好書好日
  • 檀廬影 a.k.a DyyPRIDEの人生に影響を与えた3冊 負の感情を捨てる |好書好日

    檀廬影(だん・いえかげ) 1989年、横浜生まれ。ラッパーとして活動する際の名前はDyyPRIDE(でぃーぷらいど)。2011年に1stアルバム「In The Dyyp Shadow」、13年に2ndアルバム「Ride So Dyyp」を発表した。またSIMI LABのメンバーの一人として2枚のアルバムをリリースしたが17年に脱退。また、菊地成孔と大谷能生のヒップホップユニット・JAZZ DOMMUNISTERSのアルバム「Birth of Dommunist」にも客演で参加している。19年に檀廬影として小説『僕という容れ物』(立東舎)を発表した。 ラッパー・DyyPRIDEは常に激しい葛藤を抱えていた。幼少期から差別に苦しみ、喧嘩に明け暮れ、酒に溺れ、精神は破綻した。リリックは、身体的にも精神的にも痛みを感じさせる表現が多かった。所属していたグループ・SIMI LABを脱退したのち、Dy

    檀廬影 a.k.a DyyPRIDEの人生に影響を与えた3冊 負の感情を捨てる |好書好日
  • カルチャーがクロスオーバーする鈴鹿・四日市を盛り上げたい YUKSTA-ILL|好書好日

    YUKSTA-ILL(ユークスタイル) 三重県鈴鹿を拠点に活動するラッパー。フリースタイルMCバトルの大会「ULTIMATE MC BATTLE(UMB)」の名古屋地区予選を2007、09年に制した。またTYRANTのメンバーとして東海地区を中心に活動していた。代表作は11年の1stアルバム「QUESTIONABLE THOUGHT」、17年の2nd「NEO TOKAI ON THE LINE」。この2月には東海地方の伝説的ビートメイカー・刃頭やKOJOEが参加した3rd「DEFY」を発表。 日のヒップホップにおいて東海地方といえば、まず最初に思い出すのはTOKONA-X、そしてAK-69だろう。2010年代半ばごろからは新世代のラッパーたちが台頭するようになる。今回紹介するYUKSTA-ILLは三重県鈴鹿を拠点に活動するラッパーで、呂布カルマ、CAMPANELLA、C.O.S.A.らと

    カルチャーがクロスオーバーする鈴鹿・四日市を盛り上げたい YUKSTA-ILL|好書好日
    txmx5
    txmx5 2019/02/10
    “文:宮崎敬太、写真:有村蓮”
  • 獄中で読んだ「カリートの道」の原作本は心に沁みた A-Thug(SCARS、DMF)|好書好日

    A-THUG(エーサグ) 川崎を拠点に活動するラッパー。SEEDA、BESらが在籍するヒップホップグループ・SCARSのリーダーとして、アルバム「THE ALBUM」で2006年にシーンに登場した。2011年には1stソロアルバム「BRIGHT SON!!」、2014年にシカゴで活躍する日人プロデューサー・DJ KENNと制作したアルバム「STREET IS TALKING」など、話題作を定期的発表している。最新作は11月に発表した「PLUG」。また近年はKNZZやDJ J-SCHEMEとともにDMF(DAWG MAFIA FAMILY)としても活動している。 「ムショでは朝日新聞読んでたんだよね」。A-Thugへの取材はその一言からスタートした。彼はSEEDA、BES、STICKYといった錚々たるラッパーたちが在籍しているヒップホップグループ・SCARSのリーダーだ。近年はKNZZ、J

    獄中で読んだ「カリートの道」の原作本は心に沁みた A-Thug(SCARS、DMF)|好書好日
  • 読むべき本は、いつもお店の棚で光ってる 田我流(stillichimiya)|好書好日

    田我流(でんがりゅう) 山梨を拠点に活動するラッパー。2011年に映画「サウダーヂ」へ出演したことで全国的で知られるようになり、翌12年4月に発表したアルバム「B級映画のように 2」でラッパーとして評価を確固たるものにした。代表曲は「やべ~勢いですげー盛り上がる」、EVISBEATSの作品に客演で参加した「ゆれる」など。ヒップホップだけではなく、幅広いジャンルのリスナーから愛されているラッパー。また同郷の仲間たちと結成したグループ・stillichimiyaにも所属している。 開高健のルポ「オーパ!」は文章が色っぽい 喜怒哀楽が詰まった傑作「B級映画のように 2」をリリースしてからの田我流は、とても精力的に活動していた。地元・山梨の仲間たちとのグループ・stillichimiyaでアルバムを発表し、さらに日全国をツアーで回った。そして音楽的な探究心からバンド編成のアルバムも制作した。 そ

    読むべき本は、いつもお店の棚で光ってる 田我流(stillichimiya)|好書好日
  • 孤独は味方にすべきものと知った KOJOE|好書好日

    KOJOE 新潟生まれ、ニューヨーク・クイーンズ育ち。2007年に日人として初めて、ニューヨークのインディレーベル・RAWKUSと契約して大きな注目を集めた。同レーベルの閉鎖後、2009年に帰国して日での活動を開始した。ラッパーの5lackやISSUGI、九州のトラックメーカー・OLIVE OILとも共演し、注目を集めている。 KOJOEはニューヨークのクイーンズでラッパーとしてのキャリアをスタートさせた異色の日人ラッパーだ。クイーンズはRUN DMCやNASといったヒップホップ界のアイコニックなスターを生んだ地区。KOJOEも当初はすべて英語、もしくはそこに日語が混じるバイリンガルラップを披露していたが、徐々に日人に「伝わること」を意識した曲作りをするようになった。 前作「here」では自分を縛っていたさまざまな鎖から自由になっていく過程を歌にし、最新作「2nd Childho

    孤独は味方にすべきものと知った KOJOE|好書好日
  • いろんな本が家に積まれてることが大事 Lil Mercy|好書好日

    Lil Mercy(りるまーしー) 1979年生まれ。音楽レーベル・WDsoundsを主宰して、仙人掌、febb、CAMPANELLA、ERAらの作品制作に携わるほか、自身もJ.COLUMBUS名義でカセットテープアルバム「north tokyo soultape CAS-SETTE TAPE」を発表している。またハードコアパンクバンド・PAY BACK BOYSではヴォーカルを担当。読書家集団「Riverside Reading Club」のメンバーでもある。 をたくさん読んでたり、いろんな音楽を聴いていることがカッコよかった 「ラッパーたちが読んでいるを紹介する」というこの企画を準備している時、「仙人掌はいろいろ読んでますよ」と教えてくれたのがLil Mercyだった。彼は私に『ヤーディ』というロンドンに住むジャマイカ人たちの小説を教えてくれて、読んでみるとそれがものすごく面白かっ

    いろんな本が家に積まれてることが大事 Lil Mercy|好書好日
  • Riverside Reading Club

  • 読書備忘録 2014 - gesubancho’s blog

    去年一年で読んだである。全部で73冊だから(新品で買ったもの13冊、中古で買ったもの16冊、図書館で借りたもの37冊、友人に借りたもの6冊、立ち読みしたもの1冊)、一ヶ月に大体6冊ぐらい読んでいることになる。一般的な読書量としては多いのか少ないのかは分からないが、自分としては沢山読んだと思う。 去年頭の目標のひとつに、英語を20冊読むというものがあったが、これは叶わなかった。まあ、でも健闘したんじゃないかなあ。大著が幾つかあったし、特に、フレーゲに関するアンソロジーとハリー・パーチのは文字通り格闘しながら読んだ。もっとも英語を読むこと自体がある種の格闘ではあるのだが、それとは別の格闘があったということ。この2冊は読了するまでそれぞれ一ヶ月以上を要しているはずである。しかし、私は一冊のだけを最後まで読んで、次に別のを読むということができないので、その間に同時並行的に別のを何

    読書備忘録 2014 - gesubancho’s blog
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