エレクトーンの沖浩一を中心に、ドラムス(長谷川昭弘)、ギター(水谷公生, 川崎燎)を加えたトリオ編成。 今ではエレクトーンに当たり前に備わっているオートリズム機能(リズムボックスのこと)ですが、1972年に初めてオートリズム付きエレクトーンが世に出るまではオートリズム無しで演奏されていました。エレクトーンは右手鍵盤でメロディを、左手鍵盤と足鍵盤でリズム伴奏をするのが一般的ですが、エレクトーンだけだとリズムが甘くなるんですね…。当時プロのプレイヤーはコンサートではドラマーと一緒によく演奏していたそうです。本アルバムではドラムスに加えてギターも参加して(このギターがほぼリズムを刻むことに徹しとるんですわ)リズムをサポートしています。そのおかげか、左手鍵盤は和音の他にメロディ(音色を変えて右手鍵盤とハモったり)やオブリガートを弾くことも多くアレンジの幅を広げています。 なお、ダブルジャケットの見