ミ二マル・ミュージックは反復の音楽だとよく言われるが、はたして話はそんな簡単なのだろうか。そもそもミニマル・ミュージックは反復という手段を用いて、最小限の音素材やフレーズから差異や、変化をうみだすもので、ミニマルという言葉自体に反復という意味があるわけではない。反復といっても反復されるもととなるオリジナルが明確に楽曲にあるわけではないようだし、もはや何を反復しているのだろうかとふと思ってしまったり。 スティーヴ・ライヒの『ドラミング』が46年ぶりにオリジナル・マスターテープよりリマスタリングされ再リリースされた。『ドラミング』といえば、1974年グラモフォン盤や1987年のノンサッチ盤などが有名だが、いくつかあるドラミング音源のうち本作は1971年のニューヨークのタウンホールでの演奏を収録している。厳密な意味で、ミニマルと呼べるのは、1965年に作曲されたい『イッツ・ゴナ・レイン』から、7
スティーヴ・ライヒの来日公演『Tehillim』の模様が、4月14日にNHK BSプレミアムでテレビ放送される。 3月1日と2日に自身の80歳を記念するコンサートを東京・初台の東京オペラシティ コンサートホールで行なったスティーヴ・ライヒ。同公演にはライヒに加えColin Currie Group、Synergy Vocalsが出演し、日本初演となる作品“Tehillim”をはじめ、“Clapping Music”“Mallet Quartet”“Quartet”を披露した。 今回収録されたのは、3月2日公演の様子。平日早朝に放送されているクラシック音楽番組『クラシック倶楽部』内で放送される。なお「Tehillim」はヘブライ語で詩篇を意味し、ライヒの作品“Tehillim”は『旧約聖書』の「詩篇」から選ばれたテキストに対応して構成されている。
「今度はどんな焼き直し作品をだしてくるのか」とボヤきながら毎度購入しているスティーヴ・ライヒの新譜であるが、本作は代表曲のひとつであり、パット・メセニーの録音で有名な《Electric Counterpoint》をRadioheadのジョニー・グリーンウッドが再録している、というのが大きな目玉であり、ちょっとだけ楽しみにしていた。もちろん、ジョニー・グリーンウッドの技術が、パット・メセニーのそれに敵うわけはない(ジョニー・グリーンウッドというギタリストは、ニューウェーヴ/ポストパンクの非ギタリスト的ギタリストの系譜にあるミュージシャンであるわけだし)のだが、それでも現代音楽に造詣が深く、BBCの委嘱でオーケケストラ作品を書いた経験もある彼がどんな風にこの曲を録音しているのかが気になった。 実際に聴いた感想を端的に述べれば「退屈な演奏」という表現がまず思いつく。パット・メセニーによるひとつひ
自宅の壁をCDとレコードで埋め尽くされた筆者が選んだ、ミニマルミュージック入門編的な10枚です。短いフレーズをひたすら繰り返すだけなのに、なんでこんなに気持ちいいんでしょう。妙に集中力が上がるので、何気に仕事のBGMにもオススメです。 (Hakase) その他/ジャンルレス クラシック クラブ/ダンス クラシック テクノ view 2013.12.02 まずはこの1曲! ミニマルミュージックを生み出した四天王の一人がこのスティーブ・ライヒさん。繰り返しのなかで少しずつ姿を変えていくその音楽は、びっくりすると同時にクセになります。まずはこのアルバムに収められた「ピアノ・フェイズ」を聴いてください!
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