NHKがイギリスの公共放送BBCから「番組交換」を中止されたという情報がツイッターで拡散され、話題になっている。しかし、NHKは「まったくの誤報」と否定している。 発端になったのは、「柴山哲也(ジャーナリスト)」氏による5月18日のツイート。柴山氏は、NHKが共謀罪関連の国会中継を十分にしていないという話題を受け、「公共放送BBCはNHKとの番組交換を中止したということです。同じ公共放送とは考えられないという理由です」などと投稿した。このツイートは4000回以上RTされている。 弁護士ドットコムニュースがNHK広報に電話取材したところ、担当者は柴山氏のツイートを把握していた。この担当者によると、そもそもBBCとは、「番組の売買」や「共同制作」は行なっているものの、「番組交換」は行なっていないそうだ。また、売買や共同制作を拒否されたという事実もなく、これまで通りの関係が続いているという。