【ニューヨーク共同】米アップルが、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などを使って、仮想通貨の獲得手段の一つである「マイニング(採掘)」を行うことを禁止したことが11日、分かった。マイニングは大量の電力を消費し、スマホの電池の消耗を早めることが理由とみられる。 アップルが同日までに、同社製端末のアプリ開発者向け指針を改定した。指針では「アプリは、そこに表示される広告も含め、アプリと関係のない処理を行ってはいけない」とした。具体例として「仮想通貨のマイニング」を挙げた。 マイニングは膨大な計算が必要なため、多数のコンピューターを使って行われる。