中国・香港外国記者会に置かれた、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ発表の報告書(2018年4月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / Anthony WALLACE 【4月23日 AFP】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は23日、中国企業の採用慣行に関する報告書を発表し、大手企業の求人広告における性差別がまん延しており、女性労働力にとって状況は悪化する一方だと強く批判した。 「男性限定:中国の求人広告における性差別(Only Men Need Apply: Gender Discrimination in Job Advertisements in China)」と題されたこの報告書では、「男性のみ」の募集や、女性に対して「スリム」で「容姿端麗」であることを応募条件にするなど、民間企業や公的機関による数々の法律違反が例示されている。 こういった求人広告は、女性は