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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (29)

  • ビタミンやミネラルの相乗効果、一緒に取るといい組み合わせ6選

    卵、ホウレン草、マッシュルーム、パルメザンチーズのフリッタータ(オムレツ)には、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの相乗効果コンビネーションが含まれている。(PHOTOGRAPH BY BDMCINTOSH, GETTY IMAGES) シャーロック・ホームズとワトソンなどの二人組、あるいは三銃士などの三人組のように、一緒にいることで驚くような能力を発揮する組み合わせは、娯楽の世界に限らず、われわれの日々の事にもある。というのも、特定のビタミン、ミネラル、植物栄養素(ポリフェノールやカロテノイドなどの植物由来の物質)を一緒に摂取すると、単独で摂取した場合と比べて、健康に対してより大きな効果を発揮するからだ。これは「栄養相乗効果」と呼ばれる。 たとえば、特定の栄養素同士を一緒に摂取することにより、どちらか一方が体内に吸収されやすくなることもあれば、それらの栄養素が追加の効果を発揮する場合も

    ビタミンやミネラルの相乗効果、一緒に取るといい組み合わせ6選
  • 食物アレルギーが急増中、だが新たな注目の治療法も登場

    スミス・クラフトさん(9)。2018年に撮影。彼女は同年、経口免疫療法薬「パルフォルジア」の臨床試験に参加した。パルフォルジアは2020年に米品医薬品局(FDA)から承認された、最初にして現在唯一のピーナッツアレルギー治療薬だ。(PHOTOGRAPH BY EAMON QUEENEY, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 専門家が「ビッグナイン」と呼ぶべ物がある。牛乳、卵、ナッツ、魚、甲殻類、貝類、小麦、大豆、ゴマの9種類だ。これらは物アレルギーの原因として最も一般的な品で、年齢に関係なく発症する可能性がある。発症すると、生活習慣の改善や注意が必要になるが、最悪の場合、アナフィラキシーという生命を脅かすアレルギー反応を引き起こす可能性がある。 ここ数十年で物アレルギーをもつ人の割合は爆発的に増加していることを示唆するデータがある。物アレルギーがどれくらい広がって

    食物アレルギーが急増中、だが新たな注目の治療法も登場
  • ツタンカーメンのミイラ、王の包帯を解いた7日間

    金箔を施した架空の生き物、等身大の王の像、黄金のきらめきを放つ戦闘用馬車の部品。これらは、英国の考古学者ハワード・カーター率いる発掘隊が王家の谷で長年見過ごされてきた墓で発見し、分類・記録した副葬品のごく一部だ。発掘隊はその後、入れ子になった三重構造の棺(ひつぎ)を発見した。最も内側の棺は黄金製で、その中には黄金のマスクをかぶったミイラが横たわっていた。ミイラは埋葬時に神官が注いだ樹脂で、棺にぴったり張りついていた。

    ツタンカーメンのミイラ、王の包帯を解いた7日間
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    usa02 2022/10/28
  • 特集ギャラリー:ツタンカーメン、世界を驚かせた少年王の財宝 写真11点(2022年11月号)

    古代エジプトの少年王、ツタンカーメンに関する記録はわずかだが、この等身大の木像をはじめ、多くの副葬品が手がかりを与えてくれる。(PHOTOGRAPH BY SANDRO VANNINI) ツタンカーメンの埋葬用のマスクは、黄金とガラスと半貴石でその顔立ちを今に伝え、エジプト第18王朝(紀元前16~前13世紀)の富の証しでもある。当時はあらゆる交易路がナイル川流域に集まり、高価な品々が遠方から運ばれてきた。(PHOTOGRAPH BY SANDRO VANNINI) ツタンカーメン王は贅(ぜい)を尽くした生活を送り、早逝した。墓から見つかった200点余りの宝飾品の一つ、ハヤブサをかたどったペンダントには、王が身に着けていたことを示す証拠が残る。(PHOTOGRAPH BY SANDRO VANNINI)

    特集ギャラリー:ツタンカーメン、世界を驚かせた少年王の財宝 写真11点(2022年11月号)
  • 【解説】NASAの探査車「パーシビアランス」が火星着陸に成功

    2021年2月19日朝(日時間)に火星に着陸したNASAの探査車「パーシビアランス」が最初に撮影した火星表面の写真。(NASA TV) 火星の新たな住人となるロボット探査車が大地に着陸した。2021年2月19日朝(日時間)、NASAが数十億ドル(数千億円)の費用を投じて開発した探査車「パーシビアランス」が、約5億kmを終え、無事に火星に着陸した。 原子力電池を搭載した重量1トンのパーシビアランスは、火星の薄い大気圏に猛スピードで突入し、減速しながら自律的に着陸動作を行い、ジェゼロ・クレーター内の7.7km×6.6kmの着陸楕円の中に着陸した。 パーシビアランスが無事に着陸したことを知らせる信号と、火星表面で最初に撮影した写真のデータは、上空を周回する火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターを介して地球に送られた。信号を受け取ったNASAのジェット推進研究所(JPL)は歓喜に包まれた

    【解説】NASAの探査車「パーシビアランス」が火星着陸に成功
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    usa02 2021/02/20
    “パーシビアランス”
  • ギャラリー:愛のシンボル、ハート形のある風景 11選

    北海道 豊似湖は、北海道幌泉郡えりも町にある自然の淡水湖。(PHOTOGRAPH BY SATORU KOBAYASHI, GETTY IMAGES) 米国メーン州、イースタン・エッグ・ロック島 ハート形の岩で羽を休めるニシツノメドリ。イースタン・エッグ・ロック島は面積およそ2万8000平方メートルで、木が生えていない。1973年、世界に先駆けて、ニシツノメドリのコロニーを回復する取り組みが始まった。(PHOTOGRAPH BY MELISSA GROO, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アイスランド、ヨークルスアゥルロゥン潟湖 ここはヨークルスアゥルロゥン潟湖の近くで見つけた氷の洞窟。ハート形の「窓」から、空がのぞく。アイスランド南東部バトナヨークトル国立公園の端に位置するこの潟湖では、冬になるとアザラシが大きな群れをつくり、湖に入り込んだ魚をべる。(PHOTOGR

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    usa02 2020/03/17
  • 新型コロナ、「春に終息」と言えないこれだけの理由

    2020年2月18日、世界中に新型コロナウイルスへの不安が拡大するなか、中国江西省の畑で農作業をする村人。インフルエンザウイルスなど一部のウイルスは、気温が低く空気が乾燥していると感染が拡大しやすいが、今回の新型コロナウイルスも同じように天候に左右される性質を持っているかどうかはまだわからない。(PHOTOGRAPH BY LIU HAOJUN XINHUA, EYEVINE/REDUX) 世界中で急速に拡大している新型肺炎(COVID-19)の流行は、インフルエンザのように春になれば終息するのだろうか。多くの専門家は、暖かくなってウイルスがどんな動きをみせるかを予測するのは時期尚早とみている。 コロナウイルスには多くの種類があるが、人間に感染するのは7種だけだ。そのうち4種が、軽い風邪症状を引き起こすことで知られている。目下流行中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を含め、残りは

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    usa02 2020/03/03
  • 第107回 短時間睡眠で済む遺伝子が発見された

    最近、神経科学の専門誌「ニューロン」の2019年9月号にショートスリーパーの遺伝子が見つかったという報告が載った。その詳細は後ほど紹介するとして、まずショートスリーパーとは何か、から始めよう。 ショートスリーパーとは、簡単に表現すれば短時間睡眠で生涯を健康に過ごすことができる人だ。睡眠障害の国際基準でもショートスリーパーは「正常範囲内だが異型(標準から大きく外れている)」な睡眠パターンとして取り上げられている。「疾患」ではなく「異型」と表現されるのは、短時間睡眠によって健康上の問題が生じないためである。 困ったことに、ショートスリーパーと判定する絶対的な基準は設けられていない。つまり「睡眠時間が何時間未満ならショートスリーパー」という具体的な数値がない。というのも、脳波計測など信頼のおける方法で実質的な睡眠時間を長期間にわたり測定した「真のショートスリーパー」がどれくらいの頻度で存在するの

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    usa02 2019/09/12
  • ネコは自分の名前を聞き分ける、上智大ほか研究

    ネコは、自分の名前と、べ物や撫でられることなどのご褒美を関連付けている。(PHOTOGRAPH BY MARC MORITSCH, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ネコは、ネズミの捕まえ方から、缶を開ける音が何を意味するのかまで、多くのことを知っている。さらには、自分の名前も聞き分けているらしいことが、新たな研究で確認された。 上智大学の心理学者である齋藤慈子氏は、4月4日付け学術誌「Scientific Reports」に発表した論文で、ネコは確かに自分の名前を聞き分けており、見知らぬ人に呼ばれた場合でも反応することを示した。 齋藤氏はネコ好きだ。大学院で霊長類の認知に関する研究をした後、この誤解されがちなペットを研究対象に選んだ。 「ネコが大好きです。ネコはとてもかわいらしく、とてもわがままです。撫でて欲しい時は寄って来ますが、放っておいて欲しい時には離れていきま

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    usa02 2019/04/08
  • 宝石になった恐竜の化石を発見、しかも新種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    現在のオーストラリアにある浅い湖を、ウィーワラサウルスの群れが渡る。(ILLUSTRATION BY JAMES KUETHER) オーストラリア内陸の町、ライトニング・リッジに近いウィー・ワラの鉱山から、まばゆい化石がもたらされた。新種として新たに命名された恐竜、ウィーワラサウルス・ポベニ(Weewarrasaurus pobeni)の化石だ。12月4日付けで学術誌「PeerJ」に論文が発表された。 鳥脚類という恐竜のグループに属するウィーワラサウルスは、大型の犬ほどのサイズで、後ろ脚で歩き、くちばしと歯を両方備えて、植物をべていた。身を守るため、群れで移動していた可能性がある。北半球にはトリケラトプスやハドロサウルスといった植物の恐竜がいたが、南半球にはそれらと大きく異なる恐竜たちが生息していたらしい。今回の化石も、そうした証拠の一つに加わった。 しかし、この化石の驚くべき特徴は、

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    usa02 2019/03/19
    オパール
  • 「犬の性格は飼い主に似る」は本当だった

    1681匹の犬とその飼い主の性格を調べた結果、彼らは似たような行動を取る傾向にあることがわかった。(PHOTOGRAPH BY VINCENT J. MUSI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 飼い主もイヌも手足がひょろりと長い、ボサボサ頭の飼い主がボサボサの毛のイヌを連れている――。見た目が互いによく似たイヌと飼い主は、はたから見ていて微笑ましい。実際にイヌは飼い主と似るという最新の研究成果が、2019年2月15日付けのオンラインの学術誌「Journal of Research in Personality」に発表された。といってもこの研究が注目したのは、外見ではなく性格の類似性についてだ。 論文の主執筆者で米ミシガン州立大学の社会心理学者、ウィリアム・J・チョピク氏は、長年、人間関係の変化について研究してきた。ところが、今回は人間とイヌとの絆に興味を引かれ、関係と変

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    usa02 2019/03/06
    小さいころいた土佐ミックスちゃんはめちゃ賢かった。毎朝新聞とってきた(父が散歩させて躾てて、お世話は母、私は0-1歳💦)
  • 中世の本にネコの足跡、ネットで話題に

    インクを踏んだネコが横切った跡がある15世紀の文書。 Photograph courtesy Emir O. Filipovic 古代エジプトの宗教を皮切りにエドガー・アラン・ポーの「黒」、新しいところでは人気ネコ画像サイト「I Can Has Cheeseburger」まで。ネコと文学、文化は昔から蜜月の関係にある。しかし、15世紀の文書を横切る足跡を残し、その存在を歴史に残したのはクロアチアの古都、ドゥブロヴニクのネコくらいだろう。 ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ大学で授業、研究の助手として働くエミール・O・フィリポビッチ(Emir O. Filipovic)氏は2011年7月、中世に記された手書きの文書に目を通しているとき、インクを踏んだと思われるネコの足跡が横切るページを見つけた。早速、フィリポビッチ氏はカメラを向けてパチリ。同僚や生徒に見せ、笑いの種にするためだ。 「これほ

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    usa02 2019/02/21
    🐈🐾
  • 白人が少数派になる米国で今、何が起きているか

    米国ペンシルベニア州東部の町、ヘイズルトンの自宅前に立つフェリサ・リコ。母と義父との3人暮らしだ。一家は星条旗のほか、南北戦争当時の南部連合旗(左奥)も家の前に時々掲揚する。奴隷制の象徴としてこの旗の掲揚に反対する人もいるが、一家に言わせれば、そうした人たちは米国の歴史を無視しているという。PHOTOGRAPHS BY GILLIAN LAUB 米国の国勢調査局の予測では、2044年までに非ヒスパニック系白人が人口に占める割合は50%を割る。米国の人種間の関係と白人の地位が変わるのはほぼ確実だ。 米国では長年、人種について考えることは白人以外の人々の地位や苦境に目を向けることを意味していた。米国社会は基的に白人社会であり、ほかの人種・民族グループは社会の周辺に押しやられた人々で、人種問題は彼らが直面する問題だと考えられていたのだ。ところがオバマ前大統領からトランプ現大統領の時代にかけての

    白人が少数派になる米国で今、何が起きているか
  • ウナギ、コカイン中毒の可能性、研究

    ヨーロッパウナギは絶滅の危機にさらされている。違法薬物などによる水質汚染も原因のひとつだ。(PHOTOGRAPH BY WIL MEINDERTS, BUITEN-BEELD/MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 絶滅危惧種のウナギがコカイン中毒になっているかもしれない。2018年6月に学術誌「Science of the Total Environment」に発表された論文で、その可能性が明らかになった。(参考記事:「ウナギ大海原の旅、衛星タグで初めて追跡」) 社会は違法薬物の問題に取り組み続けているが、下水とともに川や海に流れ込んだ薬物がほかの種に及ぼす影響はよくわかっていない。(参考記事:「麻薬密売で中米の熱帯雨林に深刻な危機」) そこで、科学者たちは研究のため、ヨーロッパウナギを50日間、川に含まれている程度の微量のコカインにさ

    ウナギ、コカイン中毒の可能性、研究
  • “痕跡器官”とされた脾臓の役割解明

    人間の消化器系を示すイメージ図。左上に腎臓に似た形をした紫色の脾臓がある。2009年7月に発表された研究によると、マウスを対象に調査した結果、役立たずと思われていた脾臓は、実際には損傷を受けた心臓の回復に欠かせない役割を果たしていることがわかった。 Illustration by MedicalRF.com/Visuals Unlimited 人体には虫垂や扁桃腺(へんとうせん)、余った血流路など、痕跡器官と呼ばれる臓器が存在している。進化の名残ともいえるこのような器官は、あっても無くても人体にはそれほど影響がないと考えられてきた。しかし、医療研究技術の発達に伴い、痕跡器官にも実際には懸命に働いている臓器があることがわかってきた。 痕跡器官の好例が脾臓(ひぞう)である。最新の研究によると、損傷を受けた心臓の回復に欠かせない役割を果たしていることが判明したという。脾臓は腎臓に似た形で腹部の左

    “痕跡器官”とされた脾臓の役割解明
  • 【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画

    アルファ・ケンタウリは、南半球からよく見える青みがかった明るい星で、地球から約4光年のところにある。(PHOTOGRAPH BY ESO) シリコンバレーで活躍する億万長者のロシア人が、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士をはじめとする友人たちと協力して、地球から最も近い恒星へ超小型の宇宙船を飛ばそうとしている。4月12日、起業家のユーリ・ミルナー氏らが発表したその「ブレイクスルー・スターショット(Breakthrough Starshot)」というプロジェクトがそれだ。この夢のある冒険については、知りたいことがいろいろあるのではないだろうか。そこで、基的な内容をQ&A形式で解説してみたい。(参考記事:「ブラックホールは存在しない? ホーキング氏が新説」) ――ブレイクスルー・スターショットとはどんな計画? 目標は、切手サイズの超軽量宇宙船「ナノクラフト」を、地球に最も近い恒星系で

    【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画
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    usa02 2018/03/14
  • 空から見た!北極圏と動物たちの絶景 動画と写真14点

    荒々しくも身の引き締まるような北極圏の美しさに、写真家のフロリアン・ルドゥー氏が心を奪われたのは10歳の時だった。「壮大な眺めと、そこにいる素晴らしい動物たちが、私を北極へと引き寄せました。旅を重ねるにつれ、その思いは高まり続けています」と、ルドゥー氏は言う。 ルドゥー氏は近年、アイスランドやグリーンランド、カナダなどで陸地や空を縦横に旅しながら、風景や野生動物の映像を撮影している。氏はフランス海軍の写真記者として働きながら、グリーンランドのイヌイット文化と土地との関わりを撮る個人的な企画で技術を磨いた。(参考記事:「北極圏のイヌイット、極夜のなかの彩りある暮らし、写真13点」) 2017年、ルドゥー氏はカナダ、ヌナブト準州のトレンブレー・サウンド付近で、ホッキョクグマを探そうと船を出した。一晩かけた探索は収穫なしに終わったが、撮影チームは翌日、期待できそうな大きな氷に出くわした。ホッキョ

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    usa02 2017/11/21
  • 【動画】ピューマの友情行動を初確認、通説覆す

    このほど撮影された動画により、孤独なネコ科動物と考えられていたピューマの複雑な社会構造が明らかになった。(解説は英語です) ピューマはアメリカ大陸原産の大型のネコ科動物だ。これまでずっと、ピューマは孤独な捕者であり、ピューマどうしが顔を合わせるのは交尾をするときか、戦うときだけだと考えられていた。(参考記事:「動物大図鑑 ピューマ」) ところが、新たな研究により、ピューマは物の分かち合いに基づく緊密な階層社会を築いていることが明らかになった。 「ピューマの研究には60年以上の歴史がありますが、私たちはずっと、孤独で非情な殺し屋だと思っていました」と、ネコ科動物の保護団体パンテラでピューマ・プログラムの主席科学者を務めるマーク・エルブロック氏は語る。「ところが今回、彼らが助け合いに基づく複雑な社会システムを持つ、秘密主義の動物であることが明らかになったのです。これまでの理解を完全に覆す発

    【動画】ピューマの友情行動を初確認、通説覆す
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    usa02 2017/10/24
    やっぱり猫っぽい
  • 鶏に乱用の抗生物質、耐性菌の温床と識者が警告

    ――著書の中で、抗生物質に対する耐性を「時間をかけてじわじわと進行する現代社会最大の健康危機」と表現していますが、世界ではどのような状況なのでしょうか。そして、品製造がその中心にあるとはどういうことでしょうか。 抗生物質と言えば、一般には医療の現場で使われるものという認識がありますから、品の製造にもそれが使われていると聞いて驚く人は多いでしょう。けれども、実は地球上で最も抗生物質が使われているのは、人間ではなく用動物に対してです。 米国では、年間1万5400トン以上の抗生物質が、用動物へ使用されています。これは、人間が使う量の4倍にもなります。そして、そのほとんどは感染症治療が目的ではなく、体重を増やすためのいわゆる「成長促進」に使われているのです。 動物たちの飼料や飲料水には、ほぼ毎日のように抗生物質が混ぜられています。その結果、動物の体内で抗生物質に耐性を持った菌が生まれます。

    鶏に乱用の抗生物質、耐性菌の温床と識者が警告
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    usa02 2017/09/22
    そりゃみんなヴィーガンにもなるわ。私も考えよう。国産の抗生物質なしの鶏だけ買って自炊しよ。
  • 胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集

    NASAの探査機カッシーニが最後に撮影した、土星の向こうへ沈みゆく氷の衛星エンケラドス。カッシーニは2017年9月15日、自ら土星に突入して消滅した。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL- CALTECH, SPACE SCIENCE INSTITUTE) 2017年9月15日、亜麻色をした土星の雲との最後のランデブーを前に、NASAの探査機カッシーニは、土星のはずれから地球に向けて最後の絵葉書を投函した。(参考記事:「さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入」) それはまるで遠くへ去りゆく友に贈る、写真コラージュのようだ。未加工のざらついた画像の中では、もやのかかる衛星タイタンがきらめき、氷の衛星エンケラドスの三日月がにやりと笑い、巨大な土星がまぶしく輝き、この惑星を象徴する明るい環が視界を埋め尽くしている。 ミッションマネージャーらはまた、発信から数時間で地球に到達した

    胸に迫る美しさ、カッシーニの最後の写真集