吉田典史(ジャーナリスト) 【第22回】 2009年05月18日 人事部の責任転嫁で“島流し”に! 熱血課長の人生を狂わせた「部下の自殺」 ――会社の“口封じ策”を見抜けずに追い出された関田氏のケース 社員が自殺をすると、会社はそれをひた隠しにする。ほとんどの職場では、緘口令が敷かれる。そしてその真相は、闇から闇へと葬り去られる。 今回は、部下の自殺により、サラリーマン人生が激変してしまった課長を紹介する。あなたの会社でも、同じようなことが行なわれていないだろうか。 ------------------------------------------------------------------ ■今回の主人公 関田陽太郎(46歳) 勤務先: 都内に本社を構える、従業員数230人の文具メーカー。営業力が強く、売り上げを順調に伸ばして来た。社内では、社員の平均年齢が30代後半になり