「スクラムやるならRedmineとALMinium!」~新キャラ登場! 無表情なあの人が笑う日は来るのか?:かんばん!~もし女子高生がRedmineでスクラム開発をしたら(3)(1/3 ページ) 本連載は、ちょっととぼけた女子高生の姉妹が今注目のアジャイル開発手法であるスクラムとプロジェクト管理ソフトの「Redmine」を使って、システム開発をするというフィクションです。
前回は、1000人のエンジニアがRedmineを使い出すまでの事例を紹介させていただきました。今回は、Redmineの使い方や、大規模に変化してくRedmineの運用について、2年間の運用や改善から得たナレッジや、気がついたことをまとめていこうと思います。 1. Redmineのオブジェクト構造を理解した方がいい Redmineは以下の構造になっているので、タスクの属性をうまく分類する必要があります。 プロジェクト > サブプロジェクト > バージョン > 親チケット > 子チケット > トラッカー > カテゴリ 注意したいのは、プロジェクト・サブプロジェクトには期限が設定できず、バージョンには終了日時、チケットには開始日時と期限をつけることができる点です。期限があるものには、期限のあるものを当てはめるのがすっきりします。Redmineを使って「何を」「どう」管理していきたいのかを、まず考
コード探知機「Sonar」でプロジェクトの深海を探れ!:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(17)(1/4 ページ) プロジェクトの深海を照らす「Sonar」とは? 「Sonar」は、スイスのSonarSource S.A.を中心に開発されているコードの品質管理を行うオープンソースのプラットフォームです。LGPLライセンスで提供され、無償で利用可能で、拡張も自由です。 2009年に「Jolt Product Excellence Awards」「Open World Forum Innovation Awards」などを受賞した、いま注目のツールです。 Sonarは、まるで音波探知機を装備した潜水艦のように、コードのさまざまなメトリクス(統計情報)を総合的に集計し、現在の開発の状況を視覚化します。非常に使いやすいWebのUI(ユーザーインターフェイス)で、プロジェクトごとのメトリクスから各パ
ブランチ/タグの作成、切り替え Gitの特徴の1つに、簡単かつ高速にブランチ(Branch)を作成できる点がある。ブランチは元々は「枝分かれ」という意味で、一般的にはメインの開発ラインとは異なる、実験的な機能を作成したい場合などに利用される。Gitではブランチの作成が容易なため、安定版をベースに新たな機能を実装する際などにブランチを作成し、ある程度形になったところでブランチに加えた修正を安定版に適用する(マージ)という開発スタイルを採ることが多い。 ブランチの作成は、「TortoiseGit」-「Create Branch」メニューで行える(図31)。「Create Branch」ダイアログが表示されるので、「Branch」に作成するブランチの名前を入力し、ベースとするブランチやタグ、コミットを指定して「OK」をクリックするとブランチが作成される(図32)。このとき、「新規ブランチに切り替
前回の連載では、タイトルに"TIPS"を含めていながら、具体的なTIPSを紹介することが出来ていませんでしたので、今回はRedmineを活用する上でのTIPSや注意点と、後半はRedmineのプラグインについて紹介します。 Redmineを活用する上でのTIPSと注意点 カスタムクエリの活用 不具合や課題の一覧を確認する上で、Redmineの「問題」一覧画面を眺めることは多いかと思います。 この一覧画面はデフォルトでは全ての「問題」が表示されるため、絞込みを行うフィルタ機能が付いていますが、日々入力するような特定の絞込み条件については、事前に登録しておくことで、クリック1つで絞込みを行うことが出来る「カスタムクエリ機能」が便利です。 利用例として、筆者らは「一週間以内に更新した問題一覧」や「担当者未割当の問題一覧」、「優先度高めの問題一覧」などをカスタムクエリとして予め登録しておき、
システム開発を行う上でバージョン管理の必要性はもはや言うまでもないだろう。数年前であればSubversionが主流だったが、最近ではGitが利用されることも増えている。が、Gitにはちょうどいいフロントエンドがなかった。Subversionには有名なTortoiseSVNがあるというのに。 エクスプローラにGit! このフロントエンドの存在がSubversionの普及に一役も二役も買ったのは間違いない。だがWindowsにもついに実用的なフロントエンドが登場した。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGit Extensions、エクスプローラとも統合されるGitフロントエンドだ。 Git Extensionsは管理インタフェースであるGit Extensions、msysGit、KDiffなどを一括でインストールするソフトウェアだ。新しいリポジトリの作成や既存リポジトリのクローンは
ソースコードのレビューはシステムの品質を高めるのに大切な作業だ。GoogleやVMWareでも使われており、ブラウザを使って差分を確認してコメントができるようになっている。社内向けには拙作のSubversionソースコードレビューシステムの宍道湖がある(Rails製)。 Git向けソースコードレビューシステム この手のツールはSubversion向けのものが多かったが、Gitでも使いたいならGerritに挑戦してみよう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGerrit、Git向けソースコードレビューシステムだ。 GerritはGoogleが大々的に発表している訳ではないが、Google社員が開発しておりAndroidのオープンソースプロジェクトにおけるソースコードレビューにも利用されている。他のシステム同様に差分を見て、そこにコメントすることが可能だ。 差分を見てコメントする 差分
分散バージョン管理Git/Mercurial/Bazaar徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(3)(2/5 ページ) 【3】パフォーマンスとスケーラビリティ 分散バージョン管理システムでは各開発者が持つローカルリポジトリが履歴情報を管理するので、変更履歴の参照やファイルの取り出しのためにサーバへ接続する必要がありません。また、作業はローカルのリポジトリへコミットを行い、ある程度まとまったところで中央リポジトリへ反映できます。サーバへ接続する頻度が減るためパフォーマンスは上がります。 また、上記の図4で紹介したような階層的なリポジトリ構成を取っておけば、大規模なシステム開発でも各グループのリポジトリのアクセスへ分散できるので、アクセスが集中して遅くなるという問題が発生しにくくなります。 【4】オフラインによる開発 各開発者のローカルリポジトリで作業しますので、中央リポジトリに接続しな
「trunk」は開発中の最新のバージョンの管理をします。trunkは最新版を開発し、別のバージョンの開発に着手し、リリースしたバージョンを保守フェイズに移行する際には、ブランチを作成し、以後、保守バージョンはブランチで管理していきます。 「branches」の下では、バージョン1.0.xと1.1.xの2つのバージョンを管理しています。1.0.0、1.1.0リリース以降は、各バージョンは各ブランチの下でバグフィクスや機能追加を管理します。このブランチの仕組みにより、開発中のソースコード(trunk)の影響を受けずに各バージョンを保守できます。 「tags」の下では、バージョン1.0.xに対するリリースとして、1.0.0,1.0.1,1.0.2が、バージョン1.1.xに対するリリースとして、1.1.0,1.1.1が管理されています。tagsの下のフォルダは各ソフトウェアリリース時に作成し、リリ
Subversion - open source version control system オープンソースプロジェクトではソースコードの共有や管理にバージョン管理システムを使っていることが多い。バージョン管理システムを使ってソースコードの共有とバージョニングを可能にすると、複数名での開発やロールバックが簡単の実現できるようになる。オープンソースプロジェクトに限らず、商用システムの開発でも活用できる機能だ。 以前はCVSが代表的なシステムだったが、現在ではほかにもいくつかの候補がある。候補はいくつもあるが、Smashing Magazineの7 Open Source Version Control Systems Reviewedに興味深い記事が掲載されているためチェックしておきたい。同記事では7つの代表的なバージョン管理システムが簡潔にまとめられている。簡単にまとめると次のとおり。
■1. はじめに 前回の記事では、オープンソースでのバージョン管理の一例として、Subversion/TortoiseSVN/AnkhSVNの紹介と簡単な利用方法について説明した*1。 *1 前回の記事が執筆~公開されている間に、Subversionの最新バージョン1.5.0が公開されている。これからSubversionを試す方は、下記の最新バージョン(2008年7月23日時点)で試してみるとよいだろう。 ・Subversion 1.5.0 ・TortoiseSVN 1.5.0 ・AnkhSVN 2.0.4757 バージョン管理を利用せずに開発することに懲りた中村君、玉田君は、その後社内でSubversionを導入することを推し進め、社内の開発標準フレームワークの開発・運用を任されるまでに成長していた。 中村君「ほんとSubversionって便利だよな。いま思うとバージョン管理なしでどうや
前から「なんだこりゃ?」とは思っていたのだよ。 TortoiseSVNのプロパティ設定画面なのだが、選択可能なプロパティの中にbugtraq:url他、bugtraq:XXXという名称のものがある。これ、どう見てもバグトラッキングシステムとの連携用だよねぇ? 気になったのでちょっと調べてみたのだが・・・あったよ。 http://www.caldron.jp/~nabetaro/svn/TortoiseSVN_ja/tsvn-dug-bugtracker.html へぇ!そんなことができるのか!Mantisもいることだし、ちょっくら試してみよう。 チェックアウトしてくるモジュールのルートディレクトリ(大抵、repourl/trunk/だろう)に、次のプロパティを設定する。 プロパティ名 値 bugtraq:url http://server/mantis/view.cgi?id=%BUGID
(2006-10-24 新規作成) このページでは、Subversion の bugtraq:* プロパティの使い方を示す。(Subversionクライアントの一部が、この属性に対応している) なお、このプロパティは Subversionクライアントで使われる。 概要 ディレクトリにて bugtraq:* プロパティにTracのURLなどを設定すると、TortoiseSVN, Subclipse, Subversive でコミットのログメッセージを表示したとき、Tracの該当チケット番号にリンクされる (大抵は、チケット番号をクリックするとWebブラウザが該当チケットを表示する、という動作を行う) この設定は TortoiseSVN, Subclipse, Subversive で使える。 この設定は、Tracに限らず、他のBTS/ITSでも使える。 チケット番号を入力しなかったときに、警
TotoriseSVNとTracの連携 TortoiseSVN1.4.0からかな? TortoiseSVNには「バグ追跡システム / 課題追跡システムとの統合」のための機能があり、 これを使うと SVNのコミット時に、Trac等バグ追跡システムのissue番号を入力するフィールドを表示する ことが出来ます。入力されたissue番号(チケットのID)はログメッセージの最後に追加されます。 その他、TortoiseSVNのログからTracのチケットを開くことも。 また、SVNのリポジトリ内のフォルダに対して設定するので、1回設定すれば そのリポジトリを使っている全員に適用することが出来ます。 (対応しているSVNクライアントを使う必要はあります) ヘルプによると、2種類設定方法があるのですが、今回はその片方を紹介。 設定方法 リポジトリで対象としたいフォルダを右クリックして、「属性」を選択し
2004年にTracの存在を知って惚れ込む。Tracや同様のソフトウエアを普及させるべく,収集した情報をdiscypus.jpにて発信している。 今回は,TracをLinuxにインストールする手順と,Tracの管理者が行う基本的な設定,の2つについて説明します。ただし,前回はTrac Lightning 1.8,すなわちTrac 0.10.4日本語版を用いましたが,今回は新たにリリースされたTrac 0.11日本語版を用います。 ※ Trac 0.11(英語版)が2008-06-23にEdgewallから,そして2008-07-07にTrac 0.11日本語版がインタアクトからリリースされました。また,Trac Lightningも2008-07-14にリリースされた2.0.0以後でTrac 0.11日本語版を採用しています。 Linuxへのインストール 連載第2回で説明したように,Tra
今年(2008年)2月に、弊社でも遅ればせながら正式にSubversionを使ってプログラムのバージョン管理が行われるようになりました。 個別案件では、お客さんの指定や、あるいはプログラマの判断でこれを使っているものもありましたが、プログラマリーダーの強い勧めもあり、3QCを重ね、正式導入となった次第です。 それで、SubversionについてはSEにはあまり影響ないのですが、これを導入する限りは、tracを使わなければそのメリットは半減するようなので、バグトラックをtracでやってみることにしました。(tracは正式に導入した訳ではありません) 弊社ではこれまで自製のバグ管理のwebシステムを使っていたのですが、果たしてtracはそれに比してどの程度すごいのか? いやはや、まず見た目からしてすごかったです。逆の意味でですが。 普段から『今日入社した人が、何のマニュアルもなく使い
Canonicalは29日 (英国時間)、オープンソース開発プロジェクトのホスティングシステム「LaunchPad 2.0」をリリースした。Webサイトでは、LaunchPad 2.0の新機能を紹介するツアーの公開が開始されている。 メジャーアップデートとなる今回のリリースでは、新たにインターネットサービスAPI (β版) を提供。外部アプリケーションによる認証や、LaunchPad上のデータベースを対象とした検索 / 修正の実行に対応する。懸案とされていたメーリングリストの運用も可能になったほか、Webインターフェイスの改良も実施されている。 バグトラッキングシステムの「Bugzilla」と「Trac」との連携も可能になり、不具合情報の管理が効率化された。分散バージョン管理システム「Bazzar (bzr)」も強化され、大規模なコードへの対応が容易になったほか、コードの変更に伴うバージョ
WebSigエコピ:「Redmine」がイシュー管理システムとして優れている5つの点 Posted on 2008年5月29日. Filed under: WebSigエコ&ピース | タグ: WebSigエコ&ピース | メモ&シェアです。 WebSigエコ&ピース( mixiコミュニティ )では、1カ月ぐらい前からタスク管理システムとしてRuby on Railsベースの「Redmine(レッドマイン)」を使いはじめた。 システム開発の世界では昔からWebベースのBTS(Bug Tracking System:バグ管理システム)の利用は比較的ポピュラーで、デザインなどのクリエイティブ要素を含む開発現場でも最近はよく使われていると思う。 ウチ(アークウェブ)では、プロジェクトのドキュメント管理・ナレッジ共有にはPukiWikiを使い、タスクのトラッカーとしてはTracを使ってきた。で、R
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