おっくうになりがちな家事のひとつが、トイレ掃除だ。こまめに掃除していれば清潔な状態を保てるが、ちょっとさぼると汚れがこびりついてしまう。 このトイレ掃除を回避できるのが、自動洗浄機能を搭載するトイレだ。複数のメーカーから、用を足したあと自動で泡や消毒水で便器を洗ったり、コーティングするなどの自動洗浄機能を搭載する製品が登場している。
「GPT-4超え」とうわさのAI「Claude 3」を試す 仕事は任せられる? 若手記者の所感(1/2 ページ) 3月4日(現地時間)にリリースされたチャットAI「Claude 3」がすごい。筆者も記事の執筆を任せられないか少し試しているが、使い方によっては「そこそこいけるな……少なくともGPT-4よりはイケる」と思う程度にはしっかりしている。 過去に記事でも伝えた通り、ITmedia NEWSではChatGPTを活用した記事の制作も行っている。筆者もたまにGPT-4の力を借りて記事を作っているが、ものすごく効率化につながるかと言われれば、正直そこまでではない。 10の労力が9とか8.5くらいにはなるし、それはそれですごく大事なのだが、劇的な省力化にはつながらない。さらにプロンプトを考える手間もある。その辺を加味してギリギリ黒字くらいだ。特にここ半年くらいは以前より微妙なアウトプットしか出
太陽光×蓄電池の連携を強化しAIも活用、ファーウェイが住宅用パワコンの新モデル:太陽光(1/2 ページ) ファーウェイの住宅用パワーコンディショナに新機種が登場。MPPT数が増え、蓄電池との連携も強化した。AIを駆使した新たなエネマネシステムも投入し、運用面でもパフォーマンス向上も支援するという。 ファーウェイは「PV EXPO 国際太陽光発電展」(東京ビッグサイト、2024年2月28日~3月1日)に出展し、新しい住宅用ハイブリッドパワーコンディショナー「SUN2000-4.95K-LB0-NH」を披露した。同製品は住宅用蓄電システムソリューションの中核を成すものであり、発電側と蓄電側それぞれのパフォーマンスをこれまで以上に引き出し、生かし切ることを可能にするという。2024年6月より販売を開始する。 MPPT数が増加、パワコン2台での連携自立運転も可能に 従来機種からの進化点は多岐にわた
震災で意識高まる「家庭内蓄電」 太陽光の“卒FIT”にポータブルバッテリーメーカーが注目する理由:小寺信良のIT大作戦(1/3 ページ) 1月1日に発生した能登半島地震により、全国的に防災意識が高まっている。特に太平洋側は、次は南海トラフだということで、じわじわと警戒感が強まっているように思う。 地震や津波による倒壊を免れた地域でも、ライフラインの崩壊は深刻だ。水やプロパンガスは運べても、大量の電気は運べないという問題がある。だからEVだHEVだ、という文脈も理解できるところだ。 一方で、太陽光発電設備の設置を義務付ける自治体が出てきた。京都府と群馬県では延べ床面積2000平米以上が対象なので、主に工場や事業所などになるだろう。東京都と神奈川県川崎市は、一般新築住宅にも設置を求めている点で根本的に異なる。 東日本大震災直後には電力不安があったことや、原発に変わる再エネ導入ブームに乗って、ソ
「LUMIX G100」の復活おめでとうございます。 G100は2020年に発売された、小さくて可愛くて軽くて安くて魅力的なミニミラーレス一眼で、VLOGカメラとして売り出したのだけど、タイミングがちょっと悪かったのか、VLOGをうたうには早すぎたのか、その良さがあまり知れ渡らなかったのだ。 でもそれが23年の終わりにマイナーチェンジして復活したのである。 立場的には初心者向けの簡単に使えるデジタル一眼であると同時に動画機能がしっかりしたVLOGカメラという両方に軸を置いた製品なのだけど、実は日常的に持ち歩いてスナップを撮るカメラとしても魅力的なのだ。 小さいけど写りはよし、なのが魅力のG100D そんなG100のマイナーチェンジモデルが「G100D」。基本的にはG100と同じだ。 ファインダー部がぴょこっと飛び出たボディは幅が約115.6mmで高さが約83.1mm。重さにいたっては、薄く
本体にテンキーが付属し、単体でロックの解除が行えるUSBメモリ「ED-HB3」。容量は64/32/16/8GBから選べる。紛失しやすいキャップ式なのはややマイナスだ PCを所持しての遠征が増えたことをきっかけに導入したのが、アイ・オー・データ機器のセキュリティUSBメモリ「ED-HB3」だ。本体にテンキーを備え、単体でロックの解除が行えるという製品である。 筆者はPCで利用するデータのほぼ全てをクラウドで同期しているが、今まさに作業中のデータだけは、使い勝手を重視してローカルに保持している。これらはバックアップの対象から外れるため、遠征時だけはローカルフォルダーごとUSBメモリにコピーし、携行するのが常だ。手動バックアップというのも今どきアナログだが、こうしておけば移動中にPCが壊れても、別のPCで作業を続行できる。 ただしこの場合、USBメモリの盗難や紛失によるデータの流出リスクはあるの
米OpenAIの大規模言語モデル(LLM)・GPT-4は今、世界を大きく塗り替え続けている技術の一つだ。世界各国の企業がこぞってLLMの開発を進めている。特にGAFAなどの巨大企業は、その膨大な資源を使ってすでにいくつものLLMを世に放っている。 そんな中、日本では理化学研究所と富士通、東京工業大学、東北大学が、スーパーコンピュータ「富岳」を使ったLLMの研究を今まさに進めている。学習手法の研究からデータの法的な扱いまで幅広く検討し、日本のLLM開発の基盤を作るのが目的だ。 深層学習といえば、今ではGPUを使うのが一般的になっている。しかし富岳はそのGPUを搭載していない。日本にはGPU搭載スパコンも存在するのに、なぜ富岳を使ってLLMを研究するのか。 今回は富士通研究所・コンピューティング研究所の中島耕太所長と白幡晃一さんに、富岳を使ったLLM研究について、その意義を聞いた。富岳は確かに
例年11月には、幕張メッセにて国内最大の映像機器展「Inter BEE」が開催される。2022年もリアルイベントとして開催され、筆者も取材に行くはずだったが、その1週間前に新型コロナに感染してしまい、泣く泣く全ての予定をキャンセルせざるを得なかった。 もし無事に行けていたら現地でデモを見るはずだったのが、ミハル通信の「ELL」シリーズである。ミハル通信は鎌倉に本社を構える、ケーブルテレビ向けエンコーダーの老舗メーカーだ。 ミハル通信では2018年にBS左旋で8Kの実用放送がスタートしたのを契機に、館内放送用8K放送機器として、ARIB仕様の8Kエンコーダー開発に着手した。ただその8Kエンコーダーは、放送用の変調器と組み合わせてアンテナ線経由で8KTVに接続するもので、カメラから8KTVまでの遅延は2秒以上あった。 イベント等でこのデモを行った際に、多くの方から遅延の少ない8K伝送方式のニー
目指すは「メタバース」ではなくて「新時代のPC」 Apple Vision Proに込められたAppleの“野心”:本田雅一のクロスオーバーデジタル(1/2 ページ) 6月5日(米国太平洋夏時間)、Appleの開発者会議「Worldwide Developers Conference 2023(WWDC23)」が開幕した。今回もオンラインとリアルのハイブリッド開催で、基調講演では新しいOSやデバイスが発表された。 WWDCの大きな目的は、Appleの多様なハードウェアと、それと統合されているソフトウェア(OS)の最新機能を開発者に紹介し、その活用を促すことにある。同社が開発するOSはiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS、audioOSと、ハードウェアに合わせて多岐に渡る。 “パーソナルコンピュータ”という視点に立つと、これらのうちiOS、iPadOS、そしてmacOS
「昔の俺は……」「俺の自慢は……」──誰も聞いてくれない自慢話を嫌な顔一つせず、頷きながら聞いてくれるテレビ会議風サービス「武勇伝聞いてくれる会議」を森永乳業が始めた。「思う存分、武勇伝を語れる日本初のオンライン会議サービス」という。 参加者リストから3人を選び「入室する」ボタンを押すと会議スタート。何を話しても参加者はひたすら頷き、笑顔で聞いてくれる。オーバーなリアクションを取る人もいる。 「うれしいくらいに頷いてくれる、共感してくれる、称賛してくれる」(森永乳業) 第三者による視聴や録画は一切行っていないため、愚痴や他人の秘密も話せる。ただし参加者の画面は全て録画のため、相づちのタイミングは合わない。
「あれ? なんか話が変わってきていないですか?」 ここ数カ月の「脱内燃機関」に関する報道を見ていて、そう感じた人はおそらく多いはずだ。 内燃機関は世界的に禁止が確定し、世界のクルマは全部BEVになるという話だったはず。しかし日本だけが内燃機関時代の技術アドバンテージにしがみついて、世界で確定済みのルールに対して無駄な抵抗を続けている。 世界で自動車を販売していくのに、日本だけ違うルールにしたところで、グローバルな競争で大敗し、世界から取り残されていくだけ。 ──という話だったはず。 この話は、そもそもの前提理解が間違っていて、内燃機関禁止のルールは確かに世界中で議論されているが、別にそれで確定したわけではない。「世界は脱内燃機関に舵(かじ)を切った」という言葉の受け止め方の問題である。そういう流れがあるという意味では正しい。しかし確定済で変えられない未来という理解は間違っていた。それはここ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英国の数学者らと、カナダのウォータールー大学と米アーカンソー大学に所属する研究者らが発表した論文「An aperiodic monotile」(プレプリント)は、繰り返しパターンを作らず、2次元の表面を無限に敷き詰めることができる単一のタイル形状を発見した研究報告である。 このような図形を非周期的なタイルと呼び、2次元の平面にタイルを隙間なく敷き詰めるが決して周期的ではない形状を指す。 非周期的なタイルの最初の集合は、1966年に発見された2万種類以上のタイルの組み合わせだった。その後、タイルの種類を減らす方向に研究が進んだ結果、最も有名な非周期的なタ
ソニーは11月29日、小型軽量のモーションキャプチャーデバイス「mocopi」を発表した。6つのセンサーと充電器を兼ねる専用ケースで構成され、頭や手足、腰に取り付けることで、全身の動きをVRに取り込む「フルトラッキング」(フルトラ)を実現する。価格は4万9500円、発売は2023年1月下旬を予定している。 円形型のセンサーは8gと軽量。付属のバンドやクリップで簡単に固定できる。ソニー独自のアルゴリズムにより、少ないセンサー数で高い精度のモーション計測を実現したという。センサー単体で10時間の稼働が可能。屋外でのアバター収録なども手軽に実現する。 センサーは全てスマートフォンとBluetooth接続し、専用アプリでモーションデータを取り込む。アプリは、初期設定の素材以外にVRM形式のアバターを取り込むことができ、スマートフォン上でモーションを反映したアバター動画をmp4などの動画として出力で
Apple M1/M2対抗の「Oryon」はWindows on Armの流れを変えるか:鈴木淳也の「Windows」フロントライン(1/2 ページ) 「Windows on Arm(WoA)」あるいは「Windows on Snapdragon」は、10年来Microsoftがチャレンジしている「ArmプロセッサをPC分野に適用させる」という目標において、いまだ市場の支持を得られていない取り組み中の課題だ。 Xboxしかり、Microsoftは一度決めた目標を簡単には曲げない「あきらめの悪い会社」として知られているが、過去に同社が目標としていた「タブレットPC」が現在ではごく当たり前のものとなりつつあるように、WoAについてもまた「これが我々の正しい道」とばかりに、開発を続けている。 同社にとって最初のWoAと呼べる「Surface RT」が市場投入されたのは、Windows 8が発表さ
2022年3月時点で700に迫る勢いで増加しているMVNOだが、もともと“格安”を売りにしているだけに、収益性が低く、撤退する事業者も少なくない。キャリア各社がサブブランドやオンライン専用ブランドに注力し始めたことも、競争環境の変化に拍車を掛けている。目立ったところでは、2017年に楽天モバイル(当時はMVNO専業)がプラスワン・マーケティングからFREETELのMVNO事業を承継。2019年には、DMM mobileを吸収している。 LINEモバイルも、もともとLINEが運営していたMVNOだったが、2018年にソフトバンクと業務・資本提携を結び、傘下に入った。その後、LINEとヤフーの経営統合を経て、LINEモバイルはソフトバンクに吸収された。サービス自体は今でも提供しているが、オンライン専用ブランドのLINEMOが主力になっている。事業譲渡ではないが、2017年にはNTTぷらら(現・
2018年に働き方改革関連法が可決成立して以降、政府は、雇用労働に関するさまざまな施策を積極的に進めています。 それぞれの施策には目標が掲げられています。目標は「施策を推進する法律を制定する」や「○○円の予算を投じる」など、分かりやすい言葉で具体的に示され、達成率などの数字で示される場合もあります。施策がお題目で終わってしまわないよう、具体的な目標を掲げることは必要なことです。 しかしながら、目標が具体的で分かりやすいことが返って仇(あだ)になり、実効性が伴わないまま、目標だけが独り歩きしてしまっていると感じることがあります。 岸田首相は、9月22日に米国のニューヨーク証券取引所で行ったスピーチにおいて、これから日本が取り組む5つの優先課題を紹介しました。その第1番目に挙げられたのが「人への投資」で、まずは労働市場の改革を行うとしています。 「日本の経済界とも協力し、メンバーシップに基づく
家電量販店のホットプレート売り場に足を運ぶと、たくさんの商品が並んでいる。オシャレなデザインをウリにしていたり、プレートを薄くして軽いことをアピールしていたり、一人でも楽しめるサイズであったり。そんな中で、肉を焼いたときにでてくる煙を抑え、油が飛び散るのを少なくしたアイテムが売れている。山善の「焼肉グリルシリーズ」だ。 「いやいやいや。他社からも同じようなモノが出てるでしょ。商品の箱に『煙が少ない』『油ハネを抑えた』と書かれた製品があるし。それとどう違うの?」と思われたかもしれないが、あとで紹介するのでもう少しお待ちいただきたい。 「焼肉グリルシリーズ」の第1弾は、2020年7月に登場した。以前から、同社でもホットプレートは扱っていたものの、「年間1万台ほど売れれば『まずまず』といった評価でした」(担当者)。しかし、である。第1弾の「XGRILL」(5478円)を投入したところ、2カ月で1
窪田製薬ホールディングスは8月1日、近視を抑制するという眼鏡型デバイス「Kubota Glass」(クボタメガネ)を国内で発売すると発表した。77万円。 【修正:2022年8月1日午後5時 記事掲載当初、「近視を抑制・治療する」と表記していましたが、日本国内では医療機器として未登録であることから「治療」の表現を削除しました】 一部の眼鏡店などで販売するオーダーメイド商品。2021年には台湾で、22年には米国で医療機器として登録されたが、日本では医療機器登録していない。 近視の多くは、角膜から網膜までの長さ(眼軸)が伸び、網膜の手前でピントが合うため、遠くが見えにくくなる「軸性近視」だ。 Kubota Glassは、着用した人の網膜周辺に、光とともにぼかした像を投影。伸びてしまった眼軸長を短縮することで、近視の根本原因を治療する仕組みだ。 新見眼科(兵庫県明石市)、メガネ工房ノイエ 二見店(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く