こんにちは、新規事業開発室の加藤です。私たちのチームでは新規事業のプロダクトとしてB2BのマルチテナントSaaSを開発しており、その認証にAuth0を使っています。今回Auth0を初めて使用する中で試行錯誤することが多かったので、最初から知っておきたかったことをまとめておきます。 Auth0とは Auth0はIdentity as a Service (IDaaS) と呼ばれる認証をサービスとして提供するSaaSです。シンプルなID・パスワードによるログインや、Google・Facebookアカウントなどのいわゆるソーシャルログインだけでなく、エンタープライズ向けのG SuiteやAzure AD、SAMLなどのシングルサインオン (SSO) に幅広く対応しているのが特徴です。 なお、Auth0は自社の従業員のID管理にも利用できますが、本稿ではあくまでプロダクト開発者目線で、プロダクトの
プロジェクトでの進捗確認ミーティングもありますが、進捗を聞くだけに終始してしまいます。「働くこと」にもう少し視野を広げて、いろいろ聞いてみることがあります。1on1です。進捗確認MTGとは別の事柄を聞けます。以前は、1on1で質問される側でしたが、最近は1on1で質問をする側になったので、気づきをメモしておきます。 1on1の目的 1on1の目的は、(私の場合は)「心理的サポートをすること」です。別の言い方をすると、「働くことを通じて自己実現ができそうか/できているかを念頭に置き、会話を通して、精神面や志向についてプラスを大きく、マイナスを小さくするように働きかけること」です。 その上で、①働き方仕事内容の確認、②不安心配事の検知・助言、③成長・改善の意識付けという3つの観点から、プラス面、マイナス面を把握し、プラスを大きくマイナスを小さく働きかけます。 また、1on1をするときの基本的な
1on1ミーティングの普及1on1ミーティングが多くの現場に浸透してずいぶん経ちます。1on1という仕組みの普及に大きく貢献したのは「ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法」でしょうか。 本書の帯に「部下のための時間」と書かれていることからわかるように、1on1はその普及段階においては「上司と部下の間で定期的に行われるミーティング」という意味合いでした。 ここ最近では1on1という言葉が指す範囲がもっと広がっていると感じます。同僚同士でのコミュニケーションだったり、定期的ではなく突発的に設けられた場だったり。 物事が普及していく過程でもともと持っていた意味合いが変化していくのはよくあることで、こういった意味の広がり自体が1on1が広く普及しているという事実を物語っています。 同僚同士の1on1上司ー部下という関係性ではなくフラットな関係性での1on1は、上下関係があ
最近、毎日のようにEMのいくおさん( @dora_e_m )とTwitterXでわちゃわちゃしてる。彼のポストを見ていると、ガンプラをつくるかビールを飲むかしかしていないように見えるが、それで合っている。 という冗談はおいといて真面目な話をすると、エンジニアとしての僕は彼と仕事ができている今の時間のことを本当に貴重な時間だと思っている。とにかく仕事がしやすいし、いろいろな気づきを与えてくれるおかげで、自分自身の成長も感じている。 エンジニアリングマネージャとしての知識が豊富でスキルが高いというのはもちろん、人との接し方や日常的なふるまいもとても尊敬できるものなのだ。 そこで今日は、僕が彼とこの3ヶ月間仕事をしていて、やりやすい・尊敬していると感じていることの中から10個だけ簡単に紹介しようと思う。僕からいくおさんへの日頃の感謝の気持ちをあらためて書いておこうと思っただけとも言う(ふだんから
1on1で話すことがよいと聞き、実施を検討している方もいるでしょう。いざ実施しようとしたとき、話すことの内容が思い浮かばず困ることがあります。 今回は1on1で話すことの目的をはじめ、テーマ一覧や準備、やめてほしいといわれる原因などを解説します。 1on1で話すことに不安があれば、マニュアルとしてお役立てください。 ICF認定コーチ浅井元規コーチング国際資格を持ち、代表取締役として従業員との1on1も実施している浅井が分かりやすく説明します! 1on1で話すことの目的 チームのメンバー達と同時に話せば、効率的にコミュニケーションを交わせます。しかしなぜ、1on1で話すことが重要だといわれるのでしょうか。まずは、1on1で話すことの目的から解説します。 本音の把握 複数人がいる場だと、協調しようという意識が働きやすく、本音を言いづらくなります。協調性は大切ですが、チームのためになる情報が得ら
ベランダ掃除、これでいいじゃん。新作「バケツのケルヒャー」が手放せない2024.05.03 14:00288,274 小暮ひさのり 信じられます? これケルヒャーです。 家の掃除って、意外と水が必要な場面が多いですよね。特に戸建ての家だと、サッシやベランダを掃除したいのにホースが届かない! なんてことも。我が家もまさにソレで苦しんでいます。 ジョウロでチョロチョロ流しても、いまいちスッキリしない。ケルヒャーの“高圧洗浄機”も持っていて、実力はもちろん申し分ないのですが、セッティングが面倒くさいしそもそも電源コードとホースが届かない。 なんて、ベストな答えが無くて結局掃除が後回しになっていたのですが、ついに解答を得られました。 Photo: 小暮ひさのりケルヒャーから出た「マルチクリーナー OC 3 FOLDABLE」です。こちら、ざっくり言えば「面倒じゃないケルヒャー」です。 高圧洗浄機の
この春、新しく管理職やリーダーになった人、毎日忙し過ぎてマネジメントの学びを深めることができていない人…そんな人におすすめのビジネス書を紹介した記事をまとめました。メンバーのやる気を高めたい、部下を上手に育てたい、マネジメントの極意をおさらいしたい、自分なりのリーダー像を持ちたい、組織の目標を達成したい、面談のやり方、話し方を学びたい…リーダーとしての心得から実務に役立つマネジメント術まで、おすすめのビジネス名著をまとめて紹介します。 部下のケアも学べるマネジメントの名著5冊 リーダーを任されると、自分がプレーヤーだった頃とは、環境や求められるものが大きく変わり、想定外のことがたくさん起こります。初めてのマネジメントでも、人をマネージするためのスキルを学習することで、部下やメンバーとの関係性がぐんと良くなることがあります。今回は、「部下のケア」も含めたマネジメント術が学べる5冊を紹介。 順
はじめにGMOでは、日本のプロンプトワーカーを育成する一環として賞金が出るプロンプトコンテストを毎週開催することを発表しました。 このコンテストは第1回目が23年末に開催され、GPTs部門で1位をとりましたので、その解説記事を書きます。 24年はGPTs Storeもリリースされますので、プロンプトで稼いでいく人がちらほら出てくるのではと考えています。皆様のGPTs作成にお役立てください。 私は今回「ChatGPTに〇〇してほしい」というプロンプトを構造化プロンプトに書き換えてくれるGPTsを作成しました。 これを第1回プロンプトコンテストGPTs部門に出したところ、1位を獲得することができました。 1位は3万円、2位は1万円、3位では5000円貰えます。 プロンプトやGPTsを投稿するだけで応募できるので、応募しない方がもったいないです。 そこで、今回私がどのようなGPTsを作成し、1位
tech.algomatic.jp 2024年3月24日 (日) 開催の Object-Oriented Conference2024にて、ランチセッション登壇させていただきました。 登壇資料 登壇資料はこちらです。 speakerdeck.com お伝えしたかったこと 過去の登壇でも度々お話しさせていただいているのですが、生成AIはまだまだ黎明期であり、あらゆるものが日々変わっていきます。 一方で、その黎明期の技術を使わなければ不可能な価値提供が確かに存在しています。 その技術的不確実性をわたしたちソフトウェアエンジニアの「設計」という営みによってうまく乗りこなせたら、それはとても事業上優位性となりますし、何より楽しいなぁと私は思います。 そんな「生成AIをプロダクトに組み込む」というチャレンジの楽しさが、少しでも多くの方に伝わっていれば幸いです。 また、上記の内容は公式ガイドブックへの
こんにちは。LLM STUDIO 機械学習エンジニアの宮脇(@catshun_)です。 本記事では最近注目を集めている AI ソフトウェアエンジニアに関するプロダクトについてざっくりと紹介します。 社内勉強会に向けたキャッチアップ資料として作成しており、加筆修正する可能性がありますが、本記事を読んだ方の議論のネタ程度になってくれれば幸いです。 おことわり 本記事では AI ソフトウェアエンジニアに関する 詳細な解説は含みません。 Devin を参考に AI ソフトウェアエンジニアと呼称していますが、主語が大きく曖昧性の高い表現を使用しています。詳細については 参照元をご確認ください。 不十分また不適切な言及内容がございましたらご指摘いただけますと幸いです。 プロダクト等の利用時は 必ずライセンスや利用規約を参照して下さい。 本記事の目次 プログラム生成を伴う推論 Self-Refine (
みなさん、こんにちはクライス&カンパニーの山本です。 先日、弊社にてオリジナルイベントである、汐留アカデミー(通称、汐アカ)を開催しました。 今回はゲストとして ・エムスリーよりお馴染み 山崎さん ・クライス顧問 及川さん をお迎えし、 【PM育成虎の巻 ~明日から使えるOJTノウハウ~】 というPM育成にフォーカスを当てたテーマです。 ウェビナー1.5時間のコンテンツですが、今回はリアル会場も併用したハイブリッド開催。セミナー終了後は人数限定でネットワーキング交流会も実施しました。 ※定員に対して3~4倍のご応募があったため、抽選に漏れてしまった方々申し訳ございません!!!!また開催しますので! X(旧Twitter)でも結構な盛り上がりがありまして、オンライン/オフラインともに反響の多さを強く実感した1日でした。 是非「#汐アカ」で検索してみてください! さて、前フリが長くなりましたが
絶賛成長期にあるだろう若手エンジニアは、どういう流れで自身の成長を促したら良いのだろうか、とふと思いつつ口頭で説明してみたけどよくわからんくなったので整理してみたいお気持ちです。 当ブログではアウトプットの効用みたいなものは書いてきましたが、インプットそのものについてはお初なので、自身を振り返る良い機会にもなりそうです。 はじめに これは私が二十数年間、プログラマー・インフラ・SRE といったエンジニアとして通ってきた中で、どのようにインプットをしてきたかを整理してみるチラ裏です。 自分は一般(?)と比べれば少々特殊な経歴で、情報学を学んだことも、新卒研修を受けたことも、IT系資格も、転職したこともない…… ほぼ独学による野良エンジニアとして生息してきましたので、あまり参考にはならないかもしれません。 それでも一応長く生き抜いてきたエンジニアの経験として、インターネットに数多くある参考例の
Waterfall Deconstructed It’s hard to find anyone that actually defends a Waterfall process anymore. Agile methods might have their flaws, but at least they are usually much lesser flaws than Waterfall. Yet I actually meet many teams that claim to be practitioners of Agile and Lean, yet when they show me how they work, I all too often have to reluctantly point out to them that they might have the
ChatGPTは株価予測ができる 森正弥氏:こんな使い方もありますみたいなところで、大企業でもいろいろ進んでいるのは財務分析で、「財務データを入れて分析して」と言うと……ちょっと(スライドの)真ん中の文字が小さくて見えにくいですが、一般的な財務分析をしてくれます。 ちょっとインパクトがあったのが、ChatGPTは株価予測ができるという話ですね。これは普通にAIやマシンラーニングをやられている方からすると、「おいおい、それは言い過ぎだろう」と思ったりするわけですが、この論文の中身を読んだり、あるいは株価予測を業務としてやっている方からすると「まぁ、そうだよね」と思うところがある。 それは何かというと、株価予測だけじゃなくて金利の予測とか、そのマーケットの予測とか、あるいは原材料の価格予測でも共通の話です。基本的に今のデータからマシンラーニングの予測モデルを作って予測していきます。過去データか
2.3k{icon} {views} 複数のLLM(GPT/Claude3)とArxivの検索APIをRAGで統合し、論文サーベイの自動生成を作りました。検索結果の前処理や、サーベイ特有のプロンプトエンジニアリングやソートが重要で、最適化手法として古くからある巡回セールスマン問題(TSP)が有効に機能しました。また、生成部分ではGPTよりClaude3の明確な有効性を確認できました。 できたもの Arxivの検索APIを使って検索拡張生成(RAG)したらサーベイを自動生成できた やっていること Arxivの検索ワードをGPT-4-Turboで生成 ArxivのAPIを叩いてヒューリスティックでフィルタリング OpenAIのEmbedding APIを叩く Embeddingに対して巡回セールスマン問題(TSP)を解いてソートをかける 論文の要旨をGPT-3.5-Turboで要約 ソートした
はじめに こんにちは。 普段働いているとき「どうやったら生産性があがるんだろう?」と思うことが時々あります。 「生産性向上」といっても具体的にどうするのか、なかなかイメージがつきにくい方も多いと思います。 この度、最近色々なところで目にする「世界一流エンジニアの思考法」という本を読みました。 この本では主に生産性を向上させるためにアメリカの一流エンジニアが行っている習慣や考え方について書かれており、 そこから個人的に身に着けたい10のことをピックアップしました。 内容について 筆者の牛尾さんはマイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアです。 そこで出会う一流エンジニアたちの考え方や、実践していることについて書かれている内容となっています。 アメリカでの内容なので日本では考え方のことなる部分もあるかもしれませんが、参考になる部分は多く 働き方や思考法について考えさせられる内容です。 個人的に
デザイナーの帽子をかぶったわたしが、プロダクト開発するうえでスクラムチームに提供したいこと / what I want to provide to Scrum teams when developing products
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