東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗・元首相は5日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、7月22日の記者会見で五輪全体の費用が2兆円を超えると発言したことについて、「一番心配しているのはサイバーテロ、セキュリティー。そのためにはお金を惜しんではいけない」などと話し、施設の建設以外にも様々な分野で費用がかかることについての理解を求めた。 整備計画再検討中の新国立競技場については、「五輪で終わるものではない。50年、70年残る物にしたい。(建設費については)2000億円を超えないというのもあるし、当初の1300億円というのもある」と述べた。