10日午前4時40分ごろ、神戸市兵庫区和田崎町1の三菱電機神戸製作所の敷地内で、男性が倒れているのを守衛の男性(31)が発見し、119番した。倒れていた男性は搬送先の病院で、死亡が確認された。 兵庫県警兵庫署によると、死亡した男性の年齢は20~30代ぐらい。同署は、同製作所に勤務していた守衛とみている。敷地内の5階建て建物の屋上から、男性のものとみられる所持品が見つかったという。 男性が屋上から落下した可能性があるとみて、身元や死因などを調べている。
三菱電機の20代の男性新入社員が今年8月に自殺し、当時の教育主任だった30代の男性社員が自殺教唆の疑いで神戸地検に書類送検された。労働問題に詳しい専門家によると、職場での暴言によるパワーハラスメント(パワハラ)をめぐり、刑法の自殺教唆の容疑で捜査を受けるのは極めて異例という。 兵庫県警三田(さんだ)署が11月14日付で書類送検した。認否は明らかになっていない。神戸地検は今後、刑事責任の有無を慎重に調べる。 複数の関係者によると、自殺したのは、生産管理のシステム開発などを手がける生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された技術系社員。8月下旬、兵庫県内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。現場には、教育主任から「死ね」などと言われたことや、会社の人間関係について記したメモが残されていたという。三菱電機で2014年以降に、新入社員が自殺したり精神障害を発症したりしたケースが判明するのは、これで3
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