ブックマーク / business.nikkei.com (3)

  • トランプが火をつけた21世紀の南北戦争

    選挙前の10月、トランプのラリーに集まった支持者(筆者の夫デイビッド・ミーアマン・スコット撮影、以下同) アメリカ大統領選挙の予備選では、投票の開幕戦に匹敵するニューハンプシャー州が重視される。ここで苦戦する候補は「勝つ見込みなし」と判定され、脱落せざるを得なくなる。そこで、早い場合は選挙の2年前から、遅くても1年半前には、ここで集中的に政治イベントを行って支持者を集める。 このニューハンプシャー州で、予備選中に共和党で有力視されていたマルコ・ルビオ、ジョン・ケーシック、ドナルド・トランプ、民主党のヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースのイベントに足を運んだ。候補だけでなく、支持者を知りたかったからだ。メディアの一人ではなく、参加者として列に一緒に並ぶと、みな、仲間として打ち解け、心情を率直に明かしてくれる。そこで知ることは大きい。 高校の堂を利用したイベントで会ったケーシックは、ま

    トランプが火をつけた21世紀の南北戦争
  • 変化する丸井の売り場、「在庫レス」で接客

    長らく実店舗(リアル)に根ざして来た小売業は変革を求められている。ビジネス構造を「当の」オムニチャネルへと大転換する変革だ。小売業がネット通販を手がけ、複数の販路を築くだけでは「マルチチャネル」止まり。複数のチャネルで同一の顧客情報や商品・在庫情報を共有できて、初めてオムニチャネルと言える。 リアルとネット通販の境界が溶けたビジネス構造へと変革すると何ができるのか。日経ビジネス2016年11月28日号特集「当のオムニチャネル セブン、丸井、アマゾンの挑戦」では、奮闘する小売りの最前線を追った。特集連動企画の初回は、変化する丸井の売り場に着目する。 この秋、丸井グループの店舗に大きな変化が起きている。 11月19日、全館リニューアルを終え、第一期の新装オープンを迎えた丸井静岡店を訪れた。リニューアル後は旧A館を「静岡マルイ」、旧B館を「静岡モディ」として営業している。 床面積が大きく、メ

    変化する丸井の売り場、「在庫レス」で接客
  • 最後に笑うのは「グリット」を持った人だ

    米国ではここ数年、成功を収めるための最も重要な要素として「グリット」が注目を集めている。その意味は、努力・根性・忍耐・情熱。人生で成功するには、IQの高さや天賦の才よりも、グリットのほうが重要であることが、科学的にも裏付けられている。米国でも(日でも)、かつては、グリットが尊重されていたが、つい最近まで、天賦の才や優れた容姿、富を持った人が称賛され、努力や忍耐は軽んじられる傾向にあった。しかし、その流れが変わりつつあるという。『GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」』の共著者のリンダ・キャプラン・セイラー氏に、今なぜグリットが脚光を浴びているのかを聞いた。 (肥田美佐子=NY在住ジャーナリスト) 米国ではここ数年、成功を収めるための最も重要な要素として「グリット」が注目を集めている。その意味は、努力・根性・忍耐・情熱。米国でも(日でも)、かつては、グリットが尊重されていたが、最近

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