愛知県碧南市長選は21日、投開票され、無所属新人の元市議小池友妃子氏(54)が、5選を目指した無所属現職の禰宜田政信氏(72)、無所属新人の元市議鈴木良和氏(67)を破り、初当選した。同県では長久手市の佐藤有美氏(46)に続き2人目の女性市長となる。
能登半島地震で自宅に被害を受けた人たちが過ごす避難所のうち、自主避難所への物資の配送を石川県輪島市が2月末で打ち切る方針を決めた。3月からは市内26カ所の拠点まで物資を受け取りに行く必要がある。自主避難所を運営する人からは「納得いかない」との声が上がる。 23日の定例会見で市の広報担当者が明らかにした。現在は市内36カ所で380人ほどが過ごす自主避難所には、市職員や応援の自治体職員、自衛隊員らが食料や飲料、灯油などを配送している。今後、応援人員が少なくなると予想され、担当者は「復興に向かう取り組みを強化していく段階に来ている。自主避難所への配送に人員を充てられないことを理解してもらいたい」と話した。
来春で導入から30年となる「外国人技能実習制度」を巡り、実習生の半数以上を占める最大の派遣国ベトナムで、新たな実習希望者が減っている。今年7月以降、実習1年目の在留資格で入国するベトナム人が、新型コロナウイルス流行前の2019年の同期間と比べ6割に減少していることが判明。過酷な労働環境に加え、急激な円安や自国の経済発展も背景にあるとみられ、関係者は「日本離れ」を指摘している。(斎藤雄介、篠塚辰徳) 外国人技能実習制度 途上国への技術移転、人材育成を目的とする外国人研修制度を補う形で1993年に始まった。実習期間は段階的に延長され、現行は最長5年。在留資格は実習1年目の「技能実習1号」、2・3年目の「2号」、4・5年目の「3号」がある。出身国別(2022年6月末時点)でベトナム(56%)、インドネシア(12%)、中国(11%)の順に多い。受け入れ事業者は建設業、製造業、農業など約6万7000
将棋の藤井聡太四冠と今年のタイトル戦で熱戦を繰り広げた豊島将之九段(31)=愛知県一宮市出身=が、初めて弟子をとることが決まった。来年二月一日付で女流棋士になる岐阜市の鶯谷高校一年岩佐美帆子さん(16)。プロの弟子を持つ棋士では現役最年少となる豊島九段は、「小学生のときから知っていて、強くなりたい気持ちが伝わってきた。実力を付けることに専念してほしい」と飛躍を期待する。 (世古紘子) 岩佐さんは、兄二人の影響で、小学四年で将棋を始めた。地元岐阜の教室に通い、一宮市の尾張一宮将棋同好会の教室にも足を運び、腕を磨いた。五年生で養成機関の東海研修会(名古屋市)に入会。十二日にあった研修会で四連勝し...
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、四連休二日目を迎えた二十三日、金沢市内の観光地には多くの人が訪れた。金沢21世紀美術館の入館者は、午後六時時点で一万三百四十二人と本年度で最多に。近江町市場は昼ごろ、真っすぐ歩けないほどの人出になり、すしや海鮮丼などの店に行列が絶えなかった。 東京都からカップルで訪れ、近江町市場を見て回っていた会社員中林宇響(うきょう)さん(22)は「コロナの心配はあるが、五輪ができるくらいなので。政府への反逆です」。手指消毒などで対策しているという。奈良県の会社員河野貴保(かわのきほ)さん(37)らも「東京五輪をしているくらいだから、コロナはあまり気にしていない。むしろお店でお金を使った方が良いかな」と話した。 受け入れる店の心境は複雑だ。予想外の客に対応するためサザエの身をむいていた「大口水産」の荒木優専務(60)は「昨年十一月の『GoToトラベル』期間中より多
走行中の新幹線で「俺はコロナだ」と叫んで業務を妨げたとして、愛知県警豊橋署は20日、威力業務妨害の疑いで、住居不詳、無職吉田久男容疑者(66)を現行犯逮捕した。発熱やせきなどの症状はないという。 逮捕容疑では、同日午後5時10~26分ごろの間、東京行きの東海道新幹線車内で「俺はコロナだ」「東京へ行くんだ、そこをどけ」と叫び、駆けつけた車掌の胸ぐらをつかむなどしたとされる。 署によると、容疑を否認している。吉田容疑者は大阪駅で乗車。通報を受けた署員に豊橋駅で取り押さえられた。当時、酒に酔っていたという。新幹線は豊橋駅に5分ほど停車したが、ダイヤに大きな乱れはなかった。
2013年に重度知的障害のある鶴田早亨(はやと)さん=当時(28)=が愛知県安城市の障害者支援施設から抜け出して死亡したのは施設側の過失が原因として、兄の会社員明日香さん(39)が施設を運営する同市の社会福祉法人「聖清会」に逸失利益など約7200万円の賠償を求めた訴訟の判決が22日あり、名古屋地裁は請求を棄却した。遺族側は控訴する方針。 末吉幹和裁判長は「施設の扉は内側から開けることができず、扉が開いていた原因が誰にあるのか明らかではない。早亨さんが過去に無断外出したこともなく、扉が閉まっていなかったことを職員が認識しうる状況になかった」などとして、施設側の安全配慮義務違反などを認めなかった。 原告側は施設側の過失を主張した上で、早亨さんの逸失利益について「生命価値の平等」の点から全労働者の平均賃金を基に算定するよう求めていたが、判決は施設側の過失を認めなかったため、逸失利益の算定方法まで
2017年4月、両親から依頼され、子守をしていた当時生後6カ月の男児に暴行を加えて殺害したとして、静岡県警沼津署は6日、殺人の疑いで、同県伊豆の国市、男児の親戚の塗装工椎野広大容疑者(28)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は17年4月30日、同県沼津市のアパート一室で、この部屋に住む加藤奏斗ちゃんの頭部に暴行を加え、同年5月6日に入院先の病院で頭部損傷により死亡させた疑い。 沼津署によると、奏斗ちゃんは両親ときょうだい3人の6人暮らし。当時、両親は仕事で部屋にはいなかったという。
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