知識教育だけではなく、良い行動パターンを促進する「技術の伝承と良い習慣の伝承」とも関連しますが、日本の企業でソフトウェア技術教育(特に新卒新人の技術教育)を担当している部門やグループは、何を教えたかということで教育体系をまとめようとする傾向があると思います。しかし、個々の教育コースの内容を見ると浅かったりします。 ソフトウェア技術というのは、毎年新しいものが登場し続けますので、すべてを教育コースで教えることはできません。そのため、ソフトウェアエンジニアに身に付けてもらうことは、知識だけではなく、継続して自発的に学び続けるということです。 たとえば、2000年から行っている「プログラミング言語Java教育」は、単にJava言語の知識を学ぶというだけではなく、膨大な自分の時間を使って専門書をきちんと学習する習慣を身に付けてもらうことも目的としてあります。実際、一年間の最後の成果発表会では、「学