新型コロナウイルスの感染爆発が全国に広がり、東京をはじめ各地で医療崩壊が起こる中で、東京パラリンピックが24日、開催されました。五輪開催時(7月23日)をはるかに超える感染爆発で、十分な治療を受けられず「自宅療養」中に亡くなる人が続出する中での開催強行に、中止を求める国民の声が広がっています。 国際パラリンピック委員会(IPC)によると、東京大会は過去最多の4403人の選手が参加するパラリンピック史上最大規模の大会となります。期間は9月5日までの13日間。 菅義偉首相は24日の自民党役員会で、「共生社会の実現」を世界に伝えたいと述べました。しかし、開催都市の東京の医療崩壊は、命の危機に直面する深刻な状況です。入院患者数4034人に対して、「自宅療養」と「入院・療養等調整中」の合計人数は3万6625人(23日)となっています。「共生」をいうのであれば、コロナ感染から命を守ることこそ最優先され