千葉県は30日、東京パラリンピック学校連携観戦を中止すると発表しました。千葉市の市立中学校で観戦の生徒を引率した教員ら6人がコロナ感染したことを29日に同市教育委員会が発表したことを受けたもの。 同中学では29日までに教員6人の感染が判明し、うち2人は25日、学校連携観戦で同校の生徒18人とバスに同乗。初めて感染が確認された教員は23日に発熱し、26日に陽性判定を受けました。市教委は同校を9月3日まで休校としました。 熊谷俊人知事は観戦実施の姿勢をとり続けてきましたが、30日の会見で、「直前のキャンセルが多く、多くの保護者が安心して送り出せない以上、実施にこだわるべきでない」として31日以降の観戦中止を表明。千葉市とも相談した上での措置であること、観戦によるコロナ感染リスクについては「高くない」と説明しました。 共産党県議団が強行の知事批判 日本共産党千葉県議団は「県は学校観戦に際し、希望