2013年01月10日22:20 社会論思春期のこころ なぜ熱血恫喝指導がはびこるのか。いま大人たちがすべきこととは。その1。 きょうです。 大阪の某高校で、部活動顧問教師に暴力を振るわれた高校生が自殺するという、本当に痛ましい事件が起こってしまいました。 自殺の原因は暴力だけとは断定できませんが、決して無関係ではないでしょう。そして、今回の教師による「指導」という名のもとに行われる暴力というのは、氷山の一角ではないかと思わざるをえないのです。 暴力や恐怖で人を支配するというのは、効果は絶大です。 また、人格的に純粋で未完成な思春期の子どもたちにとっては強烈な刷り込みとなって、指導する側からすればこれほどやりやすい手法はないのでしょう。 しかし、はっきりいいます。これは間違っています。 精神科医、臨床心理士はさまざまな治療技法を持ちます。僕たち専門家が一番大切にするのは、「効果の強さ」では