千秋楽結びの一番は、横綱白鵬と大関照ノ富士の全勝対決。ひさしぶりに見る方も熱が入った一番だったね。白鵬の勝ちは勝ちなんだけれど、やっぱり右肘で顔面を狙うのはいけないよ。僕は以前から同じことをずっと言っているんだけど、思い切り顔にヒットしていて、あれは”かちあげ”という技ではない。照ノ富士をよく見ると、一瞬フラッとしていたもの。デカい照ノ富士だからまだ大丈夫だったけれど、相手によってはこの一発で相撲人生が終わってしまうくらいの、本当に危険なこと。十両の土俵でも、2日目の炎鵬対貴源治戦で、貴源治が炎鵬に脳震とうを起こさせたことがあった。ここ数場所で、たびたび脳震とうの問題があったでしょ? もう協会も「危険な違反行為として禁止」と、スパッとルールを決めちゃえばいいと思うよ。 45回目の優勝ですっ飛んでしまったかもしれないけど、14日目の正代戦の白鵬は、正代から遠く離れて、俵近くで仕切ってた。見て