2004年09月28日 リップルウッドとビルダーバーグ会議 (7) テーマ:世界を動かす国際金融(373) カテゴリ:カテゴリ未分類 リップルウッドとは、平成10年に破綻した旧長銀が約8兆円もの公的資金を注入された後、それを10億円という破格の安値で買い取った「ハゲタカ・ファンド」のことである。 その後、旧長銀は新生銀行となり、平成16年2月19日、新生銀行は上場を成し遂げた。これによって、一夜にして2200億円を超える利益を手にしたと言われている。さらに、株式の2次売却でもさらなる利益を確保する。買収金額は、たったの10億円である。 リップルウッドは1995年に米国に設立された新興投資ファンドである。 宮崎県のシーガイア(フェニックス・リゾート)や日本コロンビアの買収、日本テレコムのソフトバンクへの売却、新生銀行の上場と、日本で暴れまくっている。 しかし1999年当時、長銀の買収に名乗り