タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

Chemistryに関するRion778のブックマーク (3)

  • 安息香酸のこと : 有機化学美術館・分館

    5月25 安息香酸のこと 某ミュージシャンの覚醒剤使用騒動に伴い、「アンナカ」という言葉がマスコミに流れるようになりました。アンナカは「安息香酸ナトリウムカフェイン」の略称ですが、単独の化合物名ではありません。興奮剤であるカフェインに、溶解性を上げるための安息香酸ナトリウムを混ぜたもので、これ自体は別に違法なものではありません。処方箋さえあれば販売可能ですが、最近ではあまり使われない医薬品のようです。ただし昭和の時代には、覚醒剤の混ぜ物あるいは代用品として出回ったことがあるとのことです(参考:弁護士小森榮の薬物問題ノート) カフェイン このニュースを見た人から「安息香酸って不思議な名前だけど、なんだろう」という声があったので、ちょっとその話を書いてみます。化学者にとってはおなじみの名前ですが、由来を知っている人は少ないのではないでしょうか。 安息香酸の構造は下図に示す通り、ベンゼン環にカル

    安息香酸のこと : 有機化学美術館・分館
  • 世界の講義資料で学ぶ有機化学

    有機化学系大学院生にとってメインの仕事は自分の研究テーマの実験をすることですが、それだけだと知識の幅が狭くなってしまうこともあります。そこで ウォーレン有機化学 や 大学院講義有機化学 などの教科書や論文を読んで勉強することになります。 教科書は体系的によくまとまっており、また内容も幅広くとても勉強になるものです。一方で、場合によっては情報が少し古かったり、より専門的に突っ込んだ内容が知りたいこともあるでしょう。そういった場合に、世界の有機化学の先生の講義資料が役に立つこともありますので、講義資料を公開している研究室を少し紹介したいと思います。 ◆ David A. Evans 教授の講義資料 種々の反応についての講義資料。全 35 回。 ◆ Alan C. Spivey 教授の講義資料 立体電子効果、生合成と全合成、芳香族化学、コンビナトリアル化学などなど。 ◆ 武田 敬 教授らの講義資

    世界の講義資料で学ぶ有機化学
  • 比色法の化学(前編) | Chem-Station (ケムステ)

    比色法を知っていますか? 試薬等を用いてサンプルを発色させ、その発色度合いから濃度等を測定する方法です。この比色法は品化学、環境分析、生化学など多くの分野において大活躍している方法です。 このトピックでは比色法が具体的にどの分野で、どのように役にたっているのか、また、その方法と原理を簡単に紹介します。 比色法は数ある測定方法の中でももっとも簡単な原理かもしれません(それだけに奥が深いのですが・・・)。でも、このサイトを御覧になっている方の中には知らない方もいるかもしれないので、基原理を簡単に説明します。 例えば、測定したい化合物をAとします。このAに発色試薬を混ぜると化学反応が起こり、AはBという化合物になります(図1)。 このBに色がつくので、この濃さを数値化し、間接的にAの濃度を測定するのです。もし、Aの濃度と生成物Bの濃度が比例するならば検量線を引くことにより、Bの色の濃さからA

  • 1