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はじめに 日本ではGAPについての考え方がまちまちで、少々混乱しているようです。少なくとも先進国では、持続的で安心できる社会が求められ、自然環境に深く関わる農業の問題点が指摘され、国の重要な農業政策になっているにも関わらず、日本においてGAPの意味が正しく理解されていないとすれば、農業関係者だけではなく、日本国民にとっても不幸なことです。 GAPは、農業そのものの本質的な課題であるにもかかわらず、GAPの意味を議論することもなく、単なるビジネス・ツールや、経営管理の手法であるという捕らえ方しかしていないことに問題があるのではないでしょうか。 そこで、GAPの概念が生まれた欧州で、「なぜGAPが生まれたのか、その中身は何なのか」ということを、もう一度しっかりと捉えてみたいと思います。欧州におけるGAPの歴史に学ぶことによって、その本質を見つけることが出来れば、日本のGAPについての混乱が解消
農林水産省は,消費・安全局が中心になった食品安全の規範と,生産局が中心になった「農業生産活動規範」(農業環境規範)(環境保全型農業レポート.No.12.「農業生産活動規範」とは)を合体した,「基礎GAP」を2007年3月30日に公表した。この概要を紹介する。なお,GAPとは優良農業行為規範 (Good Agricultural Practice)である。 ●食品安全GAP策定の経緯 (1)HACCP 農林水産省で食品の安全性確保を担当している消費・安全局は,食品の安全性確保のために,HACCP(ハセップやハシップと呼ぶ)(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害分析重要管理点)の手法を重視している。工業製品の管理では,以前から,でき上がった製品の抜き取り検査を行なってきた。これに対してHACCPは,生産から加工・流通に至る工程で,品質管理上
環境保全型農業レポート「No.81.農林水産省が基礎GAPを公表」のなかでEUREPGAPに若干触れたが,その概要をEUREPGAPのホームページとそこから入手できる資料によって紹介する。 ●EUREPGAPの歴史 EU(欧州連合)の加盟国は,国によって差はあるが,食料の輸出と輸入の双方を活発に行なっている。1990年代にBSE,農薬問題,遺伝子組換え作物の急速な導入などの問題が相次いで起き,消費者の食品の安全性に対する不安が高まった。 こうした背景の下に,EUREP(ユーレップ)(Euro-Retailer Produce Working Group:欧州小売業者農産物作業グループ)は,イギリスの小売業者と欧州大陸のスーパーマーケットとが中心になって,小売業者が販売する農産物の安全性に自ら責任を持つために,農産物を生産する過程での優良農業規範(GAP:Good Agricultural
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