9月28日、トヨタ自動車は、国内の軽自動車市場に参入すると発表した。写真はカリフォルニア州にある同社の販売代理店で2月撮影(2010年 ロイター/Robert Galbraith) [東京 28日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tは28日、国内の軽自動車市場に参入すると発表した。子会社のダイハツ工業7262.TからOEM(相手先ブランドによる生産)調達し、トヨタ系列の販売店で販売する。 2011年秋以降、3車種をメドに随時導入を予定しており、3車種の投入が完了した12年以降に年間6万台の販売を目指す。また、両社はハイブリッド車や電気自動車など環境技術分野における国内での協業についても11年末までに具体的な商品を決定する方針。 同日、両社は都内で記者会見を開き、トヨタから一丸陽一郎副社長が、ダイハツから伊奈功一社長がそれぞれ出席した。トヨタが軽市場に参入する理由について、一丸トヨタ副社長