日本振興銀行の木村剛前会長(48)=銀行法違反で起訴=と、日産自動車創業者の孫、鮎川純太氏(49)の二人三脚ぶりが話題になっている。鮎川氏は、女優の杉田かおる(45)と電撃結婚(すでに離婚)し、女性誌などに「元祖セレブ」ともてはやされた御仁だ。 “鮎川グループ企業”の1つに、札幌証券取引所の新興企業向け市場、アンビシャスに上場する「日本産業ホールディングス」(旧アルファ・トレンド・ホールディングス、札幌市)というIT企業がある。この会社が8月11日、会計監査人の異動に至った理由などを情報開示した。 同社は6月決算企業。8月は決算の監査と発表の時期だ。そのさなかに財務をチェックする監査法人が契約を解除するというのは尋常ではない。しかも契約解除の理由が昨年、振興銀の第三者割当増資を引き受けたことを問題視したから−となると、きな臭さも漂ってくる。 日本産業は昨年12月、振興銀の第三者割当増