Connecting decision makers to a dynamic network of information, people and ideas, Bloomberg quickly and accurately delivers business and financial information, news and insight around the world.
1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。 格差社会の中心で友愛を叫ぶ 現代社会でなおも広がり続ける「格差」。この連載では、人々の生の声を拾い、悲惨で理不尽な状況に苦しむ姿などから格差の現状を伝えていく。果たして現政権が唱える「友愛」の光はここにも届くのか―― バックナンバー一覧 これからの人生、右肩上がりの収入アップは望めない。もしかしたら、結婚だって難しいかも――。 今、そんな若者たちの間で新しい住まい方が広がっている。シェアハウスだ。 一方、家賃を滞納し、民間の賃貸住宅を退去していく人々の中では、
紙面で読む深夜営業のマクドナルドで眠る男性。店員が起こすことはなかった=11日未明、大阪市中央区、飯塚晋一撮影 大阪市の繁華街ミナミ。難波駅近くにあるマクドナルドは、午前0時になると店内の風景が一変した。サラリーマンや学生たちと入れ替わりに、くたびれた手提げ袋を抱えた男性たちが入ってくる。 「マクド(マクドナルド)難民」。大阪でそう呼ばれる人たちだ。 30〜40代ぐらいだろうか。この夜もぼ… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。PR情報
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 今回は、雇用の規制強化の動きについて考えたいと思います。 民主党が2009年のマニフェストで掲げているのは、非典型雇用問題の解決といえます。例えば、「月額10万円の手当付き職業訓練制度における求職支援」があります。今、問題になっているのは、前回お話したように、非典型雇用の人が、職業能力を向上させる機会が乏しいことです。自民党政権の時も、暫定的には同じような制度はありました。 失業した場合、能力を高めてスキルアップし、条件のより良い職に就きたいと思うでしょう。しかし、職業訓練を受けている期間、収入がなければ生活できません。このため、職業訓練中に手当を付けて生活を支えながら、能力を向上させるための制度です。この制度を恒久化しよう
菅直人首相は最小不幸社会の実現を掲げ、貧困や戦争をなくすことに政治が力を尽くすべきだと訴える。だが、社会を見渡せば厳しい現実が横たわる。今なお解雇や派遣切りが後を絶たず雇用は不安定で、一度レールから外れると貧困から立ち戻ることが難しい。ホームレスになると住民票がないため投票に行けない。貧困や格差の解消は遠く、支援の窓口には生活にあえぐ声が殺到している。(中部 剛) 「最小不幸社会? ウソつけ!って感じですね」。神戸市長田区の男性(45)は昨秋、非正規従業員として約10年働いたメーカーから雇用契約を打ち切られた。今年4月、やっと運送会社に就職。午後2時から翌朝まで青果を運搬した。 重さ約20キロの段ボール箱を300〜400個扱う。残業代はなく、月給20万円。重労働に脚や腰が痛んだが、痛み止めの薬を飲んで働き続けた。「妻も子もいる。やっと見つけた仕事だ」。しかし、ある朝、体が動かなくなった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く