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ブックマーク / sk-44.hatenadiary.org (11)

  • だいたいで、いいじゃない。 - 地を這う難破船

    ⇒胎児はいつからニンゲンとなるのか? - 地下生活者の手遊び ⇒2009-04-03 吉隆明と大塚英志の対談集に『だいたいで、いいじゃない。』というのがある。 だいたいで、いいじゃない。 (文春文庫) 作者: 吉隆明,大塚英志出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (33件) を見る 「だいたいで、いいじゃない。」とは現在生きている人間を見なさい、ということで、生きている人間の原器は「だいたい」なのだから、と。人間存在とはルーズなもので、そのルーズが生きるということなのだから、未知生焉知死でなく今そこにある人間のルーズな生を見て、生きなさい――というのが吉隆明の説いた「大衆の原像」の意味だった。それは、単なる日共批判でも前衛批判でも知識人批判でもない。 何の話かというと――私たちの生は無数の恣意的な決定

    だいたいで、いいじゃない。 - 地を這う難破船
    a-lex666
    a-lex666 2009/04/06
  • 魂と権利の落としどころ - 地を這う難破船

    ⇒「いのちだいじに」教はてごわい - すべての夢のたび。 反応に感謝を申し上げたうえで、反応を拝見しての私の見解を。 (前略)まぁ「エホバの側に立つ」はもちろん釣りタイトルなんで、そこを云々されてもこちらに応答する言葉の用意がないのですが、そういったタイトルを使うことで非難を受ける可能性は織り込み済みで、しかし得る効果を考えて使っているということです。 ――ん? 『たとえどんなにエホバが間違っていようとも、私はエホバの側に立つ』エントリの趣旨を的確に表していると、読者としては思いますが。村上春樹スピーチの改変も適当と思います。「エホバの証人が間違っているか否かは問題ではない」ですよね。村上春樹も趣旨としてそう言っています。「正しい/間違っている」は問題ではない、と。「わかってやっている」的なエクスキューズは不要です。「不謹慎」をわかってやっていることは明白なので。 が、だからこそ、当該の輸

    魂と権利の落としどころ - 地を這う難破船
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    a-lex666 2009/03/28
    「生存権は親権に優先する」しかし、中絶問題においては、皮肉にもそれは逆転してしまう
  • 長距離走者の誤読 - 地を這う難破船

    ⇒妊婦さんが東京マラソンに出場して完走した話。 - コミュニケーションする福が内 アスリートとシロートは違う。それと、松村邦洋もそもそも24時間テレビもそうだが「困難に挑戦」という文脈からシロートのマラソンが礼賛されるけど、その「困難」は生死を含む。そして、他人の生死に責任を負う職掌がある。他人の生死に責任を負うがゆえに「万難を排する」職掌にとっては、「万難を排して」の指示を「いかなる障害も乗り越えて」と誤読する個人の意志は管轄外だろう。――「管轄外」で済むのなら。 マンナンライフ訴訟にせよ、あるいは割り箸事故の訴訟にせよ思うのは、日は中絶が比較的問題視されない社会であるにもかかわらず、1歳児の死の責任は「遺族」において誰かに対して問われる。それは、端的に言って両親の意向の問題でしかないし、両親の納得の問題でしかない。むろん、それで構わないのだが、法的責任を問うならハッキリさせたほうがい

    長距離走者の誤読 - 地を這う難破船
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    a-lex666 2009/03/28
  • 誰が為に鐘は鳴る? - 地を這う難破船

    承前。⇒卵の側に立つということ - 地を這う難破船 id:CrowClawさん、お返事ありがとうございます。レスのスピードについてはお気になさらないでください。私も、まとまった時間が取れたときに書いているだけです。早速。 (前略)私は例のエントリーにおいて「代紋商売の解体を「新しい秩序=法」において主張」したつもりはありません。そう読める要素が十二分にあったことは認めますが、ここにおいても私の立場は「シニカル」で中途半端なものだった、と考えるのが前段と照らし合わせて妥当ではないでしょうか。というか、自分ではそう思っていたのですけれども。 例えばソフト販売の携帯が徐々にオンラインに移行するだけでも、ゲーム業界的には相当大きな「革新」が齎されるはずだと思うのですが(それが上手く行ったらの話です、念のため)、それは何も「代紋商売の解体」を意味するものではないでしょう。むしろ、場合によってはそれら

    誰が為に鐘は鳴る? - 地を這う難破船
  • 否定神学と左翼 - 地を這う難破船

    承前⇒誰が為に鐘は鳴る? - 地を這う難破船 id:CrowClawさん、お返事ありがとうございます。 以下、引用が順不同になってしまいますが。 申し訳ありません。私の議論は私の問題意識に基づいたものだったのですが、確かにwiseler氏の元々の主張とは事実かけ離れていたし、それが「為にする議論」に見えたのも仕方が無かったと思います。自分自身では正直なところあまり自覚が無かったのですけども。 壁を「正義」でなく「体制」の隠喩としてCrowClawさんは論じておられた、ということですか。 そうです。 マジコンもガザもそもそも関係なかった、ということですね――CrowClawさんの問題意識においては。pbhさんのことに言及しておられたことの理由がわかりかねたのですが、某所でpbhさんについて「追放された」と書いておられたのを拝見して、合点が行きました。「その発想はなかったわ」というのが私の感想

    否定神学と左翼 - 地を這う難破船
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    a-lex666 2009/03/16
    日本でも否定神学が始まっていて、しかも終わってたとは初めて知った。日本だと天使位階のほうがメジャーだよな
  • 卵の側に立つということ - 地を這う難破船

    承前。⇒代紋と泥棒(廃人の歌について) - 地を這う難破船 id:CrowClawさん、大変丁寧なお返事、ありがとうございます。再応答として。 「認識が両義的でありアイロニカルであることはわかっているつもりです」の段について、私は文字通り「両義的」で「アイロニカル」なつもりで書いていたのです。つまり、ご指摘のように「代紋商売の限界」について指摘して「代紋商売は糞」と言いたい訳ではなくて、どちらともつかない極めて中途半端な立場を(意識的に)取っていたという事です。それがsk-44さんのような読まれ方になるのは不自然なことでも何でもありませんし(むしろ真っ当とさえ思う)、無意識下のことまでは私自身にもよくわからないのですが、件について「代紋商売は糞」「社会契約は永遠の嘘」という主張は、私が意識的に提示したかったものではありません。 そうではなくて、また立場の中途半端を批判したいのでもなくて、

    卵の側に立つということ - 地を這う難破船
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    a-lex666 2009/03/05
    ブックマせざるをえない
  • 代紋と泥棒(廃人の歌について) - 地を這う難破船

    承前。ブックマークコメントにレス。 ⇒マジでコンする5秒前 - 地を這う難破船 id:CrowClaw  言いたい事はわかるが反対。何故なら質的にヤクザ商売に近いのは「ライセンスビジネス」の方だから(ex.金融屋の質はウシジマ君)。この場合マジコンと対比すべきは「テキヤ」。似てるけど別物と考えるべき はてなブックマーク - マジでコンする5秒前 - 地を這う難破船 「代紋商売の限界」という話ですか。それとも「代紋商売は糞」という話ですか。wiselerさんの議論もそうですが、エントリを拝見しても、CrowClawさんがどちらの話をしておられるのかわからない。 CrowClaw  で?そうやって「強盗」(笑)からおらが村を守ってどうするの?もうその村自体が夕張のごとく財政破綻してるんじゃないかって批判されてるんだけど。将来のビジョンが無いのはどっち? はてなブックマーク - 一度「ファミ

    代紋と泥棒(廃人の歌について) - 地を這う難破船
  • 論題の意図と改変の意味 - 地を這う難破船

    承前。 ⇒悪いのは誰? - ある無人島漂流の物語 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所 ⇒そんなことよりラブシャッフルしようぜ! - 地を這う難破船 takerunba @y_arim 答えを出して、正しいかどうかを検討する場ではないからセクハラではないよ。絶対的に正しい正答はないという状況下でないとGDは成立しない。価値観が問われるのは確かだが、ビジネスではもっと厳しい選択を迫られるのが常なので、これでハラスメントなら働けないよ。 http://cento.sakura.ne.jp/sb/log/eid313.html ま、これだけみんなが何かしら引っかかっているということは、それだけ良問ということなんだろうな。エクセレンツ。 Lord TAKERUNBA on Twitter: "ま、これだけみんなが何かしら引っかかっているということは、それだけ良問ということなんだろうな。エクセレンツ。

    論題の意図と改変の意味 - 地を這う難破船
  • 「人間は嘘をつくが、大地は水は嘘をつかない」 - 地を這う難破船

    改めて、擬似科学をめぐる周辺について。お断りしておくと、長くなりました。申し訳ありません。 ⇒ソーシャルキャピタルを構築する経済的営みとしての擬似科学批判 - よそ行きの妄想 ⇒脱魔術化の無限後退を体感してみました - よそ行きの妄想 ここで望まれるのが、模倣品の販売事業者に対する道徳的規制や、模倣品に対する真贋を可能にするノウハウの共有といった、模倣品を排除するための社会的な仕組みである*1。そしてこの仕組みをソーシャル・キャピタルと呼ぶことにしよう。*2 ソーシャル・キャピタルは道徳や倫理といった、原始的な規範として人間の行動に組み込まれたときに最も機能する。例えば盗みはダメ、詐欺はダメ、お客様は神様だからタメ口を使ってはダメ、路地裏をクルマで走り回って写真を撮り漁ってはダメという具合だ。 これら規範の違反者は、批判され、糾弾され、ソーシャル・キャピタルの枠組みから排除される。村八分と

    「人間は嘘をつくが、大地は水は嘘をつかない」 - 地を這う難破船
  • Sokalianさんへの再レス - 地を這う難破船

    ⇒吾輩は馬鹿である ⇒で、トリアージ批判は一般人に理解可能なの?不可能なの? - 吾輩は馬鹿である 増田氏がはてなダイアリーを開設した模様。REVさん同様、私も嬉しく思います。Sokalianさん、idとしてははじめまして。丁寧なレスポンスを有難うございます。改めて再度お返事させていただきます。最初に。 確かにトリアージは「他者性なき一般論」でしょう。しかし、それはトリアージに限ったことでもないし、ある種の状況においては「他者性なき一般論」を用いる以外公平性を担保する適切な方法がないのも実情です。 事実、私は「他者性なき一般論」のよい例をいくつもあげることができます。例えば、年齢のみを基準とした義務教育や普通選挙。万人に平等な基的人権や法治主義。こうした概念は「他者性なき一般論」であるからこそ、成功をおさめたものです。 まさかこれらのものにホロコーストと同様の問題があるとはおっしゃいます

    Sokalianさんへの再レス - 地を這う難破船
  • 論じられた残りのもの(政策としてのトリアージ) - 2008-08-13 - 地を這う難破船

    ⇒トリアージ批判が理解できない理由 ⇒お説はごもっとも、しかし瀕死の重傷者を救わねばなりません ⇒"善なる合理主義(=トリアージ)と悪なる合理主義(=ホロコースト)" - REV's blog 一連の議論について補記。最初に。 2008年08月10日 b:id:aksumi  「学問の自由」というフレームワークについてはどうお考えなのだろう? はてなブックマーク - HALTANさんへのマジレス(倫理の枷について) - 地を這う難破船 日中国ではないのであるからして学問の自由は保障されていますし保障されて然るべきであってもし保障されていないならとんでもないことです。それとも、はてなサヨクというのは現代の蓑田胸喜なのですか。「学問の自由」とはそういうことと思います。 ⇒蓑田胸喜 - Wikipedia むろん、aksumiさんの言わんとされることについてはわかります。相互批判と学問の自由

    論じられた残りのもの(政策としてのトリアージ) - 2008-08-13 - 地を這う難破船
    a-lex666
    a-lex666 2008/08/13
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