国内に460万人以上がいると言われる認知症患者。高齢化により、その数はますます増えることが確実視されています。名古屋市立大学医学部の道川誠教授は、「口腔ケアと認知症」の関係について明らかにすることを目的に、マウスを使った実験や、実際の認知症患者に対する介入試験を行っています。道川教授の研究と、ご自身の口腔ケアについてお話を伺いました。 ※この記事は、パナソニック株式会社による記事広告です。 ■ 歯周病菌の毒素が、脳内に炎症を起こす可能性 ── 道川誠先生は、認知症の主要な原因のひとつである、アルツハイマー病を専門分野としていらっしゃいます。最近の研究テーマについて教えていただけますか? 道川誠教授(以下、道川) 私は長年、アルツハイマー病の発症メカニズムの研究を脳内脂質代謝との関連から行ってきました。中でも特に近年力を注いでいるのが、「口腔疾患と認知症の関係解明」です。口腔疾患には、歯周病
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