第33回日本映画批評家大賞 授賞式が22日、都内にて行われ『正欲』で助演女優賞を受賞した新垣結衣が、助演男優賞を受賞した共演者・磯村勇斗からの花束贈呈に笑顔を見せた。 1991年、発起人・水野晴郎をはじめ淀川長治、小森和子ら当時を代表する映画批評家たちの提唱により「映画批評家による、批評家だけの視点で選出する、他に類をみない映画賞」として設立された映画賞。 『正欲』で助演女優賞を受賞した新垣は「映画賞で助演女優賞を頂くのは人生で初めて」と喜びつつ「この作品は私にとっても大事なことをたくさん教えてくれた作品」と感謝。 『正欲』では人に言えない一面を抱える女性を演じ「想像するしかない部分がたくさんあって大変でした」と難しい役どころを振り返った。 この日は『正欲』で偽装結婚をする元同級生同士を演じた磯村勇斗も『月』で助演男優賞を受賞。磯村は新垣に花束を贈呈するプレゼンターを買って出たとのことで、
新垣結衣「私は昔からネガティブ。話を聞いてくれる人がいることで、とても救われる」とある性的指向を抱えた人々の孤独と生きづらさを正面から描いた映画『正欲』が公開中です。登場人物のひとりを演じる新垣結衣さんは、パブリックイメージとは正反対の暗く不機嫌な表情で迫真の演技に臨んでいます。 CREDIT :文/相川由美 写真/内田裕介(タイズブリック) スタイリング/小松嘉章(nomadica) ヘアメイク/藤尾明日香 編集/森本 泉(LEON.JP) PEOPLE NOWPEOPLE 『桐島、部活やめるってよ』や『何者』などで知られる朝井リョウ氏のベストセラー小説を映画化した『正欲』が11月10日(金)より公開されました。他人に知られたくない指向を抱えた人々の孤独と生きづらさを正面から描き、公開前から大きな話題となっているこの作品。特に登場人物のひとり、桐生夏月を演じる新垣結衣さんは、これまでのイ
★★★★ 2023年11月16日(木) TOHOシネマズ梅田8 【最初からネタバレです】 人とは違った性的嗜好があり、それによって孤独に陥る。ということを描くのだとしても余りに突飛な設定で現実的な生々しさが回避されている。だって、ガッキーが縄で縛られローソク垂らされて欲情するとか、幼稚園児の男の子にしか性的興奮を覚えないとか、やっぱムリやし、水フェチですか。サラサラと綺麗で絵になるもん。 と、最初から茶化す様なこと書きましたが、この映画は、その無理筋な設定を極めて真摯に誠心誠意の本気で描いている。 世界の中で自分だけ違うんだってことで、それでも何とか周りと折り合って生きてきたし、これからもずっとそういう人生を送らなきゃいけない。という覚悟はどうしても自閉的な性格を形成する。そんな中で、幸運にもまさかの千載一遇というか、同じ嗜好を持つ異性が現れた。この2人が恐る恐る互いを確認し合い寄り添って
カルト集団のプログラムとして、孤島で共同生活をする2人の男と1人の女。山本直樹の伝説的怪作を映画化した『ビリーバーズ』が公開される。ヒロインの「副議長」を演じたのは北村優衣。俗世の汚れを払い落とすという修行生活の中で、本能を抑えきれなくなるシーンも多い役に、女優として強い意欲を持って挑んだという。 信じるものをバカにされた怒りをバンと出して――『ビリーバーズ』の副議長役は「熾烈なオーディションを勝ち抜き選ばれた」と資料にありますが、だいぶ気合いを入れて受けたんですか? 北村 オーディションを受けるに当たって、「挑戦しないといけないシーンがあるから、原作を読んでおいてほしい」と言われたんですね。読んだら「こんな面白い作品、女優としてやらないわけにはいかない!」と思ったんです。二つ返事で受けさせてもらい、これまでにないくらい準備をして臨みました。原作のシーンを演じるうえで、どういうことを詰めて
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