6月16日、オズボーン英財務相は、政府は世界経済における全てのリスクを引き続き警戒していくとの意向を示した。5月の消費者物価指数(CPI)がプラスに転じたことを受けて声明を出した。写真は、オズボーン英財務相、1月撮影(2015年 ロイター/Andy Rain) [ロンドン 16日 ロイター] - オズボーン英財務相は16日、政府は世界経済における全てのリスクを引き続き警戒していくとの意向を示した。5月の消費者物価指数(CPI)がプラスに転じたことを受けて声明を出した。 同相はCPIのプラス転換は良いニュースであり、景気回復の勢いがますます増していることを示していると指摘。「もちろん、雇用は改善の途上にある。特に世界の経済環境が非常に不透明となるなか、われわれは全てのリスクを引き続き警戒していく」とした。