美学の話ばっかりしていたら肝心の美術館報告が貯まっていたので一個ずつ消化していくことにする。まず5/19にこめとDiLと東博のレオナルド・ダ・ヴィンチの《受胎告知》をようやく見に行ってきた。その翌日に別の場所に、こめとネ右と行ってそっちはそっちで楽しかったのではあるが、その報告はこめがやってくれるだろうので自分は書かない。 予想しえたことでありまた仕方の無いことではあるが、今回の展示は本当に《受胎告知》しか来ていなかった。天文学的な保険料がかかっているのだろう。展示は思った以上に至近距離で見れるようになっていて嬉しかったし、行った時間帯が良かったのか(休日だが閉館1時間前)混雑も思っていたよりは酷くなかった。 ただ、解説はもう少しなんとかなったのではないかと思う。レオナルドの天才さ、特に科学者としての彼にばかりスポットが当たっていて、《受胎告知》自体を読み解くための説明はほとんど無かったよ