#装幀 #製本 #歴史0:00 本にまつわる展示の紹介0:51 並製本(ソフトカバー)の解説6:26 上製本(ハードカバー)の解説11:58 印刷の仕様13:04 完成に至るまでの裏話 以前よりシコシコ進めておりました拙著「LE PETIT PARISIEN」が完成するまでの過程の一部を、動画に収め...
田中貴子 私が大学院に入ったころのことだから、もう十五年以上前の話である。 私の研究テーマは、十四世紀に天台僧によって書かれた『渓嵐拾葉集[けいらんしゅうようしゅう]』という書物だった。この本は当時(今でもそうだが)ほとんど文学研究者に知られていない資料で、仏教学や歴史学の方からは「あんな荒唐無稽なもの」といった、いささか冷たい視線で見られていたのである。余裕がないので本の内容には触れないが、この本にはいつくかの伝本が知られており、その基礎的研究を行うためには、まず諸伝本を博捜し、本文校訂をする必要があった。そこで、マスター一年生の私は、「よその本を見せていただく作法」なるものを先輩から伝授してもらい、『渓嵐拾葉集』のまとまった伝本を蔵する、滋賀県は坂本の叡山文庫へ向かったのである。 こういうところに赴くのは初めてだということで、大学時代の恩師で文
2015-04-21 ラノベファン含めすべての文芸ファン必携のオシャレアイテム おすすめ フォトライフの容量があまりまくってしまうので、とりあえず写真撮ってのっけようという感じです。 ぼくの気に入ってる本を紹介します。こういう本を持っている女性とお付き合いしたいです。よろしくお願いします。 1. La Bibliothèque de la Pléiade 紹介するまでもないけど、文学部ならだれでも知ってるプレイヤード版ってやつです。プレイヤード叢書 - Wikipediaはてなブックマーク - プレイヤード叢書 - Wikipedia ぼくは1冊だけ持ってます。宝物です。1冊だけ買うのにあえてゾラを選んでるのがなんというかほんとにもうにわかって感じですが。これかな? ↓Amazon.fr - Les Rougon-Macquart, tome 3 - Emile Zola - Livre
Autumn by Robert Mudie / Special Collections & University Archives at the University of Iowa A few days ago Colleen Theisen who helps with outreach and instruction at the Special Collections & University Archives at the University of Iowa shared an amazing gif she made that demonstrates something called fore-edge painting on the edge of a 1837 book called Autumn by Robert Mudie. Fore-edge painting
書物装飾の原点を掘り起こす!ミナコのミラクルドリュールワールド。 ドリュールにまつわる素朴な疑問の数々にフラグム中村が大幅に寄り道しながら迫る! 第3回 「本の各部名称について」 今回は、まずルリユールを語るうえで、本を構成しているとても重要で基本的な部位の名称についてお話したいと思います。 私たちの住む家にも、玄関・居間・ベランダなどパートごとに名前があるように、テクストを包んでいる本にも各箇所に呼び名があります。 私は製本の知識を何も持たないまま、ただ「ルリユール」という言葉だけを頼りにフランスに渡りましたので、帰国してから技術面等々のことを日本語で確認していくという状態でした。 そこで発見したのが、面白いことに、日本語でもフランス語でも、人間の身体のようなネーミングをされている箇所がいくつかあるということでした。 画像出典:bibliothèque Pierre-Lucien Mar
U.C.A.D(パリ工芸製本専門学校)、ヴェジネ市立製本学校で製本、書物修復を学ぶ。 2002年よりアトリエ・アルドを開き注文制作、ワークショップ、製本教室を始める。 web ◇ atelier ALDE 個展「書物のつくり- Texte, Corps d'ouvrage, Structure」GALLERY北野坂 2007年 限定本「中原中也詩集」 atelier ALDE刊行 刊行記念展示「中原中也を綴じる-テクストと繋がるルリユール」アトリエ箱庭 イタリア国際ルリユール展 "L’Infinito"「100人の匠」に入選 イタリア国際ルリユール 展 "Il Cantico delle Creature"「100人の匠」に入選 2006年 Double Bush Binding 豪・日・仏巡回展 「栃折久美子ルリユール工房」エコルプログラムにて製本工芸を学ぶ。 2003年よりアトリエコリ
丸善株式会社と株式会社雄松堂書店は2016年2月1日の経営統合に伴い、下記のアドレスにホームページを移行する運びとなりました。 尚、このページは10秒後に新しいホームページに自動的に移動します。 お客様にはご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い申し上げます。 ※自動的にページが切り替わらない場合、下記の新URLをクリックして頂き、新しいページをご覧頂けますようお願い申し上げます。 また、ブックマークをされている方は大変お手数をおかけしますが、再度、新しいホームページにてブックマークをしてただきますようよろしくお願いいたします。 (旧雄松堂サイトの移転先) https://kw.maruzen.co.jp/ (ライブラリアン向け情報サイト Library Navigator) https://kw.maruzen.co.jp/ln/ (新コーポレートサイト) https://yushodo.ma
新刊・在庫情報誌<Livres de France>N473号(2024年4-5月)をお届けします。新刊472点を収録しました。 S174号には、全集・書簡集をはじめ、重要文献のリプリント、事辞典、講義録、カタログ・レゾネなどのセット商品を587点を収録しております。個人でのお求めはもちろん、研究室や図書館への蔵書・資料の選定にぜひお役立てください。 <Livres de France>のバックナンバーはこちらからご覧ください。 今年設立40周年を迎えた Presses universitaires de Rennes (PUR) の2010年以降の出版物のリストをこちらに置きましたのでぜひご覧下さい。なお、記載の価格は出版時のものです。ご希望タイトルの現在の価格はお問い合わせ下さい。また、一部タイトルは現在品切れの可能性がありますが、その場合は古書を探してご紹介しますので、ご希望のものが
→紀伊國屋書店で購入 ホメロスの叙事詩が筆記されはじめた頃からローマの公共図書館が荒廃に帰すまでの千年間の書物の歴史を描いた本である。著者のホルスト・ブランクは考古学と文献学を学んだ後、ローマにあるドイツ考古学研究所附属図書館に司書として勤務している人だそうである。 ギリシア文字とローマ字の起源から書き起こし、古代人の読み書き能力、古代の書写材料と項目がならぶのを見て総花的な本かなと思ったが、読んでみると総花的というより体系的・網羅的な本だった。ドイツ人の几帳面さがいい意味で発揮されていて、現在わかっている限りの知識はすべてここに集められているのではないかという気がしてくる。 文字の歴史についてはそれなりに月謝を払ってきたつもりだったが、ギリシア数字に先んじてアッティカ方式と呼ばれる数字記法があったとは知らなかった。文字は奥が深い。 古代の書写材料については無機書写材料と有機書写材料に大き
コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだ本の感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 ここしばらく平穏な日々が続いていた。 このまま永遠に続けばいいなと思いつつも、それば叶わぬ思いであることも理解していた。 平穏な日々が長く続けば続くほど、反動は大きい。 平穏という、まるで春の日差しを受けた縁側の、ぬくぬくとした暖かさと心地よさの中で、これは夢なのだ、そろそろ夢から目覚めるだろうし、目覚める覚悟をしなければいけないという気持ちもあったおかげで、ひとまずはその反動を受け止めることができた。 よいときもあればわるいときもある。 最近よく、「八本脚の蝶」と二階堂奥歯さんのことを思い出す。以前にも書いたけれども二階堂奥歯さんとは
最近、子供と私が特に楽しんでいる本をご紹介。 ちいさいモモちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ—モモちゃんとアカネちゃんのほん)posted with amazlet at 11.02.10松谷 みよ子 講談社 売り上げランキング: 11572 Amazon.co.jp で詳細を見る 言わずと知れた、「モモちゃんとアカネちゃんのほん」シリーズの第一作。 もう内容は忘れてしまったという大人の方でも、「あめこんこん ふってるもん うそっこだけど ふってるもん」や、「おねえちゃんだもん おおきいんだもん おちゅうしゃだって なかないし おくすりだって のめるのよ」といった可愛らしい歌を、ご自分のメロディーでおぼえている方は多いのではないでしょうか。 親になってから読んで、どきりとしたのは「モモちゃん、おこる」。 お仕事で帰りが遅くなってし
まことに、恐れ入ります! さっそくですが、アラマタ先生といえば 「延々と本を読み続ける博覧強記」 というイメージで 一般に知れ渡っておりますが‥‥。
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