「見えない」NFCアンテナをディスプレイ上に全面配置、商品選択と決済が同時に シャープがタッチパネル技術を応用
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日経アーキテクチュアが4月23日に発刊した書籍「プレモダン建築巡礼」から、いくつかの記事をより抜いてご覧いただきます。今回は大正3年に竣工した東京駅丸の内駅舎。息子を相撲取りにさせようとしたほど相撲が大好きだったという建築家、辰野金吾が設計しました。その姿は、力士の土俵入りに似ているとも……。 ガイドに案内されながら観光客のグループがカメラを建物に向ける。ドームの中に入ると、足早に改札を抜けようとするビジネスパーソンに交じって、飽かずに天井の装飾を眺めている。2012年に改修を終えた東京駅の丸の内駅舎では、そんな光景が日常的に見られるようになった。 乗車人数も増えた。改修前はJR東日本エリアの駅でランキング5位だったが、改修翌年には、新宿、池袋に次ぐ3位にまで上昇した。 改修の見せ場は、何といっても戦災で失われたドーム屋根の復元だ。実は工事が行われる前までは、屋根はそのままでもいいのでは、
絵本作家で児童文化研究家のかこさとし(加古里子)さんが、92歳で亡くなった。 生涯現役で、絵本を通してメッセージを送り続けた。「子どもであっても、自分の考えを持ち、行動できるようお手伝いするのが私の使命」と穏やかな口調でよく語っていた。 原点は、19歳で迎えた敗戦にある。 少年時代、飛行機乗りの軍人にあこがれ、航空士官を志した。近視が進み断念したが、ともに軍人を目指した級友たちは皆、特攻機で死んでいった。自分は「死に残り」だという思いが消えなかった。 東京大工学部を卒業後、昭和電工に入社。勤めの傍ら、焼け野原にバラックが並ぶ川崎市で、生活に苦しむ人々の医療や教育を支えるセツルメント運動に加わった。子ども会活動に力を注いだのは、軍国少年だった自分のような判断の過ちを犯さぬように、という悔恨が根底にあったからだ。 川崎の子どもたちに自作の紙芝居をよく見せた。つまらないと、すーっと消えてザリガニ
容子さん(左)と英司さん(右)が何度も訪れた恩賜箱根公園で、愛犬「小春」と=2015年12月、英司さん提供 老後を過ごそうと購入した自宅 すでに末期だったがん 「頑張って、生きたいよ」 「1月中旬、妻容子が他界しました」。昨年11月に入院した妻が、そのまま帰らぬ人となったこと、病室の枕元のノートに「七日間」という詩を残したことをつづる、71歳男性の文章は、そんな言葉から始まりました。3月9日、「妻が願った最期の『七日間』」の題で新聞の投稿欄に掲載されると、またたく間にSNS上で広がり、18万7千件以上の「いいね」でシェアされました。詩にこめられた夫婦の物語が知りたくて、この男性を訪ねました。(朝日新聞オピニオン編集部「声」編集記者・吉田晋) 「七日間」 神様お願い この病室から抜け出して 七日間の元気な時間をください 一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい あなたが好きな餃子や肉味
スマートウオッチ(コネクテッドウオッチ)とその関連サービスを生み出した実績を持つ野々上 仁氏(ヴェルト 代表取締役 CEO)と、研究開発戦略などのコンサルティングを手掛け製造業の未来に関する著作も多い川口盛之助氏(盛之助 代表取締役社長)による対談の後編。前編では、ウエアラブルの行き着く先が「脳直結である」という話題で盛り上がった。 後編のテーマは、IoTの世界における日本の立ち位置だ。情報プラットフォームを独占しつつある米国、巧みなブランディングで生き残りを図る欧州、そして猛烈な追い上げを見せるアジアに対して、日本の戦い方を両氏が語った(進行・構成は高野 敦=日経 xTECH/日経エレクトロニクス) 慶應義塾大学工学部卒、イリノイ大学修士課程修了。技術とイノベーションの育成に関するエキスパート。技術開発戦略を文化的背景と体系的に紐付けたユニークな方法論を展開する。戦略コンサルティングファ
MLBの技術会社が生んだボール・選手追跡技術 投手としてストレートの平均球速は155.2km/時(ボールが1回転する間に縫い目が4回通過する4シームの場合)(4月18日時点)、4月3日の試合の第4打席で放った中前安打の打球速度は181.69km/時で同日時点で今季球団最速――。大谷選手の凄さをダイレクトに伝えるのが、大リーグ機構(MLB)が2015年に全30球団のスタジアムに導入し、運用する「STATCAST(スタットキャスト)」。ボールや選手の動きを追跡してデータ化するトラッキングシステムである。 STATCASTが取得できるデータの一例。投球の速度やリリースポイント、回転数、変化量などを計測。それらのデータを組み合わせることで、バッターがそのボールをどれだけのスピードに感じているのかという「体感速度」も割り出すことができる。「スポーツアナリティクスジャパン2017」での、元MLBAM
「Easy Ride」の実証実験に使われる自動運転車両。日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」をベースにしている(写真:日産自動車) 餅は餅屋だな――。そう思わされたのが、2月23日に日産自動車とディー・エヌ・エー(DeNA)が共同で開催した記者会見だ。日産とDeNAは3月5日から18日にかけて、横浜・みなとみらい地区で「Easy Ride」と呼ぶ無人運転可能な車両を使ったライドシェアサービスの実証実験を実施する。このサービス内容を発表するのが今回の記者会見の目的だった。 今回の実証実験には、日産の公式サイトで募集した一般消費者のモニター約300組が参加する。一般公道で、しかも一般消費者が参加する無人車両を使った実証実験は、これまで国内では例がない。この実証実験では、自動運転技術を搭載した実験車両にモニターを乗せ、日産のグローバル本社から横浜ワールドポーターズまでの合計約4.5Kmのコー
調査データや統計データを掲載するコラムを長く担当しているとIT業界が数字で見えてくる。ITサービス市場は2020年以降に「崖」が待っているとか、プライベートクラウドがパブリッククラウドを上回って成長するとか、仮想通貨の不正採掘を働くマルウエアが2017年下半期から急増しているとか、記者/編集者にとって「次」の企画を考えるには欠かせない材料だ。 市場の規模と成長率共に「すごい」と感じた調査がIoT(インターネット・オブ・シングズ)に関するものだ。数々あるが、直近でいえばIDC Japanが2018年3月14日に公表している。曰く、国内IoT市場におけるユーザー支出額、つまり市場規模は2017年実績が6兆2286億円。5年後の2022年まで年平均14.9%のペースで拡大し、2022年の市場規模は2017年比2倍の12兆4634億円に達するという。
「かわてらす」の設置イメージ。飲食以外の用途を付加する場合は、都と事業者との間で別途協議を行う(資料:東京都) 東京都は3月7日、隅田川の水辺利活用を促進するための事業「かわてらす」の実施要項を策定・発表した。今後、飲食店などを展開する事業者を随時受け付ける。 「かわてらす」とは、夏の京都などでよく見られる「川床」(河川に突き出して設けた飲食などのための高床式の工作物)の東京版。都が対象エリアと定めた河川敷地と隣接した建物の所有者もしくは賃借権者が設置を申請できる。設置に関わる費用は全額事業者が負担する。占用許可期間は、河川敷地占用許可準則(以下、準則)に定められた期間以内で、河川管理者と調整でのうえ決定する。 対象エリアは、浅草 (桜橋付近~厩橋付近)、両国 (蔵前橋付近~首都高速両国JCT 付近)、越中島(永代橋付近~佃大橋又は相生橋付近)、築地 (佃大橋付近~築地大橋付近)、深川 (
東側から見下ろした渋谷駅。写真左手前の東京メトロ銀座線と、ほぼ直交するJR埼京線および湘南新宿ラインの線路をそれぞれ切り替える。右上隅の宮益架道橋を渡っている手前の列車が湘南新宿ラインだ。2018年2月に撮影(撮影:日経コンストラクション)
東京駅丸の内側から見た「東京駅前常盤橋プロジェクト」の2027年竣工後のイメージパース。中央に2棟並ぶ右手がA棟(高さ約212m、21年竣工)、左手が日本一の高さとなるB棟(高さ約390m、27年竣工)。A棟も竣工時には東京駅周辺の超高層ビルでは最も高い建物となる(出所:三菱地所) 2027年には東京駅丸の内側から北東の空を見上げる観光客が増えるかもしれない。映画「シン・ゴジラ」で、怪獣退治に一役買った東京駅日本橋口前の超高層ビルの建設が本格的に始動した。事業者である三菱地所は2月20日、「東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区再開発事業)」A棟(高さ約212m、21年4月竣工)の起工式を実施した。 三菱地所は工事現場の南北を覆う仮囲いに、140mにわたって歴代ゴジラのポスターを展示するギャラリーを設置。同地区の再開発計画が27年までと長期におよぶことに対する配慮の1つだ。会見
アマゾンがシアトルで運営している「オフライン」店舗 Amazon Goが、2018年1月下旬からついに一般顧客でも利用できるようになりました。 長いβ期間(この期間中はアマゾン社員のみ利用可能だった)を経て、多くの人の関心を呼んでいたこともあり、早くも体験記事などが沢山でています。これらを読むと一通りのことはわかった気になるのですが、やはりこの手の新しい概念のものは実際に試してみないと得られないことも多いので、この週末にさくっと行ってみてきました。以下、自分が体験したこと(事実)と、そこから考えられるアマゾンの思惑(これは私の仮説)について書いてみます。 Amazon GoへGo! シアトルのダウンタウンはここ数年ですっかり「アマゾンタウン」の色が濃くなりました。自分がAWSに在籍していた時はまだ建設中だったAmazon Spheresも完成し、今までになくHQ的なアイコン感があります。
ザイトガイストは、椅子の脚のような形をした木製の薄型テレビ用スタンド「FSW(フロアースタンドウッド)」を2017年12月に発売した。 60インチ以下の薄型テレビを取り付けることができる。壁に寄せてテレビを置くことができ、ケーブル類が届く範囲で、椅子を動かすようにテレビを移動させたり、向きを変えたりすることが可能。 電源ケーブルやアンテナケーブルはスタンドの脚部のスリットに配線できる。ケーブル類が外から見えず、すっきりと収まる。素材はプライウッド。 サイズは幅670×高さ950×奥行き500mm。 価格(税別)は、4万8000円。 問い合わせ先:ザイトガイスト 電話:03-6427-9039 URL:http://zeitgeist.jp/
小田急電鉄は、小田急小田原線の下北沢地区(東北沢~世田谷代田)で複々線化事業を進めている。先行して共用した複線のシールドトンネルの上に、さらに開削工法でトンネルを造って複々線にする。2018年(平成30年)3月に線路を切り替えることが決まった。 17年12月21日、報道機関に向けて「小田急電鉄 複々線開通前最後の工事現場説明会」が行われた。 小田急電鉄は、複々線化事業を東京都の連続立体交差事業と一体的に進めている。複々線化事業は線路を複線(2本)から複々線(4本)にするもので、小田急電鉄が事業主体。目的は混雑の緩和や所要時間の短縮、列車の増発など輸送サービスの抜本的な改善だ。 小田急の複々線化事業は、東北沢~和泉多摩川の延長約10.4kmで実施し、東北沢~世田谷代田の延長約1.6kmを残して完成している。この下北沢地区が最後の区間となる。
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