こんにちは。ブロックチェーンやマイニングについて研究している榎本 (@mosa_siru)です。 2018年5月15日に、Monacoinのチェーンが攻撃されたようです。 今回は、事件そのものというより、それを通じてPoWやその攻撃手法、マイニングについて改めて深堀りしようかと思います。 ブロックの承認数 確率的finalityとトレードオフ Block withholding attack Selfish miningの研究について マイニングの中央性とハッシュアルゴリズム 対策 終わりに 宣伝 手前味噌ですが、マイニングについての基本的な理解はこちらを御覧ください。 tech.gunosy.io ブロックの承認数 まずご理解いただきたいのは、今回は最長チェーンが変わっただけで、「バグを突かれた」「ブロックチェーンのデータが改竄された」という話はありません。また、「6ブロック承認で送金が
こんにちは。 新規事業開発室の @mosa_siru です。 ブロックチェーンAdvent Calendar 14日目の記事です。 社内では新テクノロジーに対しての研究を一部で進めており、スマートスピーカーやVR/ARなどに加え、ブロックチェーンを現在調査しています。この研究・調査の一貫でマイニングについて調べてみました。 この記事では、マイニングの基礎知識と概観について、かなり平易に説明します。基本から順に説明していくので、知ってる人はどんどん飛ばして読んでってください。 また、弊社が進めているブロックチェーン技術に関する研究内容は下記のブログで紹介しています。 blockchain.gunosy.io マイニングって? マイニング報酬 送金手数料 difficultyの調整 ハッシュレートと価格の関係 価格 => ハッシュレート ハッシュレート => 価格 ハッシュアルゴリズムとマシン
はじめに こんにちは、新規事業開発室のOsuke(@zoom_zoomzo)です。 Twitterなどでご存知の方も多いと思いますが、今月6月からGunosyに所属しブロックチェーン事業を行っていくことになりました。 簡単に自己紹介をすると、これまでは個人でブロックチェーン分野、主にイーサリアムに関するリサーチを行い、ZooMというブログなどで情報発信を中心に行ってきました。 これまで個人で活動していたので慣れないことも多いですが、引き続き情報発信もしっかり行っていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします! そこで、今回は入社報告も兼ねて、イーサリアムのスマートコントラクトにおける擬似乱数生成についての解説記事を書いていきたいと思います。 はじめに スマートコントラクトで安全な擬似乱数生成が困難な理由 安全ではない擬似乱数生成 ブロックチェーンに記録された値の利用 ブロックハッシ
要約 ブロックチェーンのサービスをやるスタートアップを作ろうとしているけど、法律とか規制的になかなか難しいよね、という話。 筆者について ブロックチェーンで何か面白いサービスができないかと考えているエンジニア。python、React、solidityあたりを書いている。 本題を取り上げる前に、ブロックチェーンをサービスにするというのがどういうことか、整理する。 暗号通貨あってのブロックチェーンである 「仮想通貨はバブルだが、ブロックチェーン技術は本物」という主張があるが、それには反対である。というのは、ブロックチェーンはルールに基づいて、誰でもブロックチェーンを使ったり、貢献したりできる。ビットコインの場合は使う(送金する)ときは手数料がかかり、トランザクションの検証や新しいブロックの採掘に協力したマイナーは報酬としてBTCを手にできる。 分散型のネットワークが巧みなインセンティブ設計に
言いたいことを一行で BlockChainはいろいろと面倒な制約がありますので,KISSの原則を忘れないようにしましょう.権力分立の原理をどうやっても守りたいという政治的な主張がない限り,BlockChainを応用するのはナンセンスです. はじめに BitCoinの中核をなすBlockChainと呼ばれる技術が今ホットですね,いろんなところで耳にします.BlockChainとはようは皆で合意(AさんがBさんにXを渡したという取引記録)を形成していく分散型合意形成アルゴリズムです.ボランティアで参加したコンピュータ全員で協力して改ざんが困難な取引記録を作っていこうというアルゴリズムです. BlockChainアルゴリズムを銀の弾丸,あるいは魔法の杖か何かだと勘違いしている人がたくさんいて,音楽や電子書籍のデジタルライツ,はたまたマイナンバー制度の管理に使えると主張している方々をちらほら見かけ
今回はブロックチェーンを利用してダイヤモンドの取引履歴や所有権を記録する「Everledger」(エバーレッジャー)を紹介します。 EverledgerとはEverledgerは2015年4月に設立されたロンドンに拠点をおく同名のスタートアップEverledgerが開発を進める電子台帳で、ダイヤモンドをはじめ、アートや高級車といった高価な資産の来歴を管理し、銀行、保険業者、市場のリスクを減らすことを目的としています。 Everledger | A Digital Global Ledger ダイヤモンドは国際市場で宝石として高値で取引される一方、紛争地域で産出されるダイヤモンドは武器購入の資金源となっていることが問題視され、これらはブラッドダイヤモンド(血塗られたダイヤモンド)、コンフリクトダイヤモンド(紛争ダイヤモンド)と呼ばれています。2006年公開のレオナルド・ディカプリオ主演の映画
どうも。よくブロックチェーン興味あるけどよくわからん、という声を某所から聞くので、僭越ながら自分が勉強するために使っている参考文献を紹介します。 今後自分が新しく読むたびに追加していく予定です。 色々と追加していって、だんだん初心者向けじゃなくなっている気がしますが、各通貨内の小見出しが、上から下に行くに従って内容が難しくなるように並べてあります。 Mastering Bitcoin (書籍) Mastering Bitcoin Mastering Bitcoin(翻訳版) https://bitcoinbook.info/translations-of-mastering-bitcoin 名著中の名著ですね。主にビットコインのブロックチェーンに関する一通りの説明が乗っています。業界では読んでいることが常識と呼ばれるくらいに一般的な書籍となっています。 全部目を通しておいて損はないと思われ
暗号通貨・ブロックチェーン界隈では派手なトライ&エラーが繰り返されている。先月の非中央集権型ファンドDAOへのアタックなど、さまざまな損失が出ており、一部で「難しい報道」も出てしまった。MITメディアラボ所長の伊藤譲一氏は、投じられている資金に対して、技術の未成熟さを指摘している。ただし、研究機関がブロックチェーンの安全性を確かめていくことで、仕組みとして好ましい非中央集権(ディセントラライズド)が実現すると伊藤氏は語っている。ブロックチェーンはインターネットがモバイルで世界中に行き渡った社会の新しい基盤になるのだろうか。7月初旬に開かれたTHE NEW CONTEXT CONFERENCE 2016 TOKYO(主催デジタルガレージ)のセッションをまとめた。 暗号通貨・ブロックチェーン界隈では派手なトライ&エラーが繰り返されている。6月の非中央集権型ファンドTheDAOへのアタックなど、
Azure を探索 Azure について 安全かつ将来を見据えた、オンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウド、エッジのクラウド ソリューションについて調べる グローバル インフラストラクチャ 他のどのプロバイダーよりも多くのリージョンを備える持続可能で信頼できるクラウド インフラストラクチャについての詳細情報 クラウドの経済性 Azure の財務上および技術的に重要なガイダンスを利用して、クラウドのビジネス ケースを作成する 顧客イネーブルメント 実績のあるツール、ガイダンス、リソースを使用して、クラウド移行の明確なパスを計画する お客様事例 成功を収めたあらゆる規模と業界の企業によるイノベーションの例を参照する
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