先日『Lotka-Volterra モデルのシミュレーション』で Haskell を用いて数値シミュレーションを行いましたが,せっかく Haskell でシミュレーションしたにもかかわらず結果のグラフを R で描画するという残念な感じでした。調べてみると Chart というグラフ描画のパッケージを見つけましたのでその紹介[A]。 なお,本記事は Haskell Advent Calendar 2011 の 9 つ目の記事にあたります。 Chart パッケージのインストール Ubuntu の場合, Chart パッケージは libghc-chart-dev パッケージを apt 経由でインストールしても良いのですが, GTK のモジュールがインストールされないためウィンドウにプロットすることができません。ウィンドウへのプロットが必要なら cabal を使い,そうでなければ apt が楽です。