電流が流れる時、一方向の電気抵抗がゼロになる「超電導ダイオード効果」を観測したと、京都大の研究グループが発表した。エネルギー損失の極めて小さい電子回路の開発が、期待される。論文は8月20日、英科学誌「ネイチャー」(電子版)に掲載された。 ダイオードは一方向にのみ電気を流す「整流作用」を持ち、多くの電子部品に半導体ダイオードとして使われている。しかし、半導体には電気抵抗があるため、電流を流すとエネルギーの無駄が生じる…
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