ノルウェー・シーエン刑務所の体育館に特設された法廷で、仮釈放審理に臨むアンネシュ・ベーリング・ブレイビク受刑者(2022年1月18日撮影)。(c)Ole Berg-Rusten / NTB / AFP 【2月2日 AFP】ノルウェーの裁判所は1日、2011年の爆破・銃乱射事件で77人を殺害した罪で収監されているアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)受刑者(42)の仮釈放申請を却下した。 同国南東部テレマルク(Telemark)県の裁判所は、ブレイビク受刑者には「(2011年)7月22日のテロ攻撃のような行為を繰り返す明確な危険性がある」として、仮釈放を認めなかった。同受刑者は事件について反省する姿勢を一切示しておらず、申請が却下されることは予想されていた。 事件は、第2次世界大戦(World War II)後ではノルウェーにおける最悪の大量殺人事