軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 国防総省で極超音速ドローン構想は長く注目の的だったが、前例のない高温のまま極超音速を持続させることが障壁だった、だが極超音速飛行が持続できるドローン「ハーミーズ・クォーターホース」Hermes Quarterhorseの可能性が報じられるなど、技術突破口が近づいているのかもしれない。クォーターホース開発陣は、同機がマッハ5以上の速度を維持できると主張している。さらに、極超音速ドローンだけでなく、有人飛行でも画期的な極超音速を
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2022年後半に予定しているX-59 QueSST(Quiet SuperSonic Technology:低ソニックブーム/静粛超音速機)の初飛行に向け、F-15イーグル2機「N884NA(機体記号)」と「N897NA」をチェイスプレーンとして使用します。チェイスプレーンは、試験飛行するX-59 QueSSTを近くから観察し、地上と密に連携を図り、安全なフライトを実現します。F-15は、この飛行に合わせ、高高度で長時間の飛行に対応するため、改修を実施しています。 X-59 QueSSTとチェイスプレーンのF-15は、通常の旅客機が飛ぶ3万フィート以上、特に音速飛行では約4万から6万フィートの高高度を飛行します。X-59 QueSSTは、高度に応じて気圧を調整する旅客機と同様の機内を与圧するシステムが採用されています。一方、F-15は、後付けの陽圧システムの
米国防高等研究計画局(DARPA)は27日、吸入空気式のスクラムジェットを使用した極超音速巡航ミサイル「HAWC」の試射に初めて成功したと発表した。 参考:DARPA’S Hypersonic Air-breathing Weapon Concept (HAWC) Achieves Successful Flight 極超音速巡航ミサイルを構成する主要技術のテストが初めて成功、米国にとってはロシアや中国に追いつくためのマイルストーン米国防高等研究計画局(DARPA)と空軍は共同で吸入空気式のスクラムジェットを使用した極超音速巡航ミサイルのコンセプトモデル「HAWC/Hypersonic Air-breathing Weapon Concept」の開発(主契約企業はロッキード・マーティンだがスクラムジェットの開発はノースロップ・グラマンが担当)を進めており、昨年末にHAWCの試射に挑戦したも
米空軍は開発を進めている極超音速兵器「AGM-183A」の試射に再び失敗したと発表して注目を集めている。 参考:Second Attempt To Test The Air Force’s First Hypersonic Weapon Fails 再び失敗したAGM-183Aの試射、これで空軍の極超音速兵器の試射は3回連続失敗米空軍はマッハ5.0以上の極超音速で目標に向かって滑空するブースト・グライド・ビークル(極超音速滑空体/HGV)を搭載した「AGM-183A Air Launched Rapid Response Weapon(空中発射高速応答兵器:ARRW)」の開発を進めているのだが、HGVを高高度まで打ち上げ極超音速域まで加速させるロケットブースター部分の性能確認テストが上手くいかず計画に遅れが生じている。 従来のプロセスでAGM-183Aを開発すれば初期作戦能力の獲得は202
航空宇宙関連企業のストラトローンチ・システムズは事業方針を転換し、宇宙飛行や長距離移動の概念を塗り替える極超音速機の開発に取り組んでいる。 同社は、母機となる航空機「スケールド・コンポジッツ モデル351 ストラトローンチ」を建造し、試験飛行に成功した。今後は、極超音速機を翼部分に吊り下げて上空に運び、空に放つ計画だ。 モデル351ストラトローンチの翼の左端から右端までの幅は385フィート(約117.35メートル)。これは世界最大の翼幅で、複数の極超音速機を一度に運ぶことができる。 極超音速機の最小モデル「タロン-A」は、音速の6倍の速さでの飛行が可能で、現在開発が進められている。 世界最大の航空機に、極超音速での旅を可能にするという新たなミッションが与えられた。 宇宙飛行を目指していた航空宇宙関連企業のストラトローンチ・システムズ(Stratolaunch Systems)は、同社の旗艦
英メディアは、第6世代戦闘機「テンペスト」は極超音速で4,000マイル(6,400km)以上飛行でき、拡張現実技術で機体を制御し、機体価格は1億ポンド(約140億円)になると報じた。 参考:RAF plans £100m fighter jet that can fly at more than 4,000mph and be controlled by virtual reality helmet 1機140億円?F-35Aよりも高価な第6世代戦闘機「テンペスト」英メディア「デイリー・メール」紙は20日、英国が主導して開発を進めている第6世代戦闘機「テンペスト」は4,000マイル(6,400km)以上の航続距離を持ち、ヘルメットに装着されたヘッド・マウント・ディスプレイに投影される拡張現実技術で機体を制御でき、この戦闘機は1億ポンド(約140億円)で調達できると報じている。 さらに「デイ
今回ご紹介するのは、大学ならではの夢に溢れたプロジェクトです。東北大学の機械系を目指す高校生の中には、飛行機が好きでパイロットになりたい、あるいは自分で新しい飛行機を開発してみたい、と思う人もいらっしゃることでしょう。そういった皆さんに、大学がいまどのような夢を描き、何を目指そうとしているのかをお伝えしたいと思います。 この超音速複葉翼機「MISORA」は、衝撃波による騒音を大幅に減少させ、しかも燃費を向上させる、まったく新しいコンセプトの飛行機なのです。 《瀬名秀明》 人にやさしい 環境にやさしいを ニッポンから。 まず東北大学流体科学研究所 融合流体情報学研究分野 大林・鄭研究室のホームページに掲げられたイラストをご覧いただきたい。ふしぎな姿の複葉翼機が空を飛んでいる。これが「MItigated SOnic-boom Research Airplane」、通称「MISORA(ミソラ)」
ソニックブームを相殺する超音速複葉翼理論 21世紀COE「流動ダイナミクス国際研究教育拠点」の楠瀬一洋COE招聘教授(流体科学研究所、在任期間2004.7~2005.9)と、大林研・佐宗研・中橋研(工学研究科)の研究グループが、流体科学研究所のスーパーコンピュータを利用して、超音速で飛行しても従来のような強い衝撃波を発生しない複葉翼(二枚翼)理論を研究しています。 この二枚翼コンセプトは、将来のサイレント超音速旅客機実現のための重要な糸口であり、衝撃波による空気抵抗(造波抵抗)が従来型に比べ最大85%カット出来き、その結果、衝撃波による騒音が大幅に減少し、かつ燃費も向上することが期待されています。 このニュースが河北新報に掲載(平17.9.23)されたところ、地元の高校生から質問が来ました。そのQ&Aをもとに、超音速複葉理論を紹介します。 ① 翼のどの部分がどう働いて衝撃波を軽減できるのか
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