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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Syouka (18)

  • ジョブズ伝、電子書籍が紙と同価格! 出版社は電子書籍を普及させる気がないの? - 月明飛錫

    雑記 | 02:04 | Steve Jobs作者: Walter Isaacson出版社/メーカー: Simon & Schuster発売日: 2011/10/24メディア: ハードカバークリック: 274回この商品を含むブログ (12件) を見るスティーブ・ジョブズが唯一認めた公式評伝となる「スティーブ・ジョブズ」(講談社発行、ウォルター・アイザクソン著)の発売を前に、日での販売価格は紙と電子書籍版がほぼ同額で、他の先進国と比較しても高いことを日経新聞が報じ、一部で話題になっている。 参考:「ジョブズ伝」電子書籍でも登場 紙とほぼ同じ価格で (以下、引用)新刊は上下それぞれ1995円(税込み)。2冊に分けて販売するのは「我々が把握している範囲では日のみ」(講談社)という。電子書籍版は「紙とほぼ同額にする」(渡瀬氏)と強気だ。新刊の上巻の発売日は24日、下巻は11月1日にずれ込むが、

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/10/25
    はっきり言ってこれが正解→「今回の講談社の価格決定を見ると、ひょっとすると出版大手は積極的に電子書籍マーケットを育てるつもりはなく、形ばかりの参加でお茶を濁すのではないかという悪い予感がしてしまう。」
  • 入社前に愛社精神を感じる学生 - 月明飛錫

    雑記 | 02:13 | 就職情報会社マイナビの調査によると、来春採用の内定を得た学生のうち、「愛社精神がある」*1と答えた学生が計89.0%で、2008年の調査開始以来、最高になった。http://www.mynavi.jp/news/2011/10/post_104.html 私は、これを見て目を疑った。まだ働いてもいないのに、愛社精神なんて持ちようがないと思ったからだ。私の頃は、そういう感じではなかったのだ。 念のため過去の調査結果を見てみると、これは何も今年だけの傾向ではなく、2008年の調査開始以来、「愛社精神がある」と答えた学生はずっと8割を超えていた。一方で、入社2〜5年目の社会人「愛社精神がある」と答えた人は今年で40.9%、昨年は45.0%だったので、連続して過半数を割り込んでいる。サンプル数は今年が学生463人、社会人335人とのことでやや少ないが、4回の調査で毎年同様

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/10/24
    日本の若者がデモに参加しないのは就職先から内々定を貰った時点で「組織人」としてのmindが出来上がっているからかのかもしれない。近年企業が内々定を出すのは大学3年の春くらいで団塊の世代よりはるかに早い。
  • わが国の「創造的サービス」輸出の割合は先進国中最低水準 - 月明飛錫

    雑記 | 02:18 | 22日に発表された「平成23年度 年次経済財政報告」(経済財政白書)では、震災によって日経済は復旧、復興という新たな課題を抱えることになったが、震災前から抱えていた課題(税・社会保障制度改革、貿易・投資や人材面での対外開放、起業や高度人材育成の環境整備)が解決されていないことを指摘した上で、ノウハウ、特許、ソフトウェア、商標権等の無形資産を生かして輸出で成長する無形資産大国への道を目指してはどうかと提言していた。 わが国の無形資産を生かした輸出が先進国の中では少ないことを、同白書ではいくつかの観点から指摘している。その中のひとつ、UNCTAD *1の提唱している「創造的サービス」という概念を用いた国際比較が興味深かった。「創造的サービス」は、広告・市場調査・世論調査、対個人向け文化・娯楽サービス、視聴覚・同関連サービスなど、知的な活動を投入して新たな価値を生み出

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/07/24
    ゲーム業界や音楽業界などの一部の例外を除いて「創造的サービス」に従事している人の頭の中身がガラパゴスになっているのが原因。特に日本文化を積極的に海外に広めようとする人の数は少ない。
  • ソーシャル化で日本のハイコンテクスト社会は変わるのか (1)ハイコンテクストな日本文化 - 月明飛錫

    雑記 | 02:46 | 日人のコミュニケーションは、暗黙知の共有を前提にしたハイコンテクスト型だといわれる。最近、ソーシャル化が進むと、このコミュニケーションのあり方は変わっていくのだろうか、ということについてを考えている。まず今日は、日文化がハイコンテクストであることについて書きたい。 文化人類学者のエドワード・T・ホールは、『文化を超えて』の中で、「文化のコンテクスト度」という概念を提示した。コミュニケーションは、明示的に示される情報(言葉)とコンテクスト(非言語要素)の2つの要素で成り立ち、その割合は文化・社会によって異なるというのがホールの指摘だ。 文化を超えて (研究社小英文叢書 (255))作者: Edward T.Hall,安西徹雄出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 2003/04メディア: ?クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る ロー・コンテクス

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/07/20
    ソーシャル化というよりも、移民の流入や単一の「日本人」という幻想が崩れることによって共通認識が消滅しローコンテクスト社会へ移行すると思われ。現在「家に帰ったらTVを見る」という前提も崩れつつある。
  • OECD「より良い暮らし指標」、日本は19位−自己評価の低さが響く - 月明飛錫

    雑記 | 01:28 | 経済協力開発機構(OECD)は今月24日に、加盟各国の生活の豊かさを示す「より良い暮らし指標」を発表した。1位に輝いたのはオーストラリア。日は、OECD加盟34か国中、19位という結果だった。 近年、GDPで示されるような金銭的・物質的豊かさだけでなく、精神的な豊かさや暮らしの質を大切にすべきだという考え方が広まっている。有名なのはブータンの「国民総幸福量」。日でも鳩山由紀夫前首相が昨年、国民の「幸福度」を調べる方針を打ち出したが、この指標も同じような考え方がベースになっている。 OECDのサイトによると、この指標は、暮らしの11の分野(住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、ガバナンス、医療、生活の満足度、安全、ワークライフバランス)について34カ国間の比較を可能にするものであり、グリア事務総長はこの指標について、次のように述べている。「この指標はOECDの創

  • 残ったのは「長寿神話」 - 月明飛錫

    雑記 | 03:36 | 先日、90年代の金融危機と今の原発事故についての比較のエントリーを書いたときに、90年代からの20年で、多くの「日の神話」が崩壊したことを改めて感じた。 代表は、銀行不倒神話。といっても、20代の方にはピンと来ないかもしれないけれど、昔は都市銀行が倒産するなどということは、ありえないことのたとえのように使われていた。例えば、80年代に絶大な人気を誇っていたアーティストの松任谷由実(ユーミン)さんは、ラジオ番組で、 「私のアルバムが売れなくなるって事は、都市銀行が潰れる時代になるってこと」 と豪語した。これは、都市銀行が潰れる時代に入ると自分のアルバムが売れなくなるということを予言したというより、そんなことはありえない、という自信のあらわれの発言だったはずだ。正確には都市銀行は倒産はせずに、吸収合併されていったのだが、実質的には倒産したも同然だった。 バブルの崩壊

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/04/20
    食生活やその他のライフスタイルの変化によって、長寿神話もそのうち崩壊するのだと予測される。
  • マスメディアと読者の相互作用 - 月明飛錫

    明治の新聞, 雑記 | 02:04 | 先週、福島第一原発の事故を扱った週刊誌『アエラ』3月28日号が、防護マスクの写真を表紙に掲載し「放射能がくる」とタイトルをつけたことに対して批判がおこり、アエラ側が謝罪した。この件で思い出したのが、今から約100年前、日露関係の緊張が高まるなかで、当時の人気新聞『万朝報』が世論におされて非戦派から開戦派に転向した事件だ。 1.『万朝報』とは黒岩涙香が創刊した『万朝報』は、低価格と、権力者を追及するスキャンダル・ジャーナリズムで反権力、庶民の味方のイメージを勝ち取り、低所得者層の人気を得ていた新聞。東京での新聞の販売部数1位だった時期もあった。一方で、若いころ政治青年であった黒岩は、理想主義的な(あるいは庶民的な)正義感の持ち主であったため、クリスチャンの社会改良思想に共鳴し、内村鑑三や幸徳秋水、堺利彦らが『万朝報』の論説を書いていた時期があった。なお

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/03/29
    黒岩涙香が創刊した『万朝報』が世論に推されて開戦派へ転向し、内村鑑三、幸徳秋水、堺利彦の3人の論客が去ったという話。
  • フィリピンがインドの仕事を奪うということ - 月明飛錫

    雑記 | 01:11 | フィリピンへの出張から帰ってきた知人に、フィリピンがインドからコールセンターの仕事を奪って、成長を謳歌していると聞いた。調べてみたところ、今年はフィリピンがコールセンター売上で首位に立つ見通しだとわかった。 1.フィリピンがコールセンターで首位に2000年以降、インドが欧米企業のコールセンターをはじめとするビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、BPO)の拠点となって成長してきたことは、ネットワーク化とグローバル化の象徴のようにいわれてきた。インドのBPO産業は、今年の売上高124億ドル(1兆円)、300万人を雇用する一大産業となっている。 そのコールセンター事業の拠点が、最近はインドからフィリピンにシフトしている。米系BPO企業大手エベレスト・グループの調査機関・エベレスト研究所によると、フィリピンのコールセンター売上高は、今年57億ドルに達し、インドの55

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    kinghuradance 2010/12/31
    雇用は賃金の高い国から安い国へ、民度の低い国からちょっとはましな国へと流れていく。
  • アメリカを取戻せ! ティーパーティーは成熟国家のノスタルジーでは? - 月明飛錫

    雑記, TV | 23:37 | 今日のクローズアップ現代では、「逆風のオバマ “変革”の行方」と題して、オバマ大統領の支持率が低下していることと、オバマ改革に反発する保守派の市民運動「ティーパーティー」の動きについて取り上げていた。 1.ティーパーティーティーパーティーについては、最近Newsweekが特集を組んでいて、この記事が非常にわかりやすいと思う(ただし、Newsweekはティーパーティーには批判的)。 ティーパーティーの正体-Newsweek日語版ティーパーティーの特徴は、そのアナーキーな性格だ。彼らはあらゆる権威に敵意を示し、いつもけんか腰の言動を取り、自分たちが非難する政策に対して建設的な代替案を示すことはない。ある意味で、60年代のニューレフト(新左翼)の右派版という見方もできる。ただしニューレフトが若者中心で未来志向だったのに対して、ティーパーティーは年齢層が高くて考

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    kinghuradance 2010/10/29
    生活の厳しい没落した白人中間層が、Tea Partyを支持する。彼らは「失われたかつてのアメリカ」を取り戻そうとしている。しかしTea Partyを代表する政治家は無知を恥じない女性達である。
  • 自己顕示としての消費から、生産消費能力を高める消費へ - 月明飛錫

    雑記 | 00:45 | 先日、『第三の波』を再読していろいろと発見があったので、同じ著者アルビン・トフラーが、2006年に出版した『富の未来』を読んでみた。 『富の未来』には、社会が工業社会から知識社会へ移行するとともに、「富の体制」が大きく変わっていくことが書かれている。なお、トフラーのいう「富」とは、金銭だけではない。金銭で買ったわけではないが、人々のニーズを満たすものも全て含めて「富」と呼んでいる。 富の未来(上)ジャンル: ・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会科学 > 社会科学全般ショップ: 楽天ブックス価格: 1,995円楽天で詳細を見る こので興味深かったのは、「生産消費者(プロシューマー)」の増加が、新しい知識社会のなかで大きな役割を果たすとしている点だ。 1.生産消費者生産消費者とは、自ら消費するためにモノやサービスを生産する人のこと。工業化社会のモ

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    kinghuradance 2010/09/11
    「全ての人が家でトイレトレーニングを受けていなければ、雇う企業のコストは膨大になるだろうという(そんなバカなと思うけど、確かに社会が成り立たなくなる)。」という部分がこの本に書いてある事が確認できた。
  • クローズアップ現代「ツイッター」〜分離から融合へ - 月明飛錫

    雑記, TV | 00:05 | 今日のNHKクローズアップ現代は、「ツイッター “つぶやき”は社会を変えるか?」だった。正直言って、クローズアップ現代らしくない、ツイッター紹介の域を出ていない番組だったけれど、改めてツイッターについて考えるきっかけにはなった。 1.20世紀は分離の時代番組の後半では、「ツイッターは共感ツール」ということが、繰り返し語られていた。ここで私の興味をひいたのは、今なぜこんなにも人々は共感を求めているのか、ということだ。 考えてみると、資主義(あるいは工業化)社会の進展した19・20世紀におこったことは、人々の分離だったのではないかと思う。 生産者と消費者が分離働く人は、公私を分離働く人が、それ以外の主婦や学生から分離イベントを仕掛ける側と受ける大衆が分離情報を発信する人(マスメディア)と受信する人(大衆)も分離 しかし、今日のクローズアップ現代で紹介されてい

    kinghuradance
    kinghuradance 2010/09/03
    Twitterは各クラスターで分離しタコ壺化した社会を再び融合させる役割を持っているらしい。(クローズアップ現代を見てないが)。
  • そろそろ「世論調査」ではなく、「全有権者調査」を検討してはどうだろう - 月明飛錫

    雑記 | 22:36 | 先日読んだ、「現代ビジネス」掲載の佐々木俊尚さんと東浩紀さんの対談「東浩紀 vol.2「プライバシーって当に必要ですか?」」(佐々木俊尚「ブレイクスルーな人たち」)が大変興味深かった。 この対談の前半では、ネット上の言論をどう政治につなげていくのか、また大衆の無意識をどう可視化するのかが議論されていたのだけれど、私はこれを読んで、「世論調査」ではなく、携帯やネットを活用した「全有権者調査」を検討してはどうだろうと考えた。 1.「全有権者調査」には、以下のようなメリットがある。1)大衆の声が可視化される最近、マスメディア VS ネット といった対立構図がよく話題になる。つきつめると、どちらが「世論」を代表しているのか、という話だと思う。 例えば、マスメディアの世論調査は、固定電話を持っていて、昼間家にいる人を対象としているので、母集団がそもそも偏っているという批判

    kinghuradance
    kinghuradance 2010/08/12
    実施できるのであれば実施したいが、それを嫌がる人々は多いと思われ。視聴率調査も。
  • まとめ:ネクタイの次に廃れそうな「非合理的な社会的慣習」 - 月明飛錫

    雑記 | 23:27 | 一昨日の記事には、たくさんのコメント欄やブックマークコメント欄、ツイッターでの発言をいただき、ありがとうございました。せっかくなので、まとめまてみました。 (1)そもそも人間は、非合理なもののために合理的に働いている、あるいは「合理的な慣習」は存在するのか? という指摘確かに人間社会は、北米インディアンの間で行われていた膨大な贈り物の応酬(ポトラッチ)からネクタイまで、たくさんの非合理的なものに満ちています。しかし、現代の日で巨大な石を贈りあって喜んでいる人がいないように、社会の変化とともに慣習は変わります。はじまってから普及するまでは、何かしらそれを支える合理的な理由があった慣習が、ある時点からは合理性がないと見なされて、何かのきっかけで廃れていくという点は、あると思います。 (2)非合理的なものを認めない思想には問題があるという指摘考えてみると、ネクタイに関

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    kinghuradance 2010/06/21
    ネクタイの次に廃れそうな社会的慣習、または20世紀の日本社会の産物。
  • 明治の新聞(20)〜記者クラブの特権化 - 月明飛錫

    明治の新聞 | 00:44 | 前回見たように、記者クラブは、今と違って、情報開示の義務といった考えのなかった明治時代に、情報を公開させるための記者側の働きと、勉強会として、自主的に形成されていった。しかし、記者クラブが普及しはじめると、情報を提供する側の政府も、これを積極的に活用するようになり、記者クラブは、特権化していった。今日はこの動きを見ていきたい。 1.記者クラブの取り込み 外務省担当記者の集まりである「霞倶楽部」では、日露戦争時には、政府高官が海外電報を取りまとめて発表したり、週に2回、書記官がクラブ員の質問に答えるようになった。時には、記者のための勉強会が開催され、政府側が解釈を伝えることもあった。 記者の自主的な組織が、当局の情報操作に利用されるようになっていった例である。 そして、第二次桂内閣のときには、政府は、これらの団体に対して、イス、机のある比較的広い部屋を無料で提

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    kinghuradance 2010/05/19
    記者クラブが特権化して政府に取り込まれるまでの話。
  • 明治の新聞(19)〜記者クラブの誕生 - 月明飛錫

    00:34 | 現代の日のマスメディアは、記者クラブからの情報提供に一方的に依存していることによる弊害や閉鎖性が指摘されているが、この傾向は明治時代にすでに指摘されていた。 そこで、今回と次回の2回にわけて、明治時代の記者クラブの発生と形成過程および問題点について見ていきたい。 1.「新聞記者去勢術」 まずはじめに、1910年(明治44年)の雑誌に掲載された、記者クラブへの批判記事を紹介しよう。 「・・・其省に隷属せる記者団に対し、一斉に同じ種を供給す。抜け駆けの功名は全く不可能となれるなり。故に該会若しくは該倶楽部に名前を載せ、紋日物日に顔出しさへして居れば、馬鹿でも阿呆でも腕利機敏な記者と同じ種を取り得るなり。現に其の受け持ちの記者が都合で社を欠勤の場合にても社にては更に不便を感ぜず、通信にて立派に夫れだけの記事を載せ得る事となれり。・・・(中略)・・・どの新聞見ても記事は同じとあり

    kinghuradance
    kinghuradance 2010/05/12
    記者クラブができるまでの経緯について。
  • 明治の新聞②〜ネットと明治の新聞と「公共圏」 - 月明飛錫

    雑記 | 00:25 | ポイント:明治の新聞と現代のインターネットは、非常によく似ており、そこには、ハーバマスのいう「公共圏」的な性格がみてとれる。 前回、明治時代の初期には、新聞記事のかなりの部分が、読者からの投書でなりたち、これらの投書家は新聞社との連帯感をもっていたと書いた。(こちらの記事を参照)今日はこの現象について、もう少し掘り下げて考えたい。 1.明治の新聞とインターネット 明治時代の新聞と、現代のインターネットは、非常によく似ている。まず第一に、両者とも、新たに登場したメディアであったこと。 第二に、投書家とブロガーの近似性をあげることもできる。投書家の投稿内容は、大きくわけると3パターンに分けられる。・政治的主張・文芸的な創作・個人的な不満や生活の知恵 これは、そのままブログの世界。投書家の社会的地位についてみると、知識階級から、女中、工場労働者までさまざま。幅広い階層が

  • 明治の新聞①〜投書家の時代 - 月明飛錫

    雑記 | 22:49 | ポイント:明治時代の初期には、新聞記事のかなりの部分が、読者からの投書でなりたち、これらの投書家は新聞社との連帯感をもっていた。しかし、新聞弾圧と、新聞が同人誌的な集まりから利益を追求する企業に変化していったことで、読者は「投書家」から「消費者」へ転換した。 一昨日の記事のコメント欄で、hiroeda氏に明治時代の新聞に関する参考文献を教えていただき、それを読んでいたら、興味深いことが書いてあった。明治時代の初期には、投書家が新聞において重要な役割をはたしていたというのである。そこで今日は、これについて簡単に書きたい。 現代の新聞にも投書欄はもちろんあるが、明治の新聞にとって、投書はそれ以上の意味があった。 1.明治初期 記者と投書家の新聞共同体 幕末から明治にかけて、つぎつぎと創刊された新聞では、はじめのころは読者通信がニュース記事となっていた。取材体制が整って

    kinghuradance
    kinghuradance 2010/03/30
    "明治の新聞記事のかなりの部分が、読者の投書で成り立っていた"これは、雑誌「ビックリハウス」や、80年代のTV・ラジオと同じ。その後、何らかの力により媒体のコンテンツを作る人と読者・視聴者は乖離していく。
  • NHKS「激震マスメディア」〜ネットの普及は、新聞黎明期の姿に戻ることかもしれない - 月明飛錫

    TV | 21:26 | 昨日のNHKスペシャルは、期待はずれだった。「マスメディアはどう変革していくべきなのか。変革するためには何が必要なのか」という議論はまったくされず、自分は正しいと主張するのみ。問題意識がすれ違っているので、議論が全くかみ合っていなかった。 まず最初に言いたいのは、ネットは玉石混合だというが、TVや新聞だって、玉石混合だということ。 私が子供だった頃、TVばっかり見ていてはいけない、といわれたけれど、いつのまに社会的に「若者を中心としたテレビ離れ・新聞離れが懸念され」るほどのものになったのだろう。懸念というからには、社会的使命が高いという認識が前提のはずだけれど、これが共有できない。懸念しているのは、業界関係者だけなのではないだろうか?だいたい、マスメディアは「社会の公器」という言葉は当なのか? 少なくともTVの場合は、報道なんてごくわずかで、むしろバラエティやド

    kinghuradance
    kinghuradance 2010/03/24
    新聞の黎明期は数千~数万人を対象としたミドルメディア。それが情報統制を目的とする国策によって一県に一紙に統合され、現在に至る。
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